goo blog サービス終了のお知らせ 

元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

弟妹との田植えが終わりました

2023年05月28日 | 農業

晴れたり、曇ったり、雨もぱらついた昨日。

しかし 気持ちのいい風に吹かれながら「田植え」終了です。

弟と妹も県南から応援。1時間半かかってお手伝い。

 

JAから購入の苗が、今年は少し短い生育。

水が深めの田んぼでは、頭が隠れそうなくらい。

ただ しっかり根を張り、成長は期待できそうです。

 

1反に必要な苗はおよそ20枚の苗箱、我が家は計50枚の予約。

田植えの数日前に配送の苗に、朝晩水を散布。

水が少ないと、苗はよじれて水分の蒸発を自ら防ぎます。

 

     

 

今年の田んぼは、「水持ち」が良い感じ。

田んぼの管理をしてくれる近隣のプロが畦際を固めてくれたらしい。

大型トラクターの片側のタイヤで畦の内側を数往復し圧設。

田んぼの水が漏れるのを防ぐための大切な作業。親切です。

水漏れが少ないと、肥料や除草剤の効きが良いから嬉しいもの。

 

朝8時開始の田植えも半分済んだところで、休憩。

弟や妹、田植えのプロと情報交換の世間話。

母親が亡くなると、弟と妹の実家の我が家への訪問回数も減りました。

お手伝いにかこつけて、弟妹との交流の場が「田植え」。

 

     

 

かみさんは、食事とお菓子でみんなをもてなします。

休憩時に提供してくれたのは、「桜餅」と「コーヒーゼリー」。

庭の桜の葉を塩漬けにしたが、葉が厚く少し硬め。

昼食は、田植えのプロが好きな「炊き込みご飯」と焼き魚と卵焼きと漬物。

田舎料理は、弟や妹に「ふるさと」を感じさせるでしょう。かみさんに感謝。

 

初夏の農作業の始まりの「田植え」。

今からは、水を欠かさないための管理と畦の草刈り。

田んぼは、「健康管理」に必須の「リハビリ」。肥満も防ぎます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「100kgの肥料」を手撒きで

2023年05月21日 | 農業

肥料散布終了。

100kgの肥料をバケツで手撒きします。

年々体力降下の高齢者にはキツイ作業。

 

米作りに欠かせない水。

トラクターで耕運した田んぼに、給水する前の肥料散布。

天候次第で変わる田んぼの表面。

大雨の後は、ぬかるんだ状態で肥料を散布。

 

20kgの袋から、バケツに粒状の肥料を小分け。

左手にバケツを持ち、右手で扇状に撒きます。

バケツ一杯に肥料を入れると、その重さで腕に過重。

少しづつだと、散布回数がかさみ、作業が進みません。

 

100kg散布する時間は、2時間弱。

短時間作業ながら、腕と足腰は痛みます。

今は、機械散布や田植え機でピンポイントで苗の元に落とす方法も。

農業機械を持たない我が家は、人力対応しかありません。

 

もう一つの悩みは、肥料などの高騰。

今回散布の肥料は,2年前の単価の70%アップ。

米価は安値安定なのに、コストのアップは意欲を削ぎます。

JAから購入の苗も値上げ。

 

今年2月の確定申告の農業は大赤字。

申告のコストに私の「労働賃金」は入っていません。

「ただ働き」をしても、赤字が埋まらない農業。

「何かがおかしい」と思いながら続ける農業です。

 

肥料散布が終わり、水路から給水開始。

モグラの穴や、コンクリートの割れ目から漏水。

長靴で踏んで固めたり、スコップで土を盛り、補強の作業も。

今週末の田植えまで、水管理も必須です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二番目にきつい農作業

2023年04月17日 | 農業

きのうの久しぶりの作業はきつかった!

