予告編を見て、これは面白そう~と前々から見たかったこの映画。
先行で見た「魔法にかけられて」より一足先にアップ!
「大統領を狙撃した一発。容疑者は8人。真実は一つ。」っていうキャッチフレーズはいかん!
あらぬ先入観を植え付けます。
容疑者は8人もいませ~ん。
「大統領を狙撃した二発。関係者は10人。真実は一つ。」の方が良くない?
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バンテージポイント VANTAGE POINT
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スペインはサラマンカのマヨール広場(撮影はメキシコね)。
国際テロ対策会議に出席するアメリカ大統領が衆人環視の中、テレビクルーがカメラで追う中、
スピーチを始めようとしたまさにその時、壇上で狙撃された。
シークレットサービスのバーンズとケント、
全世界に生中継していたTVプロデューサーのレックス、
中継中の女性レポーター、
アメリカ人旅行者のハワード、
市長警護のサラマンカ市警察官エンリケ、
怪しげな男女、等々。
事件の前午前11時59分からのそれぞれの行動や目撃したものを、繰り返し巻き戻して
別の人物の視点から見せてゆく。
一つの出来事を描きながら毎回新たな事実や各々の関係が少しずつ明らかになる。
繰り返しが多いと言うことで不満をもった方もいらっしゃるようですが、回を追う毎に
「ほう!」とか、
「この3人の関係は?」とか
「この子とのエピソードはこの後???」
「こんなところにいたの?」
「えぇ!そんなのあり・・・」なんて、わくわくドキドキしながら見ておりました。
ぼんやり霧がかかった景色が少しずつ見えてくる感じ、突然びっくりするものも出てきます。
日本経済新聞の映画評で2つって?、ジャンパーが3つなのに・・・
納得いか~ん!
ジャンパーが3つなら、
シークレットサービスのバーンズを演じるデニス・クエイド(メグ・ライアンの元夫です)。
以前の警護で身を挺して大統領をかばって撃たれ、PTSDトラウマに苦しんでいるが、
今回の事件でトラウマを乗り越えられそう。
TVプロデューサー役の、シガニー・ウィーバーはもっと絡んでくるかと思ったのにあっさり。
暗殺に続く2回の爆発を報道する敏腕ぶりは緊迫感を盛り上る。
アメリカ人旅行者を演じるフォレスト・ウィティカーは昨年アミン大統領を描いた「ラスト・キング・オブ・スコットランド」でアカデミー主演男優賞を獲得。
今回は広場でであった少女とのからみを通して家族との絆を取り戻す。
他にTVシリーズ「LOST」のお兄さんや、
イスラエル、スペイン、ベネズエラ、フランス出身の俳優達が、緊迫感溢れる非情な役を演じてます。
スペインが舞台のテロってバスク独立運動か?思ったけれど、
犯人達のバックグランドやテロの目的については語られず、後で考えるとちょっと?
しか~し、それ以上にテンポ良く次々に明かされてゆく事実と新たな展開、
犯人達の周到な計画、
畳み掛けるラストの「ボーンシリーズ」に勝るとも劣らぬカーチェイスと結末に、
「細かいことはどうでもいいか~」という気になっておりました。
モロッコに報復?とか何とか…。あれは一体…?
気にしない、気にしない。
**************************
*注意*
ここからはどうしても一つ「ねた」を明かさねばなりません。
ご覧になっていない方は見てからお読み下さい。
**************************
アメリカ大統領に影武者:替え玉がいるのです。
現実的に考えて双子の兄弟でもいなければ無理でしょう。
公衆の面前でスピーチするのに影武者って、カメラでズームをすればばれてしまいます。
な~んてことは置いといて・・・
本物を”POTUS”、影武者を”EAGLE”と呼んでいます。
隠語でシークレットサービスの会話が傍受されても意味がわからないようになっているのかなぁ?
”POTUS”水薬って子供が飲むシロップ入りの薬?なんのこっちゃ?と思っていたが・・・
何と、President of the United States の最初の文字P、o、t、U,Sを取って、
アメリカ大統領を指す。
CIAや海軍のサスペンス小説で使われて一般的なフレーズになったって、
みんな知ってる言葉なの?
じゃあ傍受されたら大統領の動向がばれちゃうよ~。
アメリカの国鳥はハクトウワシだから替え玉の”EAGLE”の方が本物っぽいけれど・・・
バーンズは先回の仕事で大統領を守って撃たれたことでトラウマを背負っている設定だが、
その時守ったのも影武者だったなんてことを彼は知らされていない。
今回立ち直ったかどうかのテストみたいなもんだから影武者警護って、ひどくないかい?
