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米作り「肥料手撒きと注水」

2022年05月22日 | 農業

昨日は、田植えの準備の休日です。

米作りにとって、重要な肥料散布。

田植え時と出穂時期に2度効く「一発肥料」を手撒きで。

 

肥料散布にとって悪条件が発生。一部のエリアが歩行困難な「泥田」状態に。

水路から水がオーバーフローし、ぬかるみに。

この田んぼの中を、バケツに入れた肥料を手撒きで散布します。 

 

散布機を持たない我が家は、手撒き。

20キロ入りの袋が5体。計100キロの肥料散布はハード。

「ぬかるみ」が判明し、急遽 遠隔地の弟に応援依頼。

おかげで作業がはかどりました。弟に感謝。

ただ バケツを持っての5000歩に「腕が痛い」と嘆く弟。

 

     

 

そして 肥料散布後、田んぼに注水開始。

水没エリア以外は、「カラカラ」の乾燥状態。

土が水を吸い込み、田んぼ全体にいきわたるのに半日以上。

加えて、モグラの穴やコンクリート畦の継ぎ目からの漏水対策作業も。

 

水がいきわたった状態で、数日放置。

そして トラクターで泥田を攪拌する「荒掻き」。

大型トラクターを持たない我が家は、農業のプロに依頼。

前年の秋から田植えまで、計4回のトラクター耕運。

 

作業依頼により、田植え完了まで計10万円の経費発生。

これに苗代4万円、肥料・除草剤も3万円。

秋の稲刈りと乾燥・袋詰めまでが8万円。

 

     

 

今年の確定申告で20万円の赤字。おかげで還付金8万円。

以上の計算に私の人件費は含まれていません。

草刈りや水管理に費やす時間をカウントすると膨大な赤字。

 

でも農業を止めない理由は何?

「お米が美味しい」と言ってくれる娘や親戚・知人の存在が一番。

わが家から一望できる先祖の遺してくれた資産の田んぼの継承。

でも本当の理由は、私の健康維持ための適度の運動かもしれません。

 

体力降下のため、何時まで続けられるかわからない「米作り」です。

 

画像   「荒掻き」作業  近隣の農業のプロ、我が家の田んぼを熟知

     「一発肥料」   二度手間を省く優れもの

     庭のパラソル   作業の合間にコーヒーを楽しむスペース

            


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
田植え前 (まるちゃん)
2022-05-23 13:01:19
ウチの女房殿も田舎の娘なんで
田植え、稲刈りは婿として当然の応援じゃったっす。
田植え前の代掻きまでの作業が大変なんですよねー?
最初は苗を機械にセットするための運搬や、機械が植え残したところへの手植え程度の作業じゃったのが、『なかなかこいつ機械も器用に使うわい』
と評価されたんか、どうか、次第にやる事が増えて行った。じゃが義父が亡くなってから義弟も農業をやらんようになって(田舎に住んどらんので水管理が出来ん)、ワシの活躍の場ものぉなりました。
昔は近所のおばさん達が総出で早乙女軍団を構成、一斉に田んぼに入って田植えをしとんさったけど、と近頃はそーゆー風景はイベントでしか見んようになりました。
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田植えの経験 (元ベース弾き)
2022-05-29 07:46:33
まるちゃん

田植えの経験があったのですか?
まあ 器用なまるちゃんなら何でもこなすでしょう。

田舎にUターンして始めた農業。
もう10年以上になるのに、いまだに素人。
作業は、近所のプロの真似事です。
でももし農業がなかったら、何をしていたでしょう?
「認知」が進行していたかも。

最近 疲れやすくなりました。
なかなか疲労が回復しにくくなった感じです。
でももう5年は、頑張りたいものです。
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