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元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

ハードな農作業を癒してくれるもの

2021年04月25日 | 農業

体に堪える連日の高温。

その上 休日には、春の農作業が続きます。

冬の間に鈍った体は、重労働には応えてくれないもの。

 

田植え前には、集落の水路の一斉清掃。

水路に溜まった砂利をジョレンで取り除く重労働。

山から転がり落ちた大きな石は、数人がかりでも・・。

 

コンクリートの畔のひび割れは、速乾性の補修材を塗り緊急対応。

田んぼの周囲に溝を作り、水を均一に入れる「縁上げ」も重労働。

高温で一気に伸びる畑や荒れ地の草刈りも、数時間でもキツイ作業。

夏野菜を植えるための耕運と肥料散布も。

前年の農作業メモを参考に「季節に遅れないように」と多少焦り気味です。

 

   

 

ハードな農作業の間に楽しむのは、花と新緑。

花桃が終わり、庭の白いフジが咲き始めました。例年より早い開花。

青空に映える「真っ白な」フジは、我が家の自慢の花。

香の匂いのようなフジ、アブが蜜を求めて数十匹。大きな羽音。

 

今年は、庭に20鉢以上の寄せ植えも。

パンジーやマリーゴールドなど、かみさんが頑張りました。

転職し、多少時間の余裕ができたためか、結婚以来最多の鉢植え。

夕方の水遣りが日課となったかみさん。でも満足そうです。

 

   

 

家の前の数百のチューリップも盛りを過ぎ、枯れかけた花をカット。

球根採取のためには、必要ながら、もったいない作業。

隣に植えたヒマワリも芽が出てきて、夏の黄色の花畑の予感。

庭のもみじや周囲の山々の新緑が、カラフルな花と好対照。

太陽の光を受けた若葉の裏側の「優しい黄緑」は、穏やかな気持ちに。

 

毎年 この時期ながらの作業と自然環境。

しかし 年々農作業がきつくなってきた感覚です。

高齢による体力降下を実感。

 

体の節々は痛むものの、病院通いとは縁遠い私。

健康に産んでもらった親と、支えてくれているかみさんに感謝です。

 

   

 

 

 

画像  白いフジ    レアな白、今年は少し早い開花。そして寄せ植えの鉢たち。

    フジ      白いフジ、寄せ植えのカラー、若葉のモミジの対比

    チューリップ  ピークを過ぎても綺麗。家の下の道路べりの畑。

    集落の山    家の庭から望む若葉の山、毎朝晩眺める風景

    集落の山 2  イチョウの木と車越しの若葉の山  

 

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「米作り」の「難易度」は?

2020年10月17日 | 農業

稲刈りが終わり、今年の収穫量が確定。

今年の「成績」は、やや不良。

想定していたのは、もっと厳しい「結末」。

前半の日照不足、後半の異常な酷暑を乗り切りました。

 

農業の中でも米作りは、安定事業?

費やす時間と手間は、比較的少ないのです。

全滅の危機もない代わりに、できても120%増は望めません。

「水が安定供給されれば」の前提が、必要条件ですが・・。

 

わが町で、農業で一番利益が出るのが「ブドウ」作り。

「トマト」作りがこれに続きます。

この言葉は、昨日訪れた「トマト農家」の奥さんの言葉。

 

     

 

昨日 仕事で訪問した市内でも北部のトマト生産「団地」?

あちこちに、トマト栽培用のハウスが林立。

3棟から10棟をそれぞれの農家が持っています。

 

一棟の投資費用が、およそ350万円とか。その建設費用に驚きました。

初期投資の多さは、米作りの比ではありません。

もっとも、開拓により、新たな田んぼを作るとするなら、それに匹敵するかも。

一棟当たりトマトの出来高は、およそ100万円。10棟で1000万円。

トマトの出来と市場価格がマッチするなら、投資も回収できるでしょう。

 

なぜ儲かるブドウでなく、トマトを選んだのかと聞きました。

「植え付けの年から収穫が望めるから」の答えに納得。

ブドウの初出荷は、数年後からで、その間 資金が寝るのです。

 

1000万の売り上げが望めるトマトつくりに、若い新規就農者も増えています。

隣に移住してきたのは、横浜から来た人。別に独身で県南から来た人も。

米作りにはない、ハイリスク・ハイリターンの農業は人気らしい。

 

戦後 この地で初めて入植者が試みたのが、林業用の樹木の苗作り。

春に苗を植え、秋にある程度成長した苗木を掘り返し出荷。

この時 各農家は1000万円以上の収入があったとか。

旺盛な開拓意欲に燃える「一世」の人たちが、いたようです。

「二世」はトマト栽培に、シフト。

 

     

 