ケントの口添えで仕事に復帰できたと感謝してるバーンズ。
ケントは無線で”EAGLE”と言っていたってことは影武者だと知っていたわけで・・・
バーンズはどちら側からも利用されていたけれど、
犯人を追う中で本来のシークレットサービス魂に火がつきます。
非アメリカ人俳優の演じるキャラが次々と死んでゆく中、
ちょっと出来過ぎの結末を向かえ、バーンズは大統領の信頼を勝ち得る。
これからは本物POTUSの警護に当たれそうね。
タイトルの"VANTAGE POINT”は
「ものを見る位置、視点」や「有利な立場」という意味ですって。
まさに視点を変え、有利な立場は二転三転、ころころと替わっておりました。
座布団3枚!
***** 今週 見た 映画 *****
3月 8日 「魔法にかけられて」 先行上映レイトショー
3月 9日 「舞妓Haaaaan!!!」 DVD
3月10日 「ラッキー・ユー」 DVD エリック・バナとドリュー・バリモアのポーカーゲームストーリー
3月11日 「バンテージポイント」
先行で見た「魔法にかけられて」より一足先にアップ!
「大統領を狙撃した一発。容疑者は8人。真実は一つ。」っていうキャッチフレーズはいかん!
あらぬ先入観を植え付けます。
容疑者は8人もいませ~ん。
「大統領を狙撃した二発。関係者は10人。真実は一つ。」の方が良くない?
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バンテージポイント VANTAGE POINT
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スペインはサラマンカのマヨール広場(撮影はメキシコね)。
国際テロ対策会議に出席するアメリカ大統領が衆人環視の中、テレビクルーがカメラで追う中、
スピーチを始めようとしたまさにその時、壇上で狙撃された。
シークレットサービスのバーンズとケント、
全世界に生中継していたTVプロデューサーのレックス、
中継中の女性レポーター、
アメリカ人旅行者のハワード、
市長警護のサラマンカ市警察官エンリケ、
怪しげな男女、等々。
事件の前午前11時59分からのそれぞれの行動や目撃したものを、繰り返し巻き戻して
別の人物の視点から見せてゆく。
一つの出来事を描きながら毎回新たな事実や各々の関係が少しずつ明らかになる。
繰り返しが多いと言うことで不満をもった方もいらっしゃるようですが、回を追う毎に
「ほう!」とか、
「この3人の関係は?」とか
「この子とのエピソードはこの後???」
「こんなところにいたの?」
「えぇ!そんなのあり・・・」なんて、わくわくドキドキしながら見ておりました。
ぼんやり霧がかかった景色が少しずつ見えてくる感じ、突然びっくりするものも出てきます。
日本経済新聞の映画評で2つって?、ジャンパーが3つなのに・・・
納得いか~ん!
ジャンパーが3つなら、
シークレットサービスのバーンズを演じるデニス・クエイド(メグ・ライアンの元夫です)。
以前の警護で身を挺して大統領をかばって撃たれ、PTSDトラウマに苦しんでいるが、
今回の事件でトラウマを乗り越えられそう。
TVプロデューサー役の、シガニー・ウィーバーはもっと絡んでくるかと思ったのにあっさり。
暗殺に続く2回の爆発を報道する敏腕ぶりは緊迫感を盛り上る。
アメリカ人旅行者を演じるフォレスト・ウィティカーは昨年アミン大統領を描いた「ラスト・キング・オブ・スコットランド」でアカデミー主演男優賞を獲得。
今回は広場でであった少女とのからみを通して家族との絆を取り戻す。
他にTVシリーズ「LOST」のお兄さんや、
イスラエル、スペイン、ベネズエラ、フランス出身の俳優達が、緊迫感溢れる非情な役を演じてます。
スペインが舞台のテロってバスク独立運動か?思ったけれど、
犯人達のバックグランドやテロの目的については語られず、後で考えるとちょっと?
しか~し、それ以上にテンポ良く次々に明かされてゆく事実と新たな展開、
犯人達の周到な計画、
畳み掛けるラストの「ボーンシリーズ」に勝るとも劣らぬカーチェイスと結末に、
「細かいことはどうでもいいか~」という気になっておりました。
モロッコに報復?とか何とか…。あれは一体…?