冬の間、体力を使う作業はなし。

春になると、米作りのための準備が目白押し。

 

その第一が、水路の清掃。

冬には、閉め切っていた水路に通水するための準備。

この水路に秋から冬にかけ、たまった砂利や泥・ごみを除く作業。

 

ジョレンやスコップ・鍬を使うため、腕・足・腰に負担。

500mほどを数人で対応。

冬に鈍った腕は軋み、中腰の姿勢で数時間は堪えます。

 

     

 

この作業のきつさは二番目。

一番きついのは、田植え前の、田んぼの周囲の溝ほり。「縁上げ」です。

水を効率よく田んぼに給水するため溝を作る作業、手作業で数百メートル。

 

きのうの参加者は、田んぼや生活用水として水路を使うメンバー5名。

毎年確実に高齢化、当然体力は下降。

最若手も50代後半。体力不足を補うため、ここ数か月腕力を鍛えたとか。

 

幸いなことに、我が集落は米作りに必要な水量不足はなし。

逆に台風などによる大水が砂利の大量堆積に。

加えて、今年は周囲の竹藪から、太い青竹が水路を覆うため、伐採作業も。

 

     

 

毎年、何も考えずに実施してきた水路清掃。

しかし 良く観察すると、泥の堆積が多いのは、県道の両サイド。

ひょっとしたら、このエリアの水路清掃は、県の仕事かも?の疑念が・・。

高齢化で作業できなくなるまえに、確認しなければなりません。

 

年々 降下する体力を実感しながら、汗を流した一日でした。

 

画像   桜餅      かみさん手製、大量に作り知人に届けます

     水路清掃    取水口付近、 砂利が多いのはこのあたり

     集落の県道   この道路脇の水路に大量の泥の堆積

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根の「間引き菜」

2022年09月04日 | 農業

数日前に撒いた大根の種。

適度な雨のおかげで、芽が出てきました。

これを摘み、茹でると「秋の味」であり、「おふくろの味」に。

 

大きくして食べる大根と、「間引き菜」として食べる大根。

私はこの「間引き菜」が大好き。

茹でて少量の醤油を垂らして食べます。

 

大根の「間引き菜」を食べると元気になるとの「家訓?」が・・。

この頃になると、暑さも和らぎ、体調がよくなるからでしょう。

茹でても、多分ビタミンCが豊富なのかも。

 

田んぼでは、実った穂が垂れ始め、その上を赤とんぼが飛ぶ里山の秋。

早稲の「秋田こまち」栽培の農家では、稲刈りが済んだ田んぼも。

晩稲の我が家の「きぬむすめ」の稲刈りは10月初旬。

 

     

 

先日訪問した「昆虫」同好会の主宰者。地元の振興に尽力している人です。

「ビオトープを一緒に作ろう会」を昨年立ち上げたとか。

生き物と人間の共生が目的で同好の志を募っています。

 

「目からウロコ」の話も。

自然そのもので育ったカブトムシやクワガタより、たい肥で育ったものが大きいとか。

人間が関わると個体が大きくなるケースもあるらしい。

 

     

 

この年齢になっても多くの人に会え、自然の恵みを享受できる田舎の秋。

「サラリーマン生活50年」も悪くありません。

ただ ぽつんと「一軒家」を訪ねる車の運転には、細心の注意が。

車のバックの運転が下手になり、ヒヤリ・ハッともあるからです。

 

画像   大根の芽   これを茹でて食べます

     稲穂     今年は出来は良いかも

     ナス     秋ナスも出来すぎて「嫁も喰わない」?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「元気の源」ヒマワリ開花

2022年07月17日 | 農業

出勤時 エネルギーをもらう「黄色い色」。

今年も「ヒマワリ」が、一杯咲きました。

 

明るい時はもちろん、雨の中でももはっきり見える「黄色」。

この「幸せの色」を毎日見たいと、植えはじめたヒマワリ。

今年は例年の倍のスペースに拡げて種まき。

 

今回は少し工夫して栽培。

3回に分けて種を撒き、開花を少しづつ遅らせました。

長い間、黄色を持続させたいため。

孫たちの夏休みの帰省時にも、開花する花が楽しめるように。

 

種類も同じ品種でなく、高く咲くタイプと小ぶりなもの。

通行量の多い県道縁には、大きく高い花。

ドライバーやウォーキングの人たちに、遠目からでも見えるように。

 

家から見える畑には、背丈の低いタイプ。

夏野菜の周囲を囲むように植え込み、花の中での野菜の収穫をするため。

カラスや鳥たちから、トマトやキュウリ・ナスをまもるための工夫です。

 

開花時期の想定や、スペースのレイアウトを考えるのも楽しいこと。

春の耕運や種まき時期に、開花をイメージしながら作業します。

ところが、なかなか構想通りには咲かないもの。

 

前年の花から落ちた種の発芽や、土地の肥沃度により、高さが不揃いになることも。

丈の低い花は開花も早いのだが、高い花に遮られて可哀そうに「日陰」の花に。

でも6月下旬から咲き始め8月まで、楽しませてくれるヒマワリ。

 

