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「刑事 モース」 (オックスフォード事件簿)

2019年06月26日 | 映画/テレビ

楽しみにしているテレビドラマ。

「刑事モース」ーオックスフォード事件簿、wowowのドラマです。

最新作が近々放映とか。

 

昔 偶然見たドラマが「刑事 モース」。

イギリスのオックスフォードを舞台にしたシリーズもの。時代は1960年後半。

イギリスの小説「警部モース」の主人公の若かりし頃を描いたものらしい。

 

クラシック好きの主人公に共感を持ったのがきっかけだったかもしれません。

当時のイギリスの生活やトピックスは知らないが、「セピア」色の印象。

自分と同年代の青春時代も好感の原因でしょう。

1話完結ながら、その1話を1時間半でのストーリー展開のため、丁寧で面白い。

 

等身大の主人公のためか、共感を持ちます。

スーパー刑事でなく、日常生活の中で悩む姿は「普通の人」の感じ。

オックスフォード大学中退。注意力・推理力はさすがですが。

相棒の警部の、父娘の葛藤も、自分の娘のことのようで興味深いのです。

 

脚本が素晴らしく、イギリスでもシャーロックホームズ以上の人気だとか。

 そしてカメラワークも素晴らしい。

「スチール」にしても良いくらいの、アングルと風景などの取り入れ方は秀逸。

ズームを多用せず、刺激的な描写をしないのです。

 

人間を丹念に描くドラマは面白い。

日本のドラマと異なり、犯人は最後まで分からないのも飽きない理由。

犯罪の起点・原因が、結構古いのも特徴。

何十年も恨みが増幅され、復讐を企てるストーリーは、横溝正史風。

 

主演のモース刑事は、ショーン・エヴァンス。上司の警部役はロジャー・アラン。

期待するテレビ番組が少ない中、楽しみなドラマです。

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