元ベース弾きの田舎暮らしは

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転勤族の住まい  九州編(博多の東 古賀)

2006年12月29日 | 住まい、場所
 以前 お世話になった博多の特約店の社長から辛子めんたいが届きました。
私にゴルフを勧めた2代目社長からです。「ゴルフをしない会社とは取引中止だ!」と。冗談でしたが。

 九州に住んだのは3年弱です。平成10年の春引越しでした。
博多から東に快速で20分ほどの古賀という町です。

 気に入ったのは、一区画が全て60坪以上という東京では考えられない広さの新しい住宅団地の戸建てでした。電気ケーブルが地下を走り、電柱の無いすっきりした景観です。でも家賃は首都圏の3分の2でした。庭も広く、ターフを張って、会社のメンバーが20人以上でバーベキューをしました。大騒ぎでした。むきだしの一升瓶を電車で持ってくる人もいました。

 近所も新しい入居者ばかりで、転勤族やリタイアー組が多く、よく話を聞いていた隣の家の公務員0Bの発明家が新案で大金持ちになったと後で知りました。

 博多を起点に全九州を回っていました。大分の得意先には、よくふぐを食べさせてもらいました。お金を払った記憶が有りません。いつもおごってもらっていました。

 黙認でしょうがふぐのキモも食べました。やみつきになりました。
でも最初の恐怖感は今でも覚えています。固辞する私のポン酢の皿にキモを入れ、箸で潰して溶くのです。それに刺身をつけて食べるのです。1回目味などわかりません。しびれが来ないかそればかりが気になりました。
しかし慣れると美味しいのです。ふぐの刺身の淡白さを濃厚なキモが補って絶妙でした。キモを食べる理由があったのです。
 お奨めはふぐのから揚げです。うまみが凝縮されてされています。


 九州のお得意先とはとことん焼酎で付き合いました。たった3年ですが10年分付き合った気がします。
かみさん始め家族みんなが九州の友達とは、今でも付き合っていて、良く行きます。九州はよそものにでも人情は厚いのです。

 結論。九州男児といいますが、そう思っているのは男だけで、実は女性が働き者で男を立てているだけなのです。
 又 「九州は」と一口に言いますが、各県で県民性が異なります。「他県と一緒にされてたまるか」との思いも強く感じました。
コメント (3)
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