「三世」がいないという課題も。

「Uターン」促進の話をすると、黙り込む現状。

高収入で、他地区の高校に進学させた息子たちは、帰ってこないとか。

移住者など他人に、事業継承を「ゆだねなければならない現実」を痛感。

 

2反5畝の米作りで、20万円の赤字申告が、子供の「遊び」程度の農業規模。

草刈りと水管理で「農家」を名乗っていた自分が、恥ずかしくなりました。

忙しい農作業中に突然訪問した私に、快く話をしてくれた3軒の農家に感謝。

 

国の農業政策や、技術指導団体の在り方、リーダー育成の支援などが急務。

コロナで変わるであろう産業構造は、多分農業にも影響するでしょう。

田舎に住みながら、周囲にも、知らないことがたくさんあることを実感した一日でした。

 

画像    プロの助っ人   耕運・田植え・稲刈りでお世話に

      トマト      ハウス内のトマト、収穫後は保冷庫に

      新見駅前     伯備線・姫新線・芸備線が交差します

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猿やイノシシに負けない「収穫」を!

2020年09月26日 | 農業

昨夕 職場から帰り、裏山で栗拾い。

歩いて5分の距離の栗林。やぶ蚊と「戦い」ながらの作業。

大き目の買い物袋に一杯採れました。

 

昨年のカレンダーには、栗の収穫量を日毎に〇△✖で記録。

拾うタイミングを逸しないようにしています。

日中はサルが、夜中にはイノシシが、「栗拾い」に「参加?」。

今年はまだ、荒らされていなかったのか、それなりの収穫です。

彼らの出没は、栗の皮が散乱してしているかどうかで、わかります。

 

ゆでた栗を半分に切り、スプーンで食べるのが、オーソドックス?

しかし かみさんのつくる「渋皮煮」が一番おいしい食べ方です。

硬い皮を剝き、渋皮を残して砂糖で煮詰めた「逸品」。

東京の娘たちも大好物。ただし皮を剥く作業は、結構力仕事です。

 

         

 

9月初めに植えた大根・白菜などの秋野菜も大きく成長中。

夏野菜で酸化した土壌を、「石灰系の肥料」でアルカリ化するのがコツ。

葉っぱを食い荒らす虫退治も重要。

 

私の大好物が、大根の「間引き菜」。

植えて10日程度の大根の葉を、茹でて醤油を垂らします。

素朴な味で、野菜の旨みを感じ、秋を感じる瞬間。

「間引き菜」を食べると、健康になるとの言い伝えも。

昔は、夏場バテ解消の、ビタミンの補給の食べ方だったのでしょう。

 

 

田んぼの稲も黄色に色付き、10月の稲刈りを待つ状態。

今年は、出来はよくない年。春からの日照不足が原因。

また コロナで在庫量が積み上がり、米価は昨年よりダウン。

しかし 販売が目的でない自家消費程度の我が家には、影響はなし。

 

近隣の稲刈りはすでに終わり、残るは我が家の稲のみ。

品種の差が、稲刈りの時期を決めるのです。

コシヒカリや秋田こまちが、圧倒的に多い県北の山間部。

ゴールデンウィークに田植え、9月収穫が大半。

 

我が家は6月に田植え、10月稲刈りの昔からのスケジュール。

品種は「きぬむすめ」。岡山県で二年連続「旨み№1」の評価米。

倒れにくく、収量も多い品種のため、栽培農家が増加中です。

ただ 多品種と比べ、水を必要とする時期が異なり、調整が要ります。

 

         

 

ふるさとにUターンし、米や野菜つくりを始めて、10年。

昨年の作業時期を忘れ、毎年が初心者の「にわか百姓」。

確定申告では、毎年20万円の赤字申告。

米や野菜は、作るより買うほうが、絶対経済的な農業規模。

 

体力作りと「成果」を目の当たりにできる充実感が醍醐味。

あと 10年は頑張りたいものです。

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稲の受難、「土用干し」

2020年08月02日 | 農業

田んぼの水をすべて抜き、現在「土用干し」の真っ最中。

「水稲」の文字のごとく、水が欠かせない稲も「試練」の時?

この作業が、稲の成長には欠かせないステップ。

 

水を抜く意味は、根を深く張らせるため。

常に十分な水は、稲を「怠惰にさせる?」

干すと水を求めて、根が横でなく、縦に深く張り、しっかりと成長を。

 

1週間程度で再び注水し、穂を稔らせる準備をします。

乾燥した表面は、注水後も固さが残るため、刈り入れが楽に。

コンバインが、自重で沈まないという副次効果もあるのです。

 

ただ 水が十分でない、谷あいや山頂近くでは、「土用干し」は不可。

大量の水の再注水が出来ず、乾いた田はあちこちでひび割れたまま、漏水が発生。

水が十分にある田んぼのみが、この作業工程が可能なのです。

 

     

 

今年の米作りは、岡山県北では受難の年になりそう。

長雨で日照不足に陥り、稲の生育にばらつきが・・。

加えてコロナの影響で、業務用の米の消費がストップ。

 

レストランや食堂などの営業自粛と客の減少が追い打ちをかけます。

自宅でのコメの消費が少々伸びても、全体では微々たるもの。

米価の大暴落の可能性もあり、米つくり農家は二重の「災難」が発生?