 

ドライバーやマラソン人、ウォーキングの人たちが楽しんでくれるヒマワリ。

近隣の高齢者が、足を留めて観てくれるヒマワリ。

何より 朝の出勤時と帰宅時に我々老夫婦を「送迎」してくれるヒマワリ。

 

春のチューリップ、夏のヒマワリ、秋のコスモス。

いつの間にか「花咲か爺さん」になりました。

今年は冬の「菜の花」も構想中。遊んでいる畑の有効活用のためにも。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヒエ」退治と「ガン」退治

2022年06月26日 | 農業

今年の米作りは、初手から困窮。

農業開始から10年経って初めての事態。

稲の大敵「ヒエ」の大発生です。

 

田植えが終わって1週間後、田んぼが緑の「絨毯」を敷いたような光景。

「ヒエ」の大発生です。稲の生長が阻害され、収穫が激減の元凶。

初期の除草剤を撒いたにもかかわらず、見る見るうちに田んぼ一面に。

 

昨年までは「ヒエクリーン」という除草剤が効いていたのに。

今年は稲が見えないほどのヒエの大群に「素人」百姓の私は困惑。

たまらずJAに電話。担当者が「一度見に行きます。」の返事。

 

素人ながら、ここ10年は平年作を確保してきたのに・・。

専門職のJA職員から、現場確認後の電話。

「初期の除草剤では、効かないかもしれません。中期以降対応の除草剤が必要かも。」

 

根から吸収させる除草剤から、茎への対応の「クリンチャー」を勧められました。

初めての除草剤。水を切らさないようにとの指示。

「クリンチャー」散布後、1週間後ヒエに変化が。

ヒエの先端が少しよじれ、場所によって黄色に変色。

留守中に、再度田んぼの確認をしてくれたJA担当者が「効いたようです」と電話が。

 

ローンや共済の金融商品や、高い肥料や除草剤販売のJAと、「冷ややかに」見ていた私。

今回 さすが「営農指導」のJAだと見直しました。

「現場」を知り、的確なアドバイスをしてくれる若い職員の存在はありがたいもの。

 

     

 

先週 1年ぶりの「人間ドック」受診。

10年以上継続検診の岡山市の済生会病院で。

今回は費用4万円。脳ドック検査の昨年は7万円弱。

一番恐れる「ガン」の早期発見が目的。あらゆるガンの徴候発見の血液検査も。

 

肺ガン対応の胸部CT、内臓の超音波検診も。内視鏡はパスし、今回はバリュウムで。

流れ作業的な検診項目で、病気の発見は「偶然」あるいは「奇跡」かもしれません。

JAの職員のような、「餅は餅屋」のプロ集団の存在であってほしいものです。

 

「ヒエ」は目に見えるため、対策が打てます。

見えない「ガン」の早期発見を期待しながら、「精密検査」の必要なしが望み。

「検査結果」を待ち、落ち着かない私です。

 

画像   田んぼ       母親に代わって慣れない草取りをする妹(10年以上前)

               今は人力で草取りをする姿は見かけません

     報告書       ドックの検査結果

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「田舎は良いなあ!」甥の一言

2022年05月29日 | 農業

汗ばむ陽気の昨日、田植えが終了。

農業のトップイベントが終わり、いよいよ夏です。

弟・妹・甥と子供が手伝いに。

 

田植えの手伝いは、せいぜい苗箱運搬・植え直し・苗箱の洗浄。

田植え機の車輪の回転でできた轍を「トンボ」で平滑にするくらい。

でもなぜか「大仕事」をやり切ったかの満足感。

 

何年振りかで我が家を訪れた甥と3歳の娘。

畦に座って「泥団子」を作ったり、苗箱を洗う横で川遊びを楽しむ娘。

「びしょ濡れ」になりながら走り回ります。

 

田植え機のない時代、横一列に並び苗を植えていた大人たちを見た微かな記憶。

田植えは、多分重労働だったはず。かがむ作業は腰に相当な負担も。

田植え機の出現は、画期的? 最初は乗用タイプでなく、歩いて押していたはず。

 

わずか2反5畝の田んぼの田植えは午前中で終了。

昼食の時間は、「達成感」が漂う団らんの場。

久しぶりの田舎体験に、甥が「田舎は、良いなあ!」と。

仕事に追われ、娘と遊ぶことの少ない甥が娘と過ごした時間が楽しかったらしい。

 

収支赤字の農業。独りの農作業は、運動になるとは言え辛い作業。

誰かとの共同作業が、励みであり、連帯の楽しさ?

