元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
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 クリスマス・キャロル 「ヒラメ物語」

2019年12月25日 | 友人たち

週末 夜9時を過ぎたころ、一本の電話。

「今から行ってもいいですか?渡したいものがあるので・・」

近くのクリニックに週1回勤務する四国の産科医からの電話です。

 

こんな遅い時間に、何だろうかと思いながら、コーヒーを準備。

しばらくして、現れた彼が持ってきたのは「大きな鮃(ヒラメ)」です。

「漁師に頼んでいたヒラメが入ったから届けに来た」と。

 

この友人は、学生時代のオーケストラの仲間で、オーボエ吹き。

クリニックの忘年会参加後、わが家に来たらしい。

トロ箱には、見たことのない大きさのヒラメ。高級魚です。

 

かみさんと思わず顔を見合わせます。

美味しい魚は食べたいけど、かみさんも私も魚が捌(さば)けないから。

 

夜中までこの友人と、近況報告と音楽談義。かみさんも興味津々。

四国からわざわざ、活きのいい魚を届けてくれた友人に驚き、感謝です。

 

          

 

 翌朝 近隣の器用な知人に、魚の調理を頼みました。

「普通の魚なら何とかするが、ヒラメは・・。知り合いの寿司屋に頼んでみるから」

結局 知人の寿司屋に持っていくことに。

 

この寿司屋に持っていき、待つこと15分。刺身とソテー用にパックが完了。

捌(さば)き賃を払うと言うと「とんでもない。頼まれた人に申し訳ないから。」

3人の友人・知人のお陰で、美味しいヒラメを味わえました。

 

この世の中、捨てたものではないと実感。

人情・善意が廃れたと言われるこの時代、この地域は素晴らしい人たちが住んでいます。

 

     

 

昨晩 届いた歳暮にもびっくり。

なんと 「とらふぐ」の刺身。木箱の中の皿に盛ってあります。

こんな贈り物をしてくれたのは、昔の得意先の相談役。

 

ガンに侵されながら、新薬に助けられ、奇跡的に回復したこの友人にお礼の電話。

「今年も正月を迎えられることに感謝している。」との返事。

 

頑張る友人・知人の存在は、私の「たからもの」です。

 

画像   地元新見駅前のイルミネーション  これを主宰しているのは豪雨で家が半壊の人

     松ぼっくり            母親に贈ってくれたのは、

                      倉敷真備で家を失い、移住の人

     とらふぐの刺身          ガンのステージ末期でも頑張る大分の友人

 


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2 コメント

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こんにちは (井上屋)
2019-12-26 13:55:57
元ベース弾きさん ご無沙汰しています
時々、拝見しております

実は私の娘も楽器を一生懸命県内の県立高校で取り組んでおります
「オーボエ」と拝見したのでコメントさせて頂きました
娘は「オーボエ」を担当しており、先日マリゴとヤマハで迷い「ヤマハ」のオーボエを購入しました

「オーボエ」と「ヤマハ」で元ベース弾きさんのブログへコメントさせて頂きました
また、時々のぞかせて頂きます
返信する
コメントありがとうございます (元ベース弾き)
2019-12-29 06:40:31
井上屋さん
オーボエは難しい楽器です。
しかし これぞ木管と言える楽器でもあります。
哀愁を帯びた音色を表現できる楽器は他にはありません。
オーボエを吹く人は、繊細な性格と頭の良さを持った人が多いと思っています。
多分娘さんもそうではないでしょうか?
リード調整が難しいと思いますが、頑張るようにお伝えください。
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