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森羅万象 ~ 歩く印象派

佐渡、9千年間に26回の大津波 柏崎刈羽原発にも到達か

2012年10月17日 20時47分27秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2012年10月17日 19時28分

 新潟県・佐渡島に過去9千年間で少なくとも26回の大津波が押し寄せた可能性があることが卜部厚志新潟大准教授(地質学)の堆積物調査で17日、 分かった。平均間隔は350年、津波の高さは5メートル以上と推定しており、太平洋側に比べ、調査が進んでいない日本海側の地震や津波の実態を解明する貴 重な研究成果となる。

 卜部准教授は「対岸の東京電力柏崎刈羽原発周辺にも津波が到達した可能性がある」としており、東電が目指す再稼働や、沿岸の防災態勢にも影響を与えそうだ。

 日本海側は18世紀以前の文献が非常に少なく、これまで津波堆積物もほとんど調査されていなかった。