 

     

 

「土用干し」をするとき、思い出す友人の言葉。

「悩みを持つ人の方が長命で、すべてに満たされた人は意外に・・」

この友人は四国の愛媛で、施設と医院を運営する医師。

彼は、昔のオケ仲間。バイオリンのうまい情に厚い男です。

 

「経済的に恵まれ、温かい家族に囲まれた人が必ずしも長生きをするのではない。」

悩みがもたらすストレスが、生存本能を掻き立て、「生きる」ため努力させる?

データがあるわけではないが、この友人の「持論」には一理あるかもしれません。

 

敢えて厳しい「水不足」の環境作りは、「かわいい子に旅をさせる」と同義。

ただ、ひび割れた田んぼを見るたびに、稲が枯れるのではと心配する私。

再注水の日まで、じっと我慢する「ストレス耐性」は、私を強くしてくれるはず。

 

     

 

農業は、「人生の縮図」。成果が目に見える農作業。逆に自然の「逆襲」も。

畔草を刈れば、青々とした刈跡は綺麗。稔った稲穂を想像しながらの毎日の水管理。

育てた野菜が「猿軍団」に荒らされ、悔しさで栽培意欲が「萎えること」も。

長雨などの天候不順には及ばない人間の力。今からは台風の襲来も。

 

農業のサイクルは1年毎。

毎年リセットして、再スタートができる「自然の摂理」。

元気で農作業ができるのは、どんなに頑張ってもあと10年。

10回しかチャンスはありません。ベテランにはなれない初心者です。

 

画像   土用干し   水を抜いた田、表面がひび割れてきます

     草刈り機   10年前に購入、故障もせず活躍中

     リハーサル  10年前岡山開催のオーケストラの祭典 保科先生指揮

     庭の花    今朝発見、名前も知らない花

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黄色は「ビタミン」

2020年07月17日 | 農業

今年 二か所に植えたおよそ2000本のヒマワリ。

たくさんの花が咲き始めました。

 

県道脇の休耕田に1000本、家のそばの畑に1000本。

県道側の花は、通行中のドライバーやウォーキングするひとの鑑賞用。

畑の花は、切り花用に。

 

10年近く前から、育ててきたヒマワリを、今年 新品種の種に変更。

今までの花は、背丈が高く、花の大きなヒマワリだったが、後処理が大変。

竹のように固い花の残骸に悩まされていました。

 

今年から、背丈が低く、花が小ぶりで花粉の少ない種類に変え、本数も3倍増に。

失敗したのは、畑のヒマワリ。密集しすぎて、成長が遅いのです。

 

ヒマワリを植え始めた理由は、

夫婦二人の野菜の消費量はわずかなもの、それなら花を作り楽しもうと決心。

お陰で多くの人から、「花が綺麗!」と声をかけてもらえます。

 

何より、施設入所中の母親への見舞いの花には最適です。

花が大好きな母親、元気な時はたくさんの花を育てていました。

その母親は、黄色いヒマワリを見て、とても喜びます。

「元気だったころ」を思い出すのかも。

 

花いっぱいの「ヒマワリ畑」の写真をA4サイズに伸ばし、見せると

「家に帰りたい」と懐かしがります。

 

「黄色い花」は、人を元気にする力があるような気が。

鮮やかな黄色は、落ち込んだ気持ちを明るくする作用があるのでは?

薄暗くなった夕方でも、目立つのが黄色いヒマワリ。

 

田舎に育ちながら、いまだに花の種類や植物の名前を知らない私。

ただ 花を観て「綺麗だ!」と思う気持ちは、強いものがあります。

 

ヒマワリの横に、毎年自然に生えるコスモス。

今年は、ヒマワリより早く咲きだした数本のコスモス。

自然界に異変があるのではと少し「不安感」も。

 

咲きだしたヒマワリの写真をLINEで東京の娘たちに配信。

このヒマワリを見たいと、盆に帰省する娘たちと孫。

それまでに、何とかコロナが治まって欲しいものです。

 

     

 

画像  県道横のヒマワリの花  通行中の人たちが楽しんでくれます

                まだ2~3分咲き

    芙蓉          庭に咲きだしました

 

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「待望vsトラウマ」の雨

2020年06月13日 | 農業

昨日に続き今日も朝から雨。

雨の休日でも、家でじっとしているわけではない米つくり。

それは、田んぼの水量調節。いわゆる水管理。

 

