無理がたたった。正にその通りの事件だった。
毎日新聞の記事が語り尽くしている。(以下「」内は毎日21時27分配信記事より)
「首相は松岡氏自殺の知らせを受けた後、記者団に「私が父の秘書をしている時代からの付き合いだ」と語った。松岡氏は昨秋の自民党総裁選で、伊吹派幹部として他派閥の議員との連携に積極的に動き、安倍総裁誕生に尽力。官邸詣でを重ね、政治とカネの疑惑が取りざたされながらも、論功行賞により初入閣で念願のポストを射止めた。」
安倍自身が2世議員、父の代からの縁故松岡農相を
「資源機構の談合事件に絡む政治献金を受け取っていた問題や光熱水費疑惑で与党内から辞任を求める声が出ても、擁護し続けた」代償は大きかった。
「自民党町村派の幹部が「地方を回れない農相、都会を回れない厚労相を抱えていては、参院選は厳しい」と参院選前の内閣改造に絡めて両閣僚を更迭するよう進言しても、首相は笑って聞き置くだけだった」
かばい続けた上に「笑って聞き置」いた結果がこれだ。
安倍首相は「慙愧(ざんき)にたえない」と語ったようだが、「自分の(これまでの松岡氏擁護)言動を反省して恥ずかしく」思ってのことならば、意味通りだ。言葉だけでなく行動で反省を示して欲しい。国民への説明責任から逃げ続けるわけにはいかない。年金記録の消失、ついには大臣まで消失、このまま行けば自身の行く末を案じなければならない事態が訪れるのもそう遠い先ではないようだ。
何はともあれ、自身のミスで大臣が一人、命を絶ったのだ。
毎日新聞の記事が語り尽くしている。(以下「」内は毎日21時27分配信記事より)
「首相は松岡氏自殺の知らせを受けた後、記者団に「私が父の秘書をしている時代からの付き合いだ」と語った。松岡氏は昨秋の自民党総裁選で、伊吹派幹部として他派閥の議員との連携に積極的に動き、安倍総裁誕生に尽力。官邸詣でを重ね、政治とカネの疑惑が取りざたされながらも、論功行賞により初入閣で念願のポストを射止めた。」
安倍自身が2世議員、父の代からの縁故松岡農相を
「資源機構の談合事件に絡む政治献金を受け取っていた問題や光熱水費疑惑で与党内から辞任を求める声が出ても、擁護し続けた」代償は大きかった。
「自民党町村派の幹部が「地方を回れない農相、都会を回れない厚労相を抱えていては、参院選は厳しい」と参院選前の内閣改造に絡めて両閣僚を更迭するよう進言しても、首相は笑って聞き置くだけだった」
かばい続けた上に「笑って聞き置」いた結果がこれだ。
安倍首相は「慙愧(ざんき)にたえない」と語ったようだが、「自分の(これまでの松岡氏擁護)言動を反省して恥ずかしく」思ってのことならば、意味通りだ。言葉だけでなく行動で反省を示して欲しい。国民への説明責任から逃げ続けるわけにはいかない。年金記録の消失、ついには大臣まで消失、このまま行けば自身の行く末を案じなければならない事態が訪れるのもそう遠い先ではないようだ。
何はともあれ、自身のミスで大臣が一人、命を絶ったのだ。