私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

☆★今年もまた崎山に行って来ました~新酒♪~補足編「沿線風景」

2014年03月25日 20時44分47秒 | 旅行
今年もまた崎山に行って来ました~新酒♪~補足編「沿線風景」

今年もまた、平成ちくほう鉄道に乗って、「林酒造場」での
「新酒を楽しむ会」に出掛けましたが、その際の沿線風景と関連事項を補足します。

1.平成筑豊鉄道直方駅から出発です。




2、3 1日フリーきっぷ(ちくまるキップ)を利用して乗車します。
これは、大変お得で、平成筑豊鉄道 伊田・糸田・田川線 1日乗り放題が出来て、
何回乗り降りしてもOKです。
また、「源じいの森温泉」入湯料無料で、今回ゆったりと温泉気分も味わいました。
その他にも特典があり、大人1,000円で、記念のパンフレットにもなり、おすすめ切符です。 




4.平成筑豊鉄道「伊田・糸田・田川線」の入った路線図です。


5.赤池駅近くの沿線風景です。「なのはな号」と「ゆめタウン号」が、連結して走行する
姿を初めて見ました!!


6、7 赤池駅です。上野焼の窯元は、ここから町福祉バスで約15分です。
また、"かもめの水兵さん"、"船頭さん"など童謡作曲の河村光陽の故郷でもあります。
駅舎や周辺は、これらのイメージが漂っています。




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補足;旧赤池町(現福智町)の広報紙「あかいけ」は、まちの歴史や風土に誇りを
持った広報活動で広報コンクールに於いても、数々の受賞歴があり、
常に高い評価を得ております。
私も炭坑遺産に興味を持つ筑豊人として、内容の深さや豊富な写真・資料、
明治鉱業赤池鉱業所をまちのシンボルとして、その取り組みには感動を覚えます。

①「広報コンクール受賞作品」
~福智町公式ウエブサイト~
http://www.town.fukuchi.lg.jp/shigoto/concours.html

②また、赤池町時代の、最終号は、日本広報協会の次の記事に、掲載されています。
*クリックするとPDFファイルがダウンロードされ、確認できます。
「広報あかいけ」 2006年最終号(PDFファイル:5.74KB)
http://www.koho.or.jp/recommend_kohoshi/documents/06_0314_akaike.pdf
ヒト・自然・歴史を大切にした赤池町の最後を飾る本当に素晴らしい広報内容ですね。

そして、その取り組みは、合併後の福智町広報紙「広報ふくち」に引き継がれています。
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8.さて、人見駅を過ぎて、遠賀川の支流英彦山川合流地点に近い
中元寺川を渡ります。背景は福智山系です。
真ん中に福智山、左端に鷹取山です。
NHK大河ドラマの黒田官兵衛、 長政親子に仕えた重臣の
母里太兵衛(1556~1615)は、直方の鷹取(たかとり)城主でした。


9、10金田駅です。平成筑豊鉄道の本社と車両基地がある駅です。
列車はここから田川伊田と田川後藤寺方面に分かれ沿線各地へ走っていきます。
平成筑豊鉄道では、カラフルな車両を眺めたり、乗車して色々な個性を楽しむ
事が出来ます。




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●ちょっとしつこい(^_^)/~ですが、ご参考です;このブログにて、紹介しておりますが、
次のように「平成ちくほう鉄道の色々な車両」も楽しみです。

●平成ちくほう鉄道の車両いろいろ;その1」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その2「炭都物語号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その3「平筑初期カラー 号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その4「ちくまる号(グリーン)」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その5「ちくまる号(ブルー)」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その6「なのはな号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その7「へいちく浪漫号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その8「ゆめタウン号」
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11 さて、列車は、「田川市立病院駅」を通過します。右手の井堰は彦山川、
背景の線路上の山は鷹取山で、真ん中に福智山です。


12 遠景に3つの奇異な山塊が見えますが、青春の門の舞台でもある、香春岳です。
左が三の岳、真ん中が二の岳、右手の平らな山が、石灰石採掘で低くなった一の岳です。


13、14 目的地の崎山駅に近づきます。




15 崎山駅です。田園風景の中に長いホーム駅で、古い駅舎が歴史を感じさせます。


16 帰路の源じいの森です。今回、1日フリーきっぷ(ちくまるキップ)で、途中下車して、
温泉にもゆったりと入り、余分に楽しむことが出来ました。
源じいの森駅周辺には、ふるさとセンター・源じいの森温泉と自然学習村・
ほたる館(宿泊施設)があり、今川渓谷を巧みに活用した渓流公園とオールシーズンの
キャンプ場もあります。


17 帰路の田川伊田駅の夕陽の風景です。
背景に旧三井伊田坑の大煙突と第二竪坑櫓が、伊田駅から
シルエットのように見ることが出来ます。
平成筑豊鉄道の田川線と伊田線の終着駅で、日田彦山線の乗り換え駅でもあります。
駅横の石炭記念公園通路から、石炭・歴史博物館へ行けます。
博物館の屋内と屋外には、貴重な炭鉱の歴史史料や機材が系統立ててきちんと
展示されており、素晴らしい内容です。
また、「青春の門」、「炭坑節」の舞台でもある香春岳も眺望できます。


18 帰路、歴史を感じさせる嘉麻川鉄橋を渡ります。
この鉄橋橋脚は、石炭輸送を目的に設置されていますが、
左手の下流側(直方→伊田方面)が明治26年(1893年)に設置され、
良く見ると、赤いレンガの上流と下流に尖った舟形をしています。
右手上流側(伊田→直方方面)が明治42年(1909年)に設置され、
100年以上の歴史があり、まさしく筑豊の近代化の遺産です。
現在も地域の足、観光の路線として立派にその役目を果たしています。


19、20 いよいよ直方駅到着です。




21、22 平成筑豊鉄道路線のおさらいです。




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♦ちょっとしつこい(^_^)/~ですが、ご参考です;このブログにて、
次のように「沿線風景」をさらに詳述しております。
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その1◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その2;起点の直方駅◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その3;「嘉麻川橋梁」について◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その4;そして伊田駅への風景◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その5;伊田駅から「田川市石炭・歴史博物館」へ◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その6;赤村へ◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その7;門司港レトロ「潮風号」◆
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◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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