自分のことで、ハローワークを生まれて初めて訪ねました。
帰省中の新見のハローワークです。お盆に訪問して話を聞きたいという予約を快く受けていただきました。
現在はまだ勤務しているため、今すぐの話ではなく、現在の新見市の就職の状況を聞くためです。
事務所は、狭いけれど、女性の多い明るい感じでした。私以外は誰もいません。お盆の午前中ですからこんなものかも知れません。しかし場所が分かりにくいのが難点です。
所長に話を聞くことができました。
厳しい状況だそうです。ほかのエリアの求人比率がアップしているのに、新見は逆に低迷しているのです。6月の有効求人数225人に対して、求職者が364人いるのです。求人が多いのは、技術・生産です。管理・事務は1割程度です。
仕事の多い東京と比較し、地域の格差を感じました。
その上50歳以上の求人26人に対して、148人が職を求めているという、需給のギャップには驚きました。失業保険をもらうための求職者も多いため実際の求職者が何人かは定かではありません。
データはパソコンで取れますが、このときは親切にもプリントしていただきました。
賃金も予想を下回り、私の年齢だと10万から15万で失業保険を大きく割り込みます。でもお金の多寡ではなく世の中と関わりたいのです。
定年退職の1年も前に、ハローワークを訪問する人は少ないそうです。
所長は「失業保険はもらったほうが良いですよ」と本音のアドバイスもいただきました。人間味のあるハローワークの印象を受けました。
状況説明を頂き、相談に乗っていただいたハローワークのみなさんに感謝です。
画像は駅は世界さん より
http://blog.goo.ne.jp/naka_premium/e/24381af4fff00de222102856687b4732