元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

恐怖の体験 「まむしを手づかみ!」

2007年08月15日 | 思い出
自分でも信じられない恐怖体験をしました。

帰省中のことです。

朝7時過ぎに、家の周りを掃除をしていたときのことです。
階段の掃除を終わり、家の方に上がりかけていたとき、階段の横の溝に落ち葉と小枝が固まって残っていることに気付き、拾い上げて捨てようとしたのです。



拾い上げた瞬間、葉っぱや小枝にはありえない冷たい「ぬるっ」とした感じがあり、そのゴミを思わず投げ捨てました。すると茶色い蛇がその中に居たのです。それも頭が三角のマムシだったのです。目を離すと逃げられると思い、大声で家族を呼びましたが聞こえないのか誰も出てきません。

仕方なく覚悟して殺そうと思いました。逃がしたあといつ出てくるかの恐怖よりも、殺して安心したかったのです。

前日も一匹出てきて、母親が処分したそうです。マムシは2匹一緒に居るそうで、母親が心配していた通りもう一匹が居たのです。

よく噛まれなかったものです。

近くの丸太で頭を潰しました。
お盆に殺生をしたわけですが、マムシですから許してもらえるでしょう。

爬虫類の大嫌いな私が、マムシを手づかみしたことを今思い出してもぞっとして、身震いします。

ふるさとではマムシのことを「ハミ(噛む?、食べる?)」と呼びます。

動物が何でも居る田舎の「八つ墓村」ですが、「たたり」より怖い今年の体験です。
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「え!これが廃校?」 (音楽村設立の進捗報告)

2007年08月15日 | NPO
お盆の帰省の目的の一つが、「音楽村」設立準備のためです。

事前にアポをとって、新見市役所を訪問しました。
廃校の活用については、市の教育委員会の管轄です。

約束の時間に訪問すると、応接室に通され、何と4人の出迎えを受けました。
驚きました。一人の定年退職予定者の「夢物語」を聞いてもらう場にしては、意外な応対です。

訪問目的について説明すると、若手担当者から聞いておりますとのこと。もっと驚いたことは、私のこのブログを読んでもらっていたことです。正式な企画書を持たなかったにもかかわらず、スムースに会話が進みました。さらにその責任者の出身が私と同じ町内で、顔も見たことがある後輩ですと言われました。

故郷と人間のつながりの不思議さとありがたさを痛感しました。

廃校の利用については、社会的な活動内容が必要だそうです。「音楽村」構想は条件を、満たしているため、後はNPOの定款にそれをうたって欲しいとのことです。

団塊世代の市の受け入れについての要望を話すと、市長との対話の場面をセットしますと約束してくれました。変革を目指す行政の姿勢が少し見えました。

廃校のリストと状況をきいてビックリしました。
廃校といいながら新しい校舎があったのです。それもいくつも。

私にとっては、嬉しいことですが、事情はあったのでしょうが行政の計画の見通しの甘さについて考えさせられました。

                  

早速 候補の廃校の下見に出かけました。
想像以上の新しさと教室数、体育館、給食設備は私の期待以上です。
嬉しさがこみ上げてきました。音楽合宿の場所の見通しが立ってきたのです。

上の大きな写真が第一候補
下の写真が第二候補







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「八つ墓村」帰省 生家公開 その②

2007年08月15日 | 住まい、場所
お盆休みにふるさとに帰省しました。

来年の定年退職を期に生まれ故郷の「八つ墓村」にUターンします。
しかし 現在の生家は、築後120年も経っているので、あちこちにガタが来ています。
84歳の母親が、この家で不自由な生活を強いられています。(本人は全然 不自由と思ってないのがまた問題ですが)


この日曜日に設計士さんにおいでいただき、状況説明と建物の診断をお願いしたのです。
結果は、120年も経っているのにほとんど大きなゆがみや傾きが無いそうです。骨組みはそのまま使えるそうです。一部の雨漏り部分や設備の老朽化を再度月末に調査依頼をしました。

今後の選択肢は三つです。外観も内部もそのまま、外観はそのまま内部は大幅レイアウト変更、更地にして新築。ビフォー・アフターのリフォームか新築かの決断です。

お金との相談ですが、余裕がありません。頼みは退職金のみです。


この家に帰ってくる大きな理由は、景観にもあります。
奥の間から見る高い視点の風景は、何ものにも替えられません。この景色の中で人生を終えたいと思うようになったのです。

一番の課題は実は、かみさんの決断だったのです。都市部で生まれ、田舎に住んだことの無いかみさん(虫が大嫌いです)の不安は、私の想像をはるかに越えるものだったのです。
長男と結婚した宿命とはいえ、亭主のわがままを聞いてくれたかみさんには感謝です。

この家をベースに「音楽村」はじめ、ふるさとへの恩返しを企画中です。
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