元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

私の営業スタイル

2009年09月26日 | こだわり
久しぶりに企業訪問です。再就職後初めての「外回り」。

ここ三ヶ月間、事務所の相談窓口に座っていました。
困っている人の就職相談と企業側との電話での交渉窓口です。
もうひとつの目的は、有能な人をリストアップすること。

「この人は・・・」と思える人と、場所を変え個人的にヒアリングします。
履歴・業務経歴・資格・能力をデータベース化。
しかし真に優秀な人は、企業も手放さないのでしょう。印象に残る人は稀です。

今後 企業のオーナーに対しては、中核人材の確保を薦めます。
今なら優秀な後継人材を採れるのでは と。
またUターン.Iターンも視野に入れてもらうことを提案します。
正社員採用・研修には国から助成金が。

昨日から、商工会議所の会頭・副会頭の企業を訪問です。
親しい経営者から電話を入れてもらったためか、面談はスムースです。

地元の経済状況、各業種の現状。実態や課題を教えてもらいます。
面談のやり取りでは、前の会社で特約店を訪問していた経験が活きます。

     

若いころ、「だめ営業マン」だった私。売上「ショート」の「常習犯」でした。
出向から帰り、企画やエリアを任されたころから、本音の会話の重要性にも気づきました。
聞きかじりの経営論や「マニュアル本」のハウツーレベルでは経営者には通じません。

信頼感がない一時的な関係では、「パイプ」は太りません。
再度の面談もありえません。

データに基づく「仮説」構築力の弱かった私です。
提案も薄っぺらなもの、自信をなくしかけていました。
その時の私を救ってくれた販売店のおやじの一言。
「あんたは嘘を言わないね。その生き方でいいんじゃない。私は好きだよ。」

営業訪問時「八墓村出身です。」と「田舎者」を「売り物」にしました。
個人的な弱みもすべてさらけ出し、「素」でつきあったのです。

映画「七人の侍」のリーダー格の侍を演じた志村喬の最後のセリフが印象的。
戦いに「勝ったのは、百姓だ!」侍に、この言葉を吐かせた百姓の生き様。

「素朴な粘り」が「ほんものの営業」でしょう。生き方そのものです。

画像  新見市内老舗のカツマル醤油(製造・直販、WEBを使って新販路開拓も)
     醤油の商品群(ユーザー向けに新商品も多いのです)
     
コメント
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