四季を感じながら作業するすることは、「至福」の時間かもしれません。

 

今日は菩提寺の、地区総代の総会。

会長就任3年目にして、初めて開催。ここ2年間は、コロナにより書面決議。

やむなく引き受けた重責、信仰の厚い人たちの協力で進行予定です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米作り「肥料手撒きと注水」

2022年05月22日 | 農業

昨日は、田植えの準備の休日です。

米作りにとって、重要な肥料散布。

田植え時と出穂時期に2度効く「一発肥料」を手撒きで。

 

肥料散布にとって悪条件が発生。一部のエリアが歩行困難な「泥田」状態に。

水路から水がオーバーフローし、ぬかるみに。

この田んぼの中を、バケツに入れた肥料を手撒きで散布します。 

 

散布機を持たない我が家は、手撒き。

20キロ入りの袋が5体。計100キロの肥料散布はハード。

「ぬかるみ」が判明し、急遽 遠隔地の弟に応援依頼。

おかげで作業がはかどりました。弟に感謝。

ただ バケツを持っての5000歩に「腕が痛い」と嘆く弟。

 

     

 

そして 肥料散布後、田んぼに注水開始。

水没エリア以外は、「カラカラ」の乾燥状態。

土が水を吸い込み、田んぼ全体にいきわたるのに半日以上。

加えて、モグラの穴やコンクリート畦の継ぎ目からの漏水対策作業も。

 

水がいきわたった状態で、数日放置。

そして トラクターで泥田を攪拌する「荒掻き」。

大型トラクターを持たない我が家は、農業のプロに依頼。

前年の秋から田植えまで、計4回のトラクター耕運。

 

作業依頼により、田植え完了まで計10万円の経費発生。

これに苗代4万円、肥料・除草剤も3万円。

秋の稲刈りと乾燥・袋詰めまでが8万円。

 

     

 

今年の確定申告で20万円の赤字。おかげで還付金8万円。

以上の計算に私の人件費は含まれていません。

草刈りや水管理に費やす時間をカウントすると膨大な赤字。

 

でも農業を止めない理由は何?

「お米が美味しい」と言ってくれる娘や親戚・知人の存在が一番。

わが家から一望できる先祖の遺してくれた資産の田んぼの継承。

でも本当の理由は、私の健康維持ための適度の運動かもしれません。

 

体力降下のため、何時まで続けられるかわからない「米作り」です。

 

画像   「荒掻き」作業  近隣の農業のプロ、我が家の田んぼを熟知

     「一発肥料」   二度手間を省く優れもの

     庭のパラソル   作業の合間にコーヒーを楽しむスペース

            

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「砂利との闘い」水路清掃

2022年04月17日 | 農業

今日は、体力を試される日。

高齢者にとって、強いられる厳しい作業とは?

農業用水路の通水前の「清掃」です。

 

秋の収穫後 水を遮断し、数回の耕運後、田植えの準備をする田んぼ。

田植え前に水路を掃除し、スムースに水を流せるように準備の必要あり。

そのための水路清掃・整備が重要なのだが、これが結構ハード。

 

     

 

川から田んぼまで、およそ200mに亘って、引き込んだ水路。

今回 水路に行ってみてびっくり。

大雨によって増水した川から、大量に流れ込んだ石と砂利。

砂利だけでなく、大きな石が流れをせき止めています。

「ジョレン」ですくいきれず、作業は難航。

時間も倍くらい費やし、へとへとに。

 

この作業を担うのが、集落内で米作りの家と、水路利用者 計5人。

毎年 確実に高齢化がすすみ、この作業が腕や足腰に負担を。

世代交代で若返りが進んでも、還暦前が最若手。

最長老は80歳超え、私が2番手。いつの間にか長老に。

 

もう一つが、強烈なヘドロの「臭い」との「闘い」。

半年間に溜まった雨水や生活用水の「汚水」沈殿エリア。

下水完備が進んだとは言え、汚水の量も相当なもの。

作業着に飛び散った汚れと臭いは、かみさんが洗濯に苦労を。

 

     

 