気にしない、気にしない。
**************************
*注意*
ここからはどうしても一つ「ねた」を明かさねばなりません。
ご覧になっていない方は見てからお読み下さい。
**************************
アメリカ大統領に影武者:替え玉がいるのです。
現実的に考えて双子の兄弟でもいなければ無理でしょう。
公衆の面前でスピーチするのに影武者って、カメラでズームをすればばれてしまいます。
な~んてことは置いといて・・・
本物を”POTUS”、影武者を”EAGLE”と呼んでいます。
隠語でシークレットサービスの会話が傍受されても意味がわからないようになっているのかなぁ?
”POTUS”水薬って子供が飲むシロップ入りの薬?なんのこっちゃ?と思っていたが・・・
何と、President of the United States の最初の文字P、o、t、U,Sを取って、
アメリカ大統領を指す。
CIAや海軍のサスペンス小説で使われて一般的なフレーズになったって、
みんな知ってる言葉なの?
じゃあ傍受されたら大統領の動向がばれちゃうよ~。
アメリカの国鳥はハクトウワシだから替え玉の”EAGLE”の方が本物っぽいけれど・・・
バーンズは先回の仕事で大統領を守って撃たれたことでトラウマを背負っている設定だが、
その時守ったのも影武者だったなんてことを彼は知らされていない。
今回立ち直ったかどうかのテストみたいなもんだから影武者警護って、ひどくないかい?
ケントの口添えで仕事に復帰できたと感謝してるバーンズ。
ケントは無線で”EAGLE”と言っていたってことは影武者だと知っていたわけで・・・
バーンズはどちら側からも利用されていたけれど、
犯人を追う中で本来のシークレットサービス魂に火がつきます。
非アメリカ人俳優の演じるキャラが次々と死んでゆく中、
ちょっと出来過ぎの結末を向かえ、バーンズは大統領の信頼を勝ち得る。
これからは本物POTUSの警護に当たれそうね。
タイトルの"VANTAGE POINT”は
「ものを見る位置、視点」や「有利な立場」という意味ですって。
まさに視点を変え、有利な立場は二転三転、ころころと替わっておりました。
座布団3枚!
***** 今週 見た 映画 *****
3月 8日 「魔法にかけられて」 先行上映レイトショー
3月 9日 「舞妓Haaaaan!!!」 DVD
3月10日 「ラッキー・ユー」 DVD エリック・バナとドリュー・バリモアのポーカーゲームストーリー
3月11日 「バンテージポイント」
全体的にダレルほど冗長にならずテンポがよかったので、終わってから90分ほどと知り、そんなに短かったの?でした。
POTUSは「イーグル・アイ」でも出てきました。
本作で言葉を覚えていたので、「よっ、大統領!」って感じでした
よくよく考えるとツッコミどころ満載なんですが、
毎回毎回良いところで巻き戻されちゃうので、
「どうなったの!?」と思いつつ、
先へ先へとはやる気持ちを抑えつつ、
同じ場面を何度も観せられるのにヤキモキしつつ、
観ている間は次々と明らかになる事実に
ハラハラドキドキしながら結構楽しんじゃいました。
POTUS、言われてみればです!
ちょっと目から鱗でした。
繰り返しがちょっと・・・という意見もあったようですが、少しずつ謎解きが進んでいく面白い手法だなぁと、また大統領がらみも現実的には無理があるでしょうが映画としては楽しめましたよね。
アメリカ映画の主人公はみ~んな、ダイハードですもんね。
人物の描き方の足りなさもあったように思いましたが
なんだかいろんな深いこと考えずに、スコーンと
楽しんじゃいました^^
何度も繰り返される同じ時間を、違う人の視点で
見てるうちに徐々に真実がわかっていくというところも
なかなか楽しめたし、ラストはちょっと棚ボタ的でしたが(^^;;) あのカーチェイスとスピード感に、私も
細かい事はいいか~、ってなってました(^ー^* )フフ♪
大統領のまさか?!にはやられましたね。
こちらこそ、宜しくお願いします。
コメントのお返し遅くなりました。
あれだけ多くの人が出ていると混乱
してしまうのですが、そんなことを
感じさせない作品でした。
大統領がまさか?だとは思いませんでしたね。
また宜しくです
意外な展開もあり、あっという間の90分でした。
私も昨日この映画を観てきました。
最後までテンションの高い作品で、満足して帰って来ました。
異なる8人の視点から何度も映し、少しずつその全容が明らかにしていく斬新な手法に感心させられました。
久しぶりに納得の映画でした。
それからTBもお願いします。
「プレステージ」のオチになっちゃいますね。
途中からPOTUSが気になってしまって…
モロッコは何だったんでしょう?こっちも気になってます。
でもあんなにそっくりな人って世の中にいるものですかね?