元ベース弾きの田舎暮らしは

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「好奇心と行動力」

2011年06月24日 | ふるさとの母親
89歳の母親の好奇心と行動力には驚き。
「大正女」の強さも感じます。

職場から帰宅すると母親が話しかけます。
「今日 大学の学長から電話があった。」
一瞬何のことかわからず、ボケたのかなと思ったことは事実。

詳しく聞いて状況が判明。
本当に岡山の私立の大学の学長と話したらしいのです。

きっかけは、地元岡山の民報ラジオの番組。
朝の放送でゲストの学長の話に感動して、その旨放送局に電話したらしい。
そのあと 当の本人から聞いてもらってありがとうと電話があったのだとか。
その上母親の年齢を聞いてびっくりしたらしい。

3日連続の放送で二日目も聞いてもらったのかとまた電話が。
母親の歳で、ラジオを聞きその感想を局に伝えることは多分稀なこと。
市民講座も開いている大学の学長らしく、シニアに関心があるらしい。

三日目もメモを取りながら聞き、今度はその感想を大学に直接伝えたとか。
放送局からもお礼の電話があり、学長からもハガキが届きました。
90歳になろうとする、視聴者からの反応は励みになるとの主旨。

テレビにかじりついていた母親が今はすっかりラジオ党。
新たな出会いがあるかもしれないと食事もそこそこに聞き耳を・・・。

これだけ好奇心が強ければ認知症も逃げていくでしょう。
自分の母親ながら、その行動力に驚き、感心します。

今日から休暇を取り、かみさんと東京に。
娘たちとの食事が楽しみです。

画像  母親の好きな岡山のお菓子処 「吉兆庵」

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