「薄緑色」に染まった周囲の山々の青葉の季節。

花が咲き乱れるこの季節に、水量確保と景観保持の裏方の作業は過酷。

しかし 作業終了後の「達成感」は格別なもの。

気持ちのいい風に吹かれる山里は、素晴らしい環境。

 

水路清掃は、運動不足の私にはリハビリの一環かも。

いずれ 体が動かなくなった時、又農業ができなくなった時

この作業を懐かしく思う日が必ず来るでしょう。

 

画像   梨の花    市内の高台に咲いています

     水路清掃   取水口近くの水路(上流200m)

     桜餅     かみさんの手作り、大量に

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チューリップの球根植え付け

2021年11月20日 | 農業

代休の昨日、4時間近く農作業。

チューリップの球根の植え付けです。

おかげで 今朝は、体のあちこちが痛み、辛い寝起き。

 

ここ数年、家の前の畑にチューリップを植え、春を楽しむ習慣。

年々少しづつ増え、昨年は500本の花。

春の終わりに花を摘み、球根を太らせ、6月に球根の掘り起こし。

土を払い、ネットに入れた球根を陰干しします。

 

         

 

昨日 管理機で一時間半ほど畑を耕運。

畝を作り、水を撒き、10cm間隔で球根を埋めます。

深さは球根の3倍程度、寒さも必要なチューリップの球根。

中腰の作業は、足腰に負担。でも運動不足の解消方法でも。

 

春のカラフルなチューリップの開花は楽しいもの。

毎朝 出勤時に満開の花を見ることで、ハッピーな気分に。

ウォーキングや近隣の高齢者も立ち止まって、笑顔で楽しむ春。

 

         

 

陰干しの球根の中には、腐ってしまったものや、中身のない球根も。

500本の花の数をキープするため、補充をネット注文。

来週 追加の球根を再度植え付け予定です。

満開のチューリップ畑を想像しながらの作業は、きついけど充実感も。

 

         

 

先週初めに、知人の医師が宅配してくれたのが、「吾左衛門鮓」。

勤務中に「今日は仕事?奥さんも?」と知人の医師から電話。

「往診のついでに、あなたの好きな寿司をもっていくよ!」

駅弁販売のイベントで見つけて、自ら届けようとの連絡。

 

帰宅すると、郵便ポストにぶら下がる「吾左衛門鮓」。

小ぶりな鯖寿司で、伝統的な製法の寿司。価格は少し高いのが難。

製造元の米子に出かけることがあっても、高価格に躊躇の私。

昆布で〆た鯖は肉厚で深い味。私の大好物です。

 

久しぶりに堪能。美味しさは変わらないものの、若干甘味が。

かみさんに「少し甘くない?」と聞くと「そうだね。」と相槌。

味覚が衰えかけた上に、久しぶりのために味を忘れたのかも。

 

         

 

「VIPの医師に宅配までさせて、申し訳ないな。」と私。

北房の病院からわが町まで40分かけて、届けてくれたのです。

「でも、よく吾左衛門鮓が私の好物だと覚えていたね」と感心。

「ありがたいね。良い友達を持ったね。」とかみさん。

 

逸品を味わいながら、それ以上に心遣いに「ほっこり」の夜でした。

 

画像    チューリップの球根     ネットで陰干し、天候により腐るものもあり

      植え付けた球根       夏のヒマワリとの住み分けで位置決めを

      開花のチューリップ

      吾左衛門鮓         昔は米子に買いに行くか、伯備線の車内販売のみ

                   「宅配」の医師は、北房のさとう医院の佐藤医院長

      鮓の外装箱         伝統を感じさせるデザイン

      

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「新米」配達にみんなが笑顔に!

2021年10月24日 | 農業

昨日 朝から「精米」です。

近隣の無人精米機に玄米を持ち込み、連続運転。

10キロ100円の精米費用。100円玉を連続して投入します。

 

稲刈り、モミ摺り・袋詰めは、プロの農家に依頼。

一袋30キログラムの玄米が大量に届き、精米して配達開始。

早速 昨日は県南の倉敷・岡山の親戚に届けました。

 

   

 

先月 発表のJAの米価は、前年比30%ダウンの悲惨なもの。

販売しない我が家に直接的な影響はないものの、「農業の未来を象徴」する価格破壊。

米生産農家の悲鳴が聞こえます。

コロナにより外食産業の消費が激減、昨年からコメの在庫が積みあがった影響。

 

