本作は飛行機の中で鑑賞しました。
旧式の機種で、一斉上映システムだと知らず最初に「リンカーン」を選択したのですが、
画像のトーンが暗い上に、時々映像がぶれたりと鑑賞に堪え難いレベルだったので、
「アンナ・カレーニナ」に変更。最初から見るにはどうするのかしら?とあれこれボタンを
押していたら「システムの不備により最初から上映しなおします」のアナウンスで最初から
見ることが出来ましたが、本作は日本語字幕なし。
まぁ、トルストイ不朽の名作でストーリーはだいたいわかっているので大丈夫っしょ。
ただ…豪華なセッティングや衣装を、機内の小さなモニターで鑑賞というのが残念でした。
日本での公開は今月29日からです。
**** *** *** *** *****
ア ン ナ ・ カ レ ー ニ ナ
***** *** **** *** ***
< ストーリー >
19世紀、華やかなロシアの社交界。
政府高官カレーニンの妻で、社交界の華アンナは、兄夫婦を訪ねてモスクワへ赴く。
そこで青年将校ヴロンスキーと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。
一度はヴロンスキーを拒むが、彼への想いを断ちがたく、体面を保つだけの愛のない結婚生活と
華やかな社交界を捨て、本物の恋に身をゆだねるが…。
美しいキーラ・ナイトレイ。 ヴロンスキーとの恋に落ちる。
なんとも豪華~で、華麗~、優美な映像です。
巨大な劇場のようなセッティングで、まるで舞台を見ているような演出です。
本年度アカデミー賞で衣装デザイン賞受賞 ジュエリーはシャネルの協力によるそうです。
そして舞踏会でのダンスは、今まで見たことも無いような華麗でセクシーなダンスです。
映画館の大きなスクリーンで見たらもっとゴージャスでしょうね。
アーロン・ジョンソンは危険な香りが似合うなぁ~。 →「アルバート氏の人生」「キック・アス」
ただ…何度も映画化されている「アンナ・カレーニナ」を、いま撮る意味は何なんでしょう?
19世紀末のキリスト教に基づく貴族社会で、たとえ真実の愛であれ、不倫という許されない背徳行為に
走り、自分の居場所を失くし悲劇を迎えるアンナと、
農村で慎ましくささやかな幸せに生きるリョーヴィンとキティ。
家族とは、結婚とは、モラルとは、幸せとは?という問いかけなんでしょうか?
当時と今じゃ、価値観が大きく異なるからなぁ。
「誰かの不幸のうえに築く幸せは長続きしないんじゃないのかなぁ~」というのが私の個人的意見です。
「幸福な家庭はみな同じように似ているが、不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれ違うものだ」
何故かドストエフスキーの小説の冒頭の台詞だと思い込んでいたのですが、
これは「アンナ・カレーニナ」の冒頭の台詞だったのですね。
豪華絢爛だけれど、虚飾に満ちた冷やかな社交界。 苦悩する夫カレーニンを演じるジュード・ロウ。
抑えた演技で、渋いわぁ。
でも、おでこを剃るのは危険です。
旧式の機種で、一斉上映システムだと知らず最初に「リンカーン」を選択したのですが、
画像のトーンが暗い上に、時々映像がぶれたりと鑑賞に堪え難いレベルだったので、
「アンナ・カレーニナ」に変更。最初から見るにはどうするのかしら?とあれこれボタンを
押していたら「システムの不備により最初から上映しなおします」のアナウンスで最初から
見ることが出来ましたが、本作は日本語字幕なし。
まぁ、トルストイ不朽の名作でストーリーはだいたいわかっているので大丈夫っしょ。
ただ…豪華なセッティングや衣装を、機内の小さなモニターで鑑賞というのが残念でした。
日本での公開は今月29日からです。
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ア ン ナ ・ カ レ ー ニ ナ
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< ストーリー >
19世紀、華やかなロシアの社交界。
政府高官カレーニンの妻で、社交界の華アンナは、兄夫婦を訪ねてモスクワへ赴く。
そこで青年将校ヴロンスキーと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。
一度はヴロンスキーを拒むが、彼への想いを断ちがたく、体面を保つだけの愛のない結婚生活と
華やかな社交界を捨て、本物の恋に身をゆだねるが…。
美しいキーラ・ナイトレイ。 ヴロンスキーとの恋に落ちる。
なんとも豪華~で、華麗~、優美な映像です。
巨大な劇場のようなセッティングで、まるで舞台を見ているような演出です。
本年度アカデミー賞で衣装デザイン賞受賞 ジュエリーはシャネルの協力によるそうです。
そして舞踏会でのダンスは、今まで見たことも無いような華麗でセクシーなダンスです。
映画館の大きなスクリーンで見たらもっとゴージャスでしょうね。
アーロン・ジョンソンは危険な香りが似合うなぁ~。 →「アルバート氏の人生」「キック・アス」
ただ…何度も映画化されている「アンナ・カレーニナ」を、いま撮る意味は何なんでしょう?
19世紀末のキリスト教に基づく貴族社会で、たとえ真実の愛であれ、不倫という許されない背徳行為に
走り、自分の居場所を失くし悲劇を迎えるアンナと、
農村で慎ましくささやかな幸せに生きるリョーヴィンとキティ。
家族とは、結婚とは、モラルとは、幸せとは?という問いかけなんでしょうか?
当時と今じゃ、価値観が大きく異なるからなぁ。
「誰かの不幸のうえに築く幸せは長続きしないんじゃないのかなぁ~」というのが私の個人的意見です。
「幸福な家庭はみな同じように似ているが、不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれ違うものだ」
何故かドストエフスキーの小説の冒頭の台詞だと思い込んでいたのですが、
これは「アンナ・カレーニナ」の冒頭の台詞だったのですね。
豪華絢爛だけれど、虚飾に満ちた冷やかな社交界。 苦悩する夫カレーニンを演じるジュード・ロウ。
抑えた演技で、渋いわぁ。
でも、おでこを剃るのは危険です。