元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「八つ墓村」帰省 生家公開 その②

2007年08月15日 | 住まい、場所
お盆休みにふるさとに帰省しました。

来年の定年退職を期に生まれ故郷の「八つ墓村」にUターンします。
しかし 現在の生家は、築後120年も経っているので、あちこちにガタが来ています。
84歳の母親が、この家で不自由な生活を強いられています。(本人は全然 不自由と思ってないのがまた問題ですが)


この日曜日に設計士さんにおいでいただき、状況説明と建物の診断をお願いしたのです。
結果は、120年も経っているのにほとんど大きなゆがみや傾きが無いそうです。骨組みはそのまま使えるそうです。一部の雨漏り部分や設備の老朽化を再度月末に調査依頼をしました。

今後の選択肢は三つです。外観も内部もそのまま、外観はそのまま内部は大幅レイアウト変更、更地にして新築。ビフォー・アフターのリフォームか新築かの決断です。

お金との相談ですが、余裕がありません。頼みは退職金のみです。


この家に帰ってくる大きな理由は、景観にもあります。
奥の間から見る高い視点の風景は、何ものにも替えられません。この景色の中で人生を終えたいと思うようになったのです。

一番の課題は実は、かみさんの決断だったのです。都市部で生まれ、田舎に住んだことの無いかみさん(虫が大嫌いです)の不安は、私の想像をはるかに越えるものだったのです。
長男と結婚した宿命とはいえ、亭主のわがままを聞いてくれたかみさんには感謝です。

この家をベースに「音楽村」はじめ、ふるさとへの恩返しを企画中です。

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4 コメント

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リンクをたどって (陰陽師)
2007-08-29 17:31:08
当方のブログに書きこみありがとうございました。
貼ってくださったリンクをたどって、こちらを拝見しました。

この家の感じは、もう長く行っていない母方の実家とそっくりです。
この奧にお仏壇のある奥座敷があるんでしょうか。
見晴らしが良いのは、裏手に当たる側ですか?

わたしは街中のごみごみしたところでずっと育ってきたので、こんなふうに見晴らしが良くて、山があって、夜は星を見ることができて、夏には蛍が飛んで……という場所にあこがれてしまいます。実際にはそんな生活の経験がないから、と言われてしまいそうですが。

「音楽村」の構想、すばらしいですね。
ぜひ実現なさってください。
また遊びに来ます。今後ともよろしく。
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Unknown (元ベース弾き)
2007-08-29 20:52:48
陰陽師さん

コメントありがとうございます。
私の金縛りは、陰陽師さんと違って怖くて冷汗をかいたことを覚えています。よほど冷静だったのですね。

昔は古い家が嫌いで洋風な家に憧れました。
今は古民家の実家が好きです。今再生を設計師さんと相談しています。
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こんばんは (midi)
2007-08-30 22:56:13
midiです。こんばんは。

今日ゆっくりとブログ読ませて頂きました。察するに元ベース弾きさんは私よりちょっとお兄さんかと。

私の次男も中学の吹部でトランペットを吹いて、来月川崎で東関東大会があります。部活の手伝いも大変ですが、それもいつまでもできるわけでもなく、今は彼にひっついて楽しませてもらっています。

さて古民家ですが、理想ばかりではなく、色々と検討することが多いのも事実ですよね。飾っておくものでもなく、生活の場でもあるのですから。

私の専門はプロヴァンスですが、フランスは古い物を大切に生かすというスタンスが根付いています。フランス人は??ですが、そんなところは大好きです。

これからもちょくちょくおじゃまさせて頂きますね。どうぞ宜しくお願いします。
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ありがとうございます (元べーすひき)
2007-08-31 00:38:55
midiさん
コメントありがとうございます。
midiさんはプロヴァンスのインテリアがご専門でしたね。私はその方面の知識がありませんが、自分の今後の田舎の生活を気持のよい空間で過ごせたらと思っています。
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