わが家の自家消費の米は、年々ダウン。

パンや麺類が増え、昔の半分くらい。炊飯器で炊く量は微々たるもの。

一回の食事の、ご飯の量は茶碗に八分目。昔は丼飯だったのに。加齢も影響。

 

親戚や知人には。10キロと5キロの袋に詰め直し、プレゼント。

精米後の米は「生鮮食料」。精米直後から劣化が始まり、美味しさが減少します。

面倒くさいけど、本当は食べる量だけの精米が理想。

自家用精米機を持つ人には、30キロの袋ごとプレゼント。

 

   

 

Uターン後始めた米作り。もう10年経ちました。

素人の米作りながら、不作の経験はなし。

台風直撃もなく、病虫害もないため、安定生産。

ただ 凶作に備え、平年作の70%を切るともらえる共済の保険には加入済。

 

毎年の確定申告に、農業の事業申告も。

年金・給与の所得を引き下げる農業の所得。毎年20万円の赤字です。

米作りのみで生計を立てるためには、3ヘクタール以上の生産が必要。

ブドウ・トマト生産はもっと効率がいいものの、設備投資とリスクの覚悟も。

 

Uターン者発掘のために、老人クラブ会長や民生委員・地域振興の役員訪問。

米作りを止めた人たちの多いことにも驚きます。

赤字に加え、体力降下の高齢者が増え、後継ぎもいないから。

休耕田が目立つ中山間。高額購入のトラクターやコンバインが眠っている現実。

 

   

 

私が米作りを継続できるのも、あと5年くらい?

応援してくれる近隣の農業のプロも高齢化。

ただ 水管理や草刈りが唯一運動不足の解消方法。

草刈り後の青々した田んぼの畔や畑を見ると満足感は格別なもの。

田舎に生きる充実感を感じるひと時です。

 

「お父さん ご飯が美味しい!」と言ってくれる東京の娘たち。

「ありがとう!」と言ってくれる親戚や友人たち。

この一言のために農業を続けていけるのです。

 

画像   稲刈り     近隣の農業のプロに依頼(刈り賃 1反2万円)

     新米      10㎏と5kg の新米 (プレゼント用) 

     焼米      保存食「やっこめ」 元気なころの母親の指導で

             手間がかかるのと炒り方が難しいため今は製造断念

     赤飯      大量の赤飯を作り職場の仲間に配布

             

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の畑は・・

2021年09月04日 | 農業

季節は夏から秋に!

わが家の畑も、夏野菜の収穫の終わりと秋野菜の植え付け準備を。

田んぼでは、稲穂が出揃い、「赤とんぼ」が空を舞います。

 

トマト・ナス・ピーマンが残暑の中でも、その存在を誇示。

大玉トマトは、猿に食い散らかされたものの、ミニトマトはサラダで色鮮やか。

ナスは意外に柔らかく、漬物や「おろし生姜」を添えた「焼きナス」に。

 

昔から、わが家でオリジナル調理の紫蘇(しそ)。

柔らかな新しい葉を茹で、「チリメンジャコ」と一緒に味噌で炒める田舎料理。

小さいころから、食べ慣れた味は、「ご飯の友」であり、ビールのつまみ。

「田舎の嫁」のかみさんは、調理方法は覚えたものの、好みでないのか箸をつけません。

 

秋野菜の中で、白菜と大根は必須の野菜作り。

酸化した土をアルカリ性にするために、石灰系の肥料で畑の活性化が必要。

植えた直後は毎日の水補給が必要なため、散水栓の近くが最適。

乾燥を防ぐための「もみ殻」を被せるのも重要。

 

大根は大きく成長させるものと、若い葉を「間引き菜」にするものとに二分。

茹でた「間引き菜」に醤油を垂らし、「旬」の素朴な味を楽しみます。

かつて住んでいた静岡県・浜松でも、「抜き菜」と呼び「珍重」。

「間引き菜」を食べるころは、朝晩涼しくなり、夏バテ解消の季節。

 

農業は、かけた手間が、成果として現れる「正直な」世界。

天候という「変数」があるものの、成果ゼロはありません。

ただ 専業農家は、天候で年間収入が大きく左右される厳しさも。

 

今年 桃農家は、7月の日照りと収穫直前の長雨で壊滅的打撃も。

新米も農協の買取予定価格が、昨年から25%もダウンの提示。

コロナによる外食産業へのダメージが、米価に反映? 様々な悪影響が。

 

     

 

農業は「子育て」に似たところも。

子供の成長期の親の言動が、性格形成や能力開発に連動?

