私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

最近の大雨と遠賀川の状況です

2021年08月30日 13時30分37秒 | 日記
最近の大雨と遠賀川の状況です

昼間の相変わらずの猛暑とともに、朝夕の穏やかさや秋の風情も感じられるようになり、
いよいよ9月も目の前です。
8月中旬は、日本各地で、活発な前線がもたらした記録的大雨による水害と
新型コロナウイルスによる苦境に直面してきました。
東京五輪(2021年7月23日(金)~8月8日(日))が無事終わった直後からの
梅雨末期を思わせる大雨で、各地に大きな被害が生じています。
特に8月11日頃から18日頃にかけて、西日本・九州から東日本にかけて
「10年に1度」「かって経験のない」「記録的」と表現されるような大雨が降り、
多くの場所での災害の様子がテレビで報じられ、その都度大きな被害が報告されております。

特に、8月14日には、九州3県(福岡・佐賀・長崎)と広島県に「大雨特別警報」が発表され、
大雨はいったん峠を越えたあと、被災地には爪痕が残ったままです。
また、8月14日には、国土交通省遠賀川河川事務所より
「遠賀川河口堰のゲート全開操作を開始します。」との記者発表もされています。

筑豊地区直方でも、一時、大雨災害避難警報が出され、ハザードマップを慌てて確認したこともあります。
直方での、1つのピークは、8月14日に遠賀川の水量が大きく上昇しましたが、現在のところ、断続的な降雨で、
遠賀川が一気に、溢れる事態にはなっておりません。

「国土交通省九州地方整備局 遠賀川河川事務所」の大規模な河川敷工事や排水機設置、水路変更工事、
教育活動、事前準備の情報開示など、幅広い範囲での遠賀川の治水事業継続には、感謝致します。
そして、私たちも、今後の台風襲来や異常気象には油断は出来ませんね。

さて、この8月の大雨による遠賀川の直方での、最も増水した14日とその翌日治まった15日の状況を
並べてみました。
1.「遠賀川河川事務所のライブカメラ」を参考にしながら、比較しました。
14日の増水時です。350mの川幅一杯に流れています。中之島のチューリップ広場も冠水しています。
沈下橋も水面下です。


15日には、通常に近い水位に下がりました。沈下橋も見えています。


2.日の出大橋の東側(直方2中側)から下流の状況です。
14日の増水時です。350mの川幅一杯に流れています。河川事務所?の方たちが、
それぞれの持ち場に分散して、水位観測や測量をしておられました。


15日には、通常に近い水位に下がりました。


我が家の近くを流れる遠賀川の支流で、普段は、水量も少なく、川幅の3分の1程度の流れの
「近津川」も今にも溢れそうな濁流となっていました。


3.日の出大橋の東側(直方2中側)から上流側の状況です。直方市役所も見えます。
14日の増水時です。350mの川幅一杯に流れています。
左手の中之島のチューリップ広場も冠水しています。


15日には、通常に近い水位に下がりました。



ご参考です;直方での以前の大雨の様子です。
●最近の大雨と今日の遠賀川の状況● 2012年07月14日

西日本集中豪雨の時の直方(7月6日点描) 2018年07月14日

記録的大雨による水害と新型コロナウイルスによる苦境に直面されている皆様、
大変な中ですが、どうぞ心身ともに、大切にされて下さい。