元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

人間の怖さ・愚かさ「ウクライナ」侵攻

2022年02月27日 | 日常

ロシアの「ウクライナ」侵攻に衝撃を。

まさか 本当に他国に攻め込むとは。

そして その決断をしたロシア最高権力者の存在と防げなかった西側諸国。

現実とは思えない「戦争」が今起きている世界です。

 

今から50年以上前、大学の「ロックアウト」を経験。

勉強するために入った大学のあちこちで築かれたバリケード。

拡声器で呼びかけるヘルメットとアジテーションのビラ。

自分の「立ち位置」を問われる初めての体験でした。

 

学生会館の食費値上げ反対に始まったデモに初めて参加。

しかし 「大学解体」にまでエスカレートした学生運動からは脱落。

いわゆる「ノンポリ」だった私。

 

イラク戦争当時のテレビでの中継は、「ゲーム」を見るような気持ち。

ミサイルの発射や、衛星から見る「着弾」の様子は、リアリティのないもの。

唯一 油田のあちこちから上がる煙が、戦争の「風景」。

 

しかし 今回の「ウクライナ」は、人間が映っています。

肉親の死を嘆く人々、大混雑の列車と群がる人々、大渋滞の車列。

まるで 「昭和の戦争」でみたモノクロの記録映画そのもの。

 

「70~80%の支持率」を持つロシアの大統領の「野心」。

自身は、ベルリンの壁崩壊をまじかに見て、強い「ロシア」復活が目的とか。

政敵やジャーナリストを葬る「怖さ」と「力」への過信の「愚かさ」そのもの。

 

このブログのテーマに敢えて避けてきた「政治」と「宗教」。

「終活」をしながら、娘や孫たちの穏やかな「日常生活」を望む高齢者の私。

自分にできること、しなければならないことを考えさせられる「ウクライナ」問題です。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私も「カーリング」熱に・・ | トップ | 「悩み」の相対的関係 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
抗争 (まるちゃん)
2022-03-05 15:36:23
世界中に大小たくさんの抗争がありますねー?
殺し合いじゃけぇいびせーよねー?
ルールもへったくれもない
そこには虐殺しかない。

当事者は怖いじゃろーねー?
昔、某建材屋の社員しとった頃
太平洋戦争で最前線の塹壕で戦うた
大先輩から話を聞いたことがあるけど
ビュンビュン弾が飛んで来る
塹壕に身を伏せとる時に
なんぼ指揮官が大声で 『突撃ー!』
と声を張っても、誰も塹壕から飛び出す者は
おらんよ。と聞いた事があります。

ウクライナもミャンマーもアフガニスタンも
実弾が飛び交う社会ですから。
今の日本に暮らせてエカッタ! と
つくづく思いますよ。

狂うたロシアはいつまた不凍港を求めて
攻めて来るか分からんですけどねー?
返信する
戦争を知らない私たち (元ベース弾き)
2022-03-06 06:07:19
まるちゃん

お互い戦争体験がないですよね。
テレビの中の戦争は、まるで「ドラマ」のようです。

かつて 今は亡き無口な父親が、語ってくれた戦争。
満州に出陣し、最後はフィリピンで終戦を迎えたとか。
釜山から転戦の海で、潜水艦に攻撃され、海に放り出されたらしい。
身に付けた竹筒の「浮き輪?」で助かったこと。
フィリピンで、崖に大きな横穴を掘り、隠れていた終戦まじか。
爆撃機の爆弾で、穴がつぶされ、全滅の中隊。
100人が亡くなり、生き残った5人。
穴の外で、歩哨をしていた数人しか残らなかったらしい。


父親の戦死の「公報」が祖父に届いていたのです。
数度の危機を乗り切り、帰ってきた父親。
「辛かった」戦争のことは、あまり話しません。
反戦意識があったのか、勤務先で組合活動をしていた記憶が・・。
家で夜遅く「鉄筆」でガリ版を作っていたことも。

娘や孫たちには、平和な世界で生きていて欲しいものです。
返信する

コメントを投稿

日常」カテゴリの最新記事