1年単位の農業と10年の教育とスパンに差はあるものの、修正が難しいのが共通点。

 

この夏 嬉しかったのが、娘たちの母親(かみさん)への「心遣い」と「お小遣い」。

久しぶりの帰省で、母親の料理や愛情に触れたためか、帰京後に感謝の連絡が。

「楽しかった!」と連日のデイキャンプの出費の補填をさりげなくしてくれた娘たち。

「大風邪」を引いた私には、大量の風邪薬も。

 

娘たちにも仕事や育児の悩みはあるはずなのに、まず母親をねぎらう娘たち。

学力偏差値に悩んだ娘たちが、「社会偏差値」を身に付けてくれたことに安堵の私。

両親に「元気で夫婦仲良く」と願う娘たちの気持ちを再確認した夏休みでした。

 

画像    雨の畑      上が成長したシソ、この葉を収穫し炒めます

               下側が「間引き菜」用に撒いた大根に被せたもみ殻

      手料理      盆に久しぶりに母親の作ったオムライスを囲む娘たち

               懐かしい味と母親との会話がごちそう?

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「水撒き」

2021年08月08日 | 農業

ここ10日くらい、日課となった畑の「水遣り」。

夕方 水路から水中ポンプで40~50分。

家の近くの畑で咲くヒマワリへの給水。

シーズン終わりのヒマワリを少しでも長く咲かせるためです。

 

もう20日近く雨の降らない畑はカラカラ。

ヒマワリが枯れかけ、葉が黒く垂れて、哀れな風景。

水不足と気づき、毎日水を大量に撒く必要が生じました。

 

しかし 熱気が残る畑での「水撒き」は、結構きつい作業。

しかし この重労働継続の意欲を掻き立てたのはかみさんの一言。

「孫が好きなヒマワリを、帰ってくるまで残そうよ!」

盆に帰省する娘や孫たちに見せたいとの言葉。

この言葉に弱い私。孫の喜ぶ顔を想像しながら水撒きです。

 

         

 

最初は水路からの「バケツ作戦」と地下ポンプからの放水。

しかし 畑の広さと必要水量の多さから、この方法は断念。

倉庫の片隅に放置していた水中ポンプを引っ張り出し散布。

数年ぶりに作動させるポンプのエンジンが何とか稼働。

 

畑のヒマワリは二種類。

背の高い大輪の花を咲かせるヒマワリと丈の低いヒマワリ。

水撒きを始めて、背の低いヒマワリが満開。多少弱々しい感じ。

ポンプのホースを引き回しながら、黄色く光る花に癒されます。

 

「娘や孫のため」と言いながら、結構楽しんで作業している自分が。

誰かのためということは、結局自分のためかもしれません。

 

         

 

昨晩 新しいBBQコンロのお試し。

庭で食べる焼肉や野菜の美味しさを再確認。

ランタンの灯で飲むビールが美味しい夜でした。

 

今朝 38度を超える高熱のかみさん。

もしや?と病院で検査。結果は陰性。風邪でした。

もし陽性なら、すべての家庭内イベントは中止。

帰省の娘たちに「ストップ」。とひやひやもの。

病み上がりのかみさんの代わりに、娘たちに家事一任です。

 

画像   ヒマワリ   畑のヒマワリに用水路から水遣り

     ポンプ    久しぶりに活躍

     BBQ    安い肉でも庭で食べると・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田植えの応援に来てくれた弟妹

2021年05月30日 | 農業

忙しい一日でした。

昼過ぎまで田植え、夕方護持会の会合。

でも充実感はたっぷり。

 

朝 7時半から田植え。

近隣の農業のプロの田植え機が始動。

彼の指示で、前日から田んぼの水調整は完璧。

満水でなく、土の表面がわずかに出る程度の深さにします。

 

JAから数日前に届いていた苗。

プロから見る今年の苗は、「いい苗」だとか。

軸が太く丈もあり、「植え甲斐がある」とお墨付き。

ただ 苗箱一枚が800円、計50枚の出費は痛い。

 

そして 県南から、弟と妹の助っ人到着。

苗箱の運搬、植え終わった箱の洗浄。

田植え機の回転時の泥田の荒れを「トンボ」で平滑にならす作業。

最後に、苗の欠けたエリアへの「植え直し」。中腰はキツイ姿勢です。

慣れないながらも、田植えを手伝ってくれました。

 