米は水稲と言われるように、水との関係が最重要。

水がないと干ばつで凶作。水がありながら、気温が低い年は冷夏で不作。

雨が多すぎると、田んぼの水がオーバーフロー。水口の開け閉めで適量を確保。

今の時期、せっかく撒いた肥料と除草剤が流れ出し、効果と投資が無駄になります。

 

我が集落では、一昨年の大洪水で取水口が破壊され、米作りを断念した家が数軒。

我が家はもう一本の水路を使っているため、難を逃れました。

未だに壊れた水路の復旧が遅れ、二年続けて米が作れない人の悔しさは如何ばかりか?

米が作れない田んぼでも、草刈は頻繁にしなければ、翌年に支障が。

 

     

 

2年連続で起きた水害、倉敷・真備の洪水と被害の大きさは記憶に刻まれています。

家を失い未だにアパート暮らしの知人家族、真備に嫁いだ娘を亡くした親も我が町に。

水量確保と調節機能のダムが、我が町には三つも。

各ダムの放流開始時刻が重なると下流は一気に増水。ダム同士の連携が必要です。

 

とは言いながら、自然災害が比較的少ない岡山県北。

「地震や降雪量が少ない」と新潟県や大阪から新工場建設を我が町に進める誘致企業。

地元の良さが再認識され、地元就職の高校生の数が今春は増加しました。

 

     

 

コロナ禍で外食が減り、米の消費が増えた東京の娘たちへの、米の宅配は大幅増加。

田舎の良さも見直され、UターンやIターン者も増えるかもしれないとひそかな期待も。

一極集中解消のきっかけになるかもわからない今回のコロナ。

テレワークに最適なweb環境が整う我が町。十数年前に各戸に光ケーブルが設置済です。

 

        

 

職場でも外出時でもマスクが手放せないコロナ対策。

暑くて息苦しいマスクは、高齢者の私には、耐えられそうにありません。

毎日励む 企業や民生委員、振興会、老人クラブなどの外回りもだんだん苦痛に。

 

雨の中、濡れながら田んぼの受水口の調節することは、農業の作業工程の一つ。

コロナにおびえる生活より、よほど人間らしいと自己満足しています。

 

画像  河本ダム     家から2㎞ほどの距離あるダム、春は桜見物も

               横にトンネルが完成、今はあまり見ることもありません

    水田       我が家の田んぼ、25アールの趣味レベルの規模

               家の下にあるため、毎日・朝晩 水の状態が確認できます

    額アジサイ    庭に大きく成長  地味なアジサイ

    球根       200本植えたチューリップ、球根が倍増

               ネットに入れ乾燥、秋に植えます。

 

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「一発肥料」 100㎏を撒く

2020年05月23日 | 農業

今日は、土曜日。朝4時に起床。

明るくなった5時頃から農作業です。

米つくりにとって大切な肥料散布をし、そのあと水を注入する日。

 

撒く肥料は「一発肥料」。

苗への基礎肥料、追肥、穂の出るころに効く肥料など数種類がオールインワン。

必要なタイミングで効くために、成分が被覆してあります。

 

1反(300坪)に40㌔が適量。2反5畝のわが家は計100㎏を散布。

肥料散布機を持っていない私は手撒き。バケツに4~5キロを入れ、歩きながら散布。

課題は粗密が出ないようにすること。一握りの量を決め、扇形に前方に。

歩くスピードによっても、しっかり撒いたところ、薄いところの差が。

 

     

 

そして、水路から田んぼに注水。

苦労して、畦の内側に掘った溝に沿って水が回ります。

乾燥した土が水を吸うため、水の進み方は遅いもの。

目を離すと、モグラの穴に水が吸い込まれ、いつまで経って進まないことも。

 

これで、あとは苗の到着を待って、田植え。

その前に、トラクターで二度耕運。近隣のプロに依頼します。

より均一に攪拌し、高低差が出ないように。水口は少し高く、排水口は低く。

こうしないと満遍なく水が廻りません。

 

今年の確定申告は、農業部分で20万円の赤字。

耕運料・肥料代・苗代・田植え代・刈り取り代・乾燥・袋詰めの各工程の経費が。

夫婦二人で食べる量の数倍を、知人・親戚・娘たちに配り、JAに販売したことはなし。

私の作業代はサービス。大規模に米を作らないと採算は取れません。

 

もし米つくりをしないなら、経済的にはずいぶん楽です。

過酷な作業はあるものの、もし農業が無かったら、体も楽とは言えません。

トレーニングジムに通って、体を鍛える代わりの水管理・草刈です。

 

     

 

「お父さんの作った米は美味しい。」と言ってくれる娘や孫たち。

農作業が終わった後に感じる充実感や季節感。

流れる雲や、心地よい風は、田舎暮らしの醍醐味。

 

今日 万歩計が1万4000歩。

体の節々も痛みます。あと何年農業ができるのだろうか?

