元ベース弾きの田舎暮らしは

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音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「鬼平」のエンディング曲

2011年01月08日 | 映画/テレビ
心をかき立てられるギターの音色。
ジプシーキングスの「インスピレーション」がその曲。

この曲が時代劇のエンディングの場面に使われています。
このミスマッチが、妙に「はまっている」から不思議。

もうすでに何回も放映されたドラマシリーズ「鬼平犯科帳」のエンディング曲。
このドラマは江戸の中期の火付盗賊改方 長谷川平蔵が主人公。実在の人物。
盗賊とは徹底的に闘う半面、改心した盗賊を子分にする粋なストーリー。

このエンディングが大好きです。
ドラマの最後に、江戸の四季と庶民の生活をリアルに描き出します。
これがまた丁寧に当時の生活を再現。
金をかけたロケとセットでの撮影。これだけでも別な映画が撮れる気がします。

春は五重塔や堀の船と桜。夏は風鈴売りや花火。
秋は紅葉。冬は夜泣き蕎麦に降る雪。

この風景に、ギターが重なり。印象深いのです。
日本人が好む哀愁を帯びたジプシーの曲。
昔この曲が気に入り、探しましたがわかりません。
ある時「インスピレーション」の曲名を、クレジットの中に見つけ、さっそくCD購入。

休日の夕方近くに、ボリュームを上げ、この曲を数回かけます。
日が暮れる直前の寂しさとこの曲がよくマッチします。
冷めかけたコーヒーがその曲想に拍車をかけます。

いい音楽といい映像は、溶け合うようです。
コメント (3)
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