地下道は不気味だが美術館自体は至極ノーマルなので心配なし(?)
が友人のハルちゃんからGETしてきたチケットで「名取洋之助と
日本工房」展に行って来た。
今を去る30年以上前に岩波新書「写真の読み方」を拝読させていただいたが、
この展示会を観終えてやっと思い出した。
土門拳、木村伊兵衛など名だたる写真家を輩出した「日本工房」。一冊刊行する
たびに家が一軒消えた、というくらい当時としては莫大な費用がかかった雑誌
「NIPPON」。
しかし、その「NIPPON」も
満州事変,国際連盟脱退、太平洋戦争という時代の渦の中で変容を強いられ、
最後は軍部の御用雑誌となってしまった。
その光と闇の両面に切り込んだ今回の企画は再び暗雲漂い始めた昨今の私たちを
囲む状況への警鐘とも受け取れる。
折しも政権与党の政調会長から北朝鮮の核実験にかこつけて核保有容認発言が飛
び出した。「非核三原則」は死語になりつつあるのか?
が友人のハルちゃんからGETしてきたチケットで「名取洋之助と
日本工房」展に行って来た。
今を去る30年以上前に岩波新書「写真の読み方」を拝読させていただいたが、
この展示会を観終えてやっと思い出した。
土門拳、木村伊兵衛など名だたる写真家を輩出した「日本工房」。一冊刊行する
たびに家が一軒消えた、というくらい当時としては莫大な費用がかかった雑誌
「NIPPON」。
しかし、その「NIPPON」も
満州事変,国際連盟脱退、太平洋戦争という時代の渦の中で変容を強いられ、
最後は軍部の御用雑誌となってしまった。
その光と闇の両面に切り込んだ今回の企画は再び暗雲漂い始めた昨今の私たちを
囲む状況への警鐘とも受け取れる。
折しも政権与党の政調会長から北朝鮮の核実験にかこつけて核保有容認発言が飛
び出した。「非核三原則」は死語になりつつあるのか?