 

畑二か所に植えたヒマワリが、15㎝くらいに育っています。

今年初めて植えた背丈の低いヒマワリ2000本。開花が楽しみです。

夏に、ヒマワリを観に帰ってくる娘や孫たちに会えるのが嬉しい高齢者です。

 

画像  ヒマワリの苗   背の高いヒマワリは、枯れた後の処理が大変

             今年は低い丈のヒマワリを、早ければ7月初めに咲くかも?

    一発肥料     バケツ一杯に入れると、手や肩に負担が

             機械がないため手撒きしかできません

    注水中の田んぼ  畔の内側に廻る水

             田んぼ全体に廻るのは一日仕事

  

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稲刈りが終わりました。

2019年10月20日 | 農業

先週 稲刈り終了。

近隣の「プロ」が、コンバインを持ち込み、刈ってくれました。

現在 乾燥・モミ摺り中、収量はまだ確定していません。

 

プロ曰く、「一般的に、今年の稲の出来は良くない。」

カメムシ被害により、1等米の比率が、昨年より少ないとか。

県南では「ウンカ」が発生し、田んぼが「ミステリーサークル」状の被害も。

 

米つくりを始めて、今年で10年。

カメムシやウンカの被害は経験なし。稲の倒れるほどの台風被害も。

6月田植え、10月刈り取りは、域内では一番遅い米つくりスケジュール。

 

   

 

素人の米つくりスタート時は、近隣の人たちの「マネ」から。

そのために一カ月遅い「作業工程」の晩稲を選びました。

それが「きぬむすめ」、比較的新しい品種。島根県で開発された種類。

岡山県で、2年連続「うま味ナンバーワンの品種」に選定されました。

 

昨年の農業収支は、15万円の赤字。

コンバインや田植え機などの機械投資をしていないため、労務は「プロ」に依頼。

物納含め18万円を支払います。加えて苗代・肥料代をJAに。

私の農作業は、水管理と草刈り。米つくりをしているとは言えないレベル。

 

食べるだけの米を買うほうが、経済的には絶対有利。でも 米を作り続けるには理由が。

自分の田んぼで、無農薬で、安心できる米を食べることができること。

草刈りや水管理をすることが、運動不足を補い健康管理に繋がっていること。

最大の理由が、「目の前で成果」を確認できること。「達成感」を味わえるのです。

 

東京に住む娘たちや知人が「美味しい米」と言ってくれることが最大のモチベーション。

新米を送ることは、娘たちへの元気な親の「メッセージ」です。

 

   

 

米は不出来ながら、栗や柿は大豊作。

昼活動の猿や、夜行性のイノシシたちと競争しながら収穫した栗は豊作。

 

「渋皮煮」のため、皮をむくかみさんが、指を痛め疲れるほどの大量の栗。

大鍋で砂糖で煮込んだ栗を、瓶詰めにして娘たちに宅配。

自家製とは思えない「大きさと味」と娘や孫たちは大喜び。

 

      

 

裏庭の柿も今年は久しぶりの「当たり年」。

「富有柿」の枝が折れそうになるほどの量と大きさ。

カラスと猿と私の三つ巴の「分捕り合戦」がもうすぐ始まります。

 

「実り」に感謝。

 

画像    コンバインで刈り取り  近隣のプロ

      コンバインから移送トラックに

      裏の栗林で収穫の栗   大粒です

      栗の渋皮煮の瓶詰め

 

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「落水」

2019年09月15日 | 農業

稲刈り前の昨日、田んぼの水を抜きました。

シーズン二回目の「落水」です。

 

一回目は「土用干し」での落水。

7月末、根をしっかり張らせるための水抜き。

今回は、十分に穂の出た稲を乾燥状態にするため。

コンバインが沈まないように、土を乾燥させる意味合いもあります。

 

まだ「青い」稲が「黄金色」になるのももうすぐ。

近隣の「コシヒカリ」や「秋田こまち」は、既に収穫済。

唯一 晩稲の「きぬむすめ」のみが残る私の田んぼ。

 

新米検査では、今年は1等米比率が、低いとか。

カメムシ被害により、昨年より20%以上 品質降下。

県南では「ウンカ」被害も発生。さて我が家の出来は?