     

 

弟や妹が揃って応援に来てくれたのは、久しぶり。

お互いの近況報告を作業しながら交わします。

年が離れているせいか、幼いころでも、共同作業の記憶はありません。

気持ちのいい風に「田舎はいいなあ!」の妹の実感がこもった言葉。

 

弟妹との関係が変化してきたのを感じます。

子供のころの同居時代は、ある意味「同志」でもあり、「ライバル」でも。

「血は水より濃い」はずなのに、徐々に薄れる関係力。仲はいいのに。

お互いを想い合う気持ちはありながら、独立した家庭生活が為せるからかも。 

 

        

 

弟妹に比べ、娘たちと関係はますます強固に。

そう思っているのは私だけで、実は「浮いている」のに気づかないだけかも。(笑)

かみさんと娘たちとの絆は、私の数倍も感じていますが・・。

 

かみさんと仲良くするのを娘たちが喜ぶのは知りながら、時に互いに「イラっ」と。

弟妹と比べ、他人である配偶者との関係が一番重要になろうとは・・。

アメリカの統計学に、「配偶者の死」が最大のストレスを生むとあります。

 

手首を痛めたかみさんは、昨日は料理に専念。

弟や妹との食事と田植え機を使うプロへの弁当作り。

初夏の気持ちのいい一日は、大切な「家族の日」でもありました。

 

画像   田植え機と苗  四条植えの田植機 

     旧実家     弟や妹たちと育った昔の家

             新築のため解体、その時妹が泣きました

     庭のアジサイ  次女が結婚式直後に東京から苗木を送ってくれました

             花言葉は「感謝」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5時間、15000歩の農作業

2021年05月23日 | 農業

熟睡後の今朝、体のあちこちに痛みが。

昨日の過酷な農作業で、短時間に1万5千歩の歩数を記録。

田植えの前の準備で、肥料散布と注水作業。

 

田んぼの中を歩きながら、100kgの肥料をバケツで手撒き。

ところが例年と比べ、雨の多い今年は、ぬかるんで長靴が沈む始末。

田植え時に履く「田靴」に履き替え散布。足が土から抜けにくく疲れます。

 

     

 

注水開始後、モグラの穴や、畦のコンクリートの経年劣化であちこちから漏水。

この漏水位置を見極めるのは、注水開始直後でないとわかりにくいもの。

田んぼに水が周る最先端を歩きながら、穴を潰す作業は忙しい。

 

漏水が多いと肥料の効きが悪く、雑草も生えやすいため、「漏水対策」は重要。

「水稲」と言われる所以は、この水管理にあると実感。

おかげで、畦道の往復とシャベルや鍬を使う作業でへとへとです。

 

     

 

作業時の汗を流し、疲れを癒すのは熱いシャワー。

このシャワーの湯量が減り、水圧が下がり始めて数か月。

一昨日 シャワーからのお湯が出なくなりました。

 

浴室のもう一つの混合水栓からは、正常にお湯が出る状況。

シャワー水栓の故障と確信し、なじみの設備屋さんに電話。

新品の混合水栓への交換と痛い出費を覚悟。

 

下見に来てくれ、混合水栓の給湯側の接続部分をチェック。

なんと黒い粉状の異物が詰まっています。

それを水圧で洗浄すると、水量と水圧が復元。

設備屋さんも、この黒い粉の正体が不明だとか。

「水道水の中の石灰成分が、熱で固まったのかも?」

 

早速「痛いほどの水圧」のシャワー復活で、汗を流すことができました。

かみさんは、水量が徐々に減ってきた間、ストレスが。

このストレスが、シャワー復活で解消されたらしい。

 

     

 

天候不順はあるものの、田んぼの準備を整いました。

庭の牡丹やアジサイなどが咲き始め、季節は最高。

ひまわりも順調に生育中。夏の黄色の花がもうすぐ。

 

コロナで出歩けないが、田舎の生活はハッピーなものです。

 

画像   田んぼ   肥料を撒き、注水した田んぼ。

           この後、荒掻き(あらがき)・代掻き(しろがき)し、田植え

     肥料    一発肥料(田植え時と出穂時期と二度効く肥料)

           20キロの肥料5袋をバケツで撒きます。

     浴室    左の混合水栓に「石灰?」のつまり

     ひまわり  7月に開花の予想

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする