All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

タイルが見たい。

2007年05月16日 18時36分55秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
土手を歩いている限りタイルは見当たらなかった。(かなり意識していたのだが)
地方のタイル探しがRESAND氏へのなによりの土産だから。
佐原の駅前で「伊能忠敬」を見つけたときは小躍した。
伊能忠敬は佐原出身だったのだ。
なお伊能忠敬が作った日本地図と現在の日本地図を比較したサイトがあるのでよかったらクリックしてみてください。→こちら
以下に「へらぶな」(利根川縁ということで水にちなむものが多い。)

「小野川」

「かいつぶり」
これはタイトルなし。というかタイルではなさそう。貝殻があしらわれた作品だ。
面白かったのでカッシャした。(木下に向かう土手上の東屋で休憩中に発見。)

そして、これは日光戦場ヶ原赤沼茶屋付近でR氏が発見したタイル。

何がどう普通のタイルと違うのかはR氏のコメントを待とう。

このタイルの断面についてもR氏の説明があるはず。
R氏任せで申し訳ないが今回はこれで終わる。

ムジナとタヌキ  似て非なるものだが混同されやすい。

2007年05月16日 05時48分00秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
ムジナとタヌキ。
漢字で書くと「貉(むじな)と狸(たぬき)」。
上の写真の説明にあるように「よくタヌキと間違えられ」るそうだ。
ムジナもタヌキも穴の中をねぐらとするところから
「同じ穴のムジナ」ということわざもある。「一見無関係のようにみえて、実は同類・仲間であることのたとえ。普通、悪者についていう。」(大辞林)とある。悪いたとえによく使われる。

タヌキは犬科でムジナはイタチ科に分類され明らかに別物である。
このことが世間で明らかになった事件がある。
「むじなたぬき事件」である。大正14年に栃木県の猟師が裁判を起こした。大萩村の猟師橋本伊之吉がとらえたのはムジナなのに、3月1日以降は禁猟となっているたぬきを捕らえたとして「狩猟規則違反」の罪で訴えられ、罰金20円に処せられたというもの。
詳しくは狢と狸をご参照ください。

博識なRESANDO氏によれば、「いわゆる狸汁はムジナ汁のことで、狸の肉は臭くて食べられない。」のだそうだ。椎名誠も本のタイトルは忘れたがタヌキ汁に挑戦しようとしたらしく狸は土に埋めてすこし置いて臭みを抜いてから掘り出したものを食ったがそれでもかなり臭かったと書いていている。「一般にタヌキ汁はアナグマの肉を用いたもので、秋口からの肉は脂がのってコクがあり、実においしいもので一度食べたらやみつきになるそう」(狢と狸より)だ。

残念ながら、日光ではムジナにお目にかかれなかった。

ふだんの日常生活では狸さんによく会っているというのに?