 

と言っても、JAを通じての「供出」もしていません。

稲刈り・モミ摺り・乾燥は、近隣の「プロ」に依頼。

その代金を、米による現物支給で支払っています。

 

今年のJAの買取価格は、「きぬむすめ」が13000円強。

昨年、農業のみの所得申告では15万円の赤字。

小規模農業は、大幅赤字。自分の労働対価は除いてもこの状態。

 

 

家の前に広がる田んぼがあるから、作らざるを得ない状況。

作らないまま放置しても、草刈は必要です。

昨年の水害により、水路が破壊され、今年 集落内で耕作された田はおよそ半分。

仮復旧中の河川の堤防が、9月初めの水害で再び流出しました。

 

高齢と天災は、耕作意欲を萎えさせます。

しかし農業を止めることは、体力維持の方法を捨てるようなもの。

「リハビリ」のためにも、米つくりを続ける覚悟の私です。

それもあと10年くらいでしょうが。

 

「ぴんぴんころり」が目標です。

と言いながらも、かみさんには晩年の入所希望施設名を告げている私の矛盾。(笑)

生きることへの執着は、まだまだ旺盛です。

 

画像    今朝の田んぼ  正面に小さく見える河川の土嚢 仮復旧状態

      平年作?の稲  きぬむすめは 2年連続 岡山県美味しさ一番の米

 

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「稲の花」&「ハイブリッド」

2019年08月24日 | 農業

盆を直撃の台風のあと、季節が変わりました。

日中は相変わらず暑いものの、涼しい朝晩。

稲の穂が出て、花が咲きました。

 

稲の花が開花するのは、午前中のわずか数時間。

風で自家受粉。穂一面が真っ白に。

穂の出る間、多くの水を必要とする田んぼ。

 

     

 

農業の真似事を始めて10年。

未だに米の成長過程はよくわからないものの、収穫の秋は楽しみ。

娘たちや知人・親戚が「美味しい」と言ってくれる岡山県北の米。

 

2反(タン)超の米つくりで、確定申告時、農業関連の赤字が15万。

田植えや刈り取りなどを、近隣のプロに頼んでいるための作業代が大きな出費。

私ができるのは、水管理と畔の草刈り。

 

就職相談員の仕事で事業所訪問とUIJターンの窓口業務。

農業のみが体を使う「リハビリ」、これがなければ私は「白豚」になるかも。

 

     

 

かみさんが、新しい車に乗り換えました。

念願のハイブリッド車をゲット。

 

近隣の販売店さんが、掘り出し物を見つけてくれました。

走行キロ1万2千km、ディーラー在庫で極上。

資金不足で新車はあきらめ、中古車にしました。

 

岡山・倉敷・広島に買い物に出かけるため、走行距離は私より多いかみさん。

運転大好きで、一日で広島往復400㌔弱が苦にならないとか。

好きなB'zや嵐・福山・XJAPANがお供です。

 

収入も車の排気量もかみさんに負ける「古希」の私です。

 

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「土用干し」

2019年07月28日 | 農業

ウナギの季節「土用」。

でも「土用干し」は食べ物ではありません。

この時期の、米つくりの重要な作業工程。

 

母親の緊急入院、義母の急死と家族葬。(母親は退院できましたが)

慌ただしい状況でも、季節は変わり、農業に必要な作業は待ったなし。

この季節に「土用干し」を実施します。

 

田んぼの水を落とし、乾かす作業が「土用干し」。

水のない田んぼの稲は、その根を地中深く伸ばし、水を求めます。

結果、根のしっかり張った稲は、穂の出る直前に栄養の摂れる稲に生長。

 

1週間程度乾かした田んぼに再び注水。

一旦乾いた田んぼの表面は固く、刈り入れ時のコンバインの沈み込みに耐えます。

ただ一時期水を抜いた田んぼは、あちこちに亀裂が生じ、水漏れも必至。

 

注水時には、目を凝らし、漏れを防ぐ作業も重要。

「水稲」と呼ばれるように、水管理が大切な生産物です。

隣の田んぼの品種は「秋田こまち」、もう穂が出ていて、9月には刈り取り。

我が家の品種「きぬむすめ」は、盆過ぎに出穂、10月に刈ります。

 

農業の真似事を始めて、10年目。しかし 未だに初心者です。

前年のカレンダーを見なければ、作業内容とスケジュールを思い出しません。

「美味しい」と言ってくれる娘や知人・親戚の「笑顔」が励みです。

 

     

 

先日、事業所訪問で「パン屋」さんに。

 

「山の中のポツンと一軒のパン屋」を訪ねました。

ご主人が大分県、奥さんが福井県出身。農業をするために移住してきたご夫婦です。

もう30年以上まえから、山の中に住み込みです。

ご主人が「菊作り」、奥さんが「パン作り」。近隣でもその評判は高いものが。

 

志を持って移住してきた人たちの熱意は、中途半端ではありません。

よくこんな山の中にと思うくらいの場所。ナビがなければ訪問できないロケーション。

奥さんは、本来は「草木染」が希望だったとか。

頂いた「ライ麦パン」は味わい深いものでした。

 

生まれ故郷にUターンしてきた私たち夫婦とは、心構えが違います。

「背水の気持ち」に感動します。

故郷にいる「安心感」だけでなく、「残せるものは何か?」を考えさせられた週末です。

 

       

 

画像    田んぼの排水管

      ホームメイド のら  のライ麦パン  奥さんに頂きました

      丸太状に切ったイチョウから芽が   その生命力に感嘆

 

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準備万端!

2019年05月30日 | 農業

2反5畝(25アール)の田んぼで、米つくり10年。

今年の田植えの準備ができました。

 

耕運した田んぼに水を入れ、トラクターで代掻き(しろかき)。

苗を植えるための重要な作業。同時に液状の除草剤を撒き、雑草を抑えることも。

この作業は、近隣の農業のプロに依頼。

 

今週土曜日に田植えの予定です。

秋の収穫まで、畦の草刈りと水管理が必要。この作業が私の仕事。

水管理で畔を歩くことは、運動不足の私に必要。

 

     

 

少し高い場所にある自宅。

この自宅から田んぼが一望可能。水の多寡も朝晩確認。水管理が楽です。

お手伝いながら、ここ数日 携帯の万歩計が2万歩超え。

 

素人ながら、米つくりの真似事を始めたのは、出来不出来の差が少ないこと。

トラクターやコンバイン購入の投資を避け、プロに依頼を決断。

 

結果 昨年の収支はマイナス15万円。私の作業費用は除いての話。

耕運1回2万円が年4回、田植えが2万5千円、刈り取りが5万円。

購入の苗代4万円、肥料・除草代2万5千円、脱穀・乾燥3万円。

 

もう一つの決断は、米の品種決定。

「コシヒカリ」や「秋田こまち」などを避け、無名の「きぬむすめ」を選定。

栽培スケジュールが、昔ながらの晩稲だったことが理由。

 

6月に田植え、10月に稲刈りは、天候・気温が最適との「先人の経験」を尊重。

市内でも「きぬむすめ」がここ数年で急増、2年連続 岡山県で旨い米 No1に。

 

     

 

赤字ながら、米つくりを続ける理由はたった一つ。

「美味しい」と言ってくれる人たちの存在。

娘たちや知人・親戚のことばが、厳しい作業や損益を忘れさせてくれるのです。

 

画像   自宅裏から田んぼを望む

     トラクターで代掻き(しろかき)中の近隣の人

     田植えを待つ「きぬむすめ」の苗 50箱

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達成感

2019年05月19日 | 農業

「頭脳」労働と「肉体」労働には、明らかな差が。

費やす「エネルギー」量は、圧倒的に肉体労働。

「達成感」にも、「差」が。「成果」が即「見えるか、見えないか」。

 

成果が目に見える農作業。典型的なのが、「草刈り」。

草刈り後の、青々とした「綺麗さ」は、いつまでも見ていたいほど。

野菜・米つくりの成果を見るのは、少なくとも数カ月先。

もちろん成長過程を、つぶさに見ることはできるが。

 

5月は様々な、農作業が必要。

田んぼの「荒起こし」、畔シートの設置、肥料散布、注水、田植え。

注水前の、畦の「きわ」に溝をほり、水の周りを良くする作業は、一番過酷。

トラクターでは、隅まで鋤(すき)が入らないため、スコップ・鍬(くわ)による手作業。

 

 

数百メーターの畔に沿い、スコップを立て土を取り除き、溝を掘る作業は辛いもの。

冬の間に「なまっていた」体に、むち打つものの、5メートルも進むと「息切れ」。

この「溝ほり」効果による収穫増があるのか否か、検証したことはありません。

 

今年の畑の作業は例年に比べ、余分な作業が増えました。

 

冬に伐採、剪定した枝木を畑に積み上げていたため、この除去作業も。

畑の一角で焼く作業。20~30坪に積み上げた枝木を焼くのに、およそ5時間。

一度に焼くと、炎が数mに達し、煙が充満し、通行車両から消防署に通報されかねない作業。

 

 

農作業は、毎年初心者。一年に一度の作業は、体が覚えていません。

作業後は疲労困憊、脱水症状。お茶などの飲み物の美味しいこと。生き返ります。

 

今年の、確定申告で農業所得を計算してみたら、なんと15万円の赤字。

辛い作業をして、赤字という現実は、農業離れも仕方ないのでしょう。

しかし いい汗を流し、爽快感もあるのも事実。

 

営業時代の数値の達成感や職業紹介の成功事例とは、別次元の楽しさが、農業の醍醐味。

作業後の、シャワーの心地よさ、そして新たな作業日程を組み立てる「その日暮らし」。

畑仕事の中でも、楽しいのが「ヒマワリ」つくり。

 

     

 

県道の横の畑を荒らしていたため、「ひまわり」「コスモス」を植え始めて数年。

自分のためでなく、通行の車やウォーキングの人たちに観てもらうため。

水中ポンプで水を撒き、発芽を待ちます。今年もみんなが喜んでくれるでしょう。

 

体を動かし、気持ちがリフレッシュできる農業、続けたいものです。

 

画像    伐採・剪定の枝木の焼却中  二か所で焼き灰の山

      コンクリートの畔の内側の溝掘り  スコップと鍬で手作業

      県道のほとりの畑      この畑にヒマワリ・コスモスを

      以前のヒマワリ       今年もうまく発芽してくれるといいのですが

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10年目の農業!

2018年10月07日 | 農業
故郷にUターンして10年。
農業の真似事も少し慣れてきました。

今年のトピックスは、白菜の出来。
成育途上ながら、「奇跡」に近い出来栄え?。
葉が大きく広がり、気温の低下とともに芯の部分が巻き始めました。
ここ一カ月の降雨量、気温や追肥が奏功?

大根は例年そこそこの出来ながら、白菜は出来不出来がはっきり。
今年は、10月初めにしては、素晴らしいと「自画自賛」。
鍋や漬物が楽しめそうです。
大根は、間引き菜の「お浸し」が好きなため、十分に種を撒き堪能。




稲刈りは、もう10日ほど先。
平年並みには育っている様子。葉の黄色い色付きがきれいです。

酷暑や豪雨・台風と、農業には厳しい年でした。
田んぼは、大雨による冠水が二度あったものの、倒れもせずに収穫を迎えられそう。
私の作る品種「きぬむすめ」が岡山県で「うまみ成分が一番の米」の評価が2年連続。

私の米を待つ、親戚や知人には、いい結果を報告できそうです。
今月は日曜日のイベントが多く、稲刈りの最適日を調整中。




近隣のファームに頼み、知人や娘たちに送ってもらうブドウ。
今年は、酷暑のため青物(瀬戸ジャイアンツやシャインマスカット)は不出来のよう。
表面が曇ったりシミが出ているとか。でも糖度は高いらしい。

暑さのため「木の上で干しブドウになっている」と近くの農家が自嘲気味だった夏ごろ。
ここ数日 送付先の関東や九州の親戚友人からブドウの着荷の報告。
美味しいとの言葉にほっと一安心です。

娘たちや近隣の知人用に頼んだブドウはまだ未着。
孫たちも好きな「桃太郎」や「シャインマスカット」。
大粒・種なしで皮ごと食べるマスカットは好評です。

田舎に住む特権は美味しいものを、シーズン最初に味わえること。
でも 健康でないと食べることもできないことは理解。

農業で体を動かし、職業相談の仕事で認知予防の毎日です。
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遅咲きのひまわり

2017年09月10日 | 農業
今年 二か所に植えたヒマワリが満開。
遅咲きのヒマワリが、数多くの花をつけ、これでもかと「自己主張」。
ウォーキングの人や車から、ヒマワリを楽しんでもらおうと観賞用に植えたもの。

種から植えたため、花が咲くまでに時間がかかりました。
苦労したのは、水のない梅雨前の「水遣り」。
友人から借りたポンプで、水路から汲み上げること2週間。
一回におよそ40~50分。毎日の帰宅後の作業でした。

でも満開のひまわりを見ると、その苦労を忘れるほどの美しさ。
初秋の黄色い色は、目立ちます。

     

田んぼの稲もほぼ穂をつけました。
水口の水の冷たいエリアは、まだ穂が垂れていません。
あとひと月で稲刈り。今年は穂の数が若干少ないような気も・・・。
畔の草刈りと水管理が私の「リハビリ」運動。
稲を作っていなければ、万歩計のカウントも上がらなかったでしょう。

季節も変わり、昨日今日で白菜・大根・ほうれん草・春菊などの植え付け・種まき。
ナスやトマト・ピーマン・きゅうり・トウモロコシから冬野菜へ。
ただサツマイモや紫蘇の類はもう少し残します。

     

昨年 不作だった柿も今年はたわわに実りそう。栗も順調。
毎年 大量発注するブドウ農家から、注文票が届きました。
今年の瀬戸ジャイアンツやシャインマスカットの成育はどうだろうか?
このブドウを待つ娘や孫、全国の友人知人に今年も喜んでほしいもの。

少し前 大阪に仕事で出かけました。
臨時職の私に、遠隔地の仕事の依頼があるとは思いませんでした。
久しぶりの大阪。東京に比べ、私にとっては通過地点。
働ける時間はあとわずかです。

少しでもお役に立てるよう「老骨」に鞭打っています。

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