のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

大古事記展

2014-12-13 | Weblog
県立美術館で開催中の「大古事記展」に行って来ました。
先月は、天皇・皇后両陛下もご覧になりました。
早く行かなくっちゃと思いながら、明日で終わると言う今日、やっと行って来ました。





古事記編纂1300年の年から、古事記をテーマに書の作品作りをしていましたので、色んな古事記の訳本を読みましたし、高千穂や天の安の河原などにも行きました。
そんなことから、近くで開催されている事もあり、どうしても見に行きたかったのです。

最後だからか?土曜日ということもあってか?凄い人でした。
これだけ多くの人が、古事記に興味を持っているのかと驚きました。
そして、小さい子供を連れた人が多いのにも驚きました。
学校で習うからでしょうか?
入り口に大人向けワーシートと、子供用ワークシートがあり、それを持って展示物を見ながら回答欄に答えを書いていき、最後の出口で正解を見るという形式になっていて、子供たちは、挑戦していました。

古事記を読んだり、神話として昔から知っている事柄に関連するところでは、「ふんふん」と共感しながら見たり、全く知らない事柄のところでは「ヘぇ~」と感心したり、身近な物でも知らない事がたくさんあることがわかりました。
そして、古事記は、いつの時代にも、その時々の人々を魅了してきたのだと知りました。
古事記は、たくさんの要素を持って、人々の心をつかんでいるのです。
また、古事記に似た神話が、世界各地に存在する事も知りました。
国は違えど、人間思う事考えることに大差はないように思いました。

私の生まれ育った、この奈良で、こんな偉大な書物が編纂されたことに、誇りを感じました。
また時間があれば、奈良にある古事記ゆかりの地を少しづつ訪ねて見たいなと思います。
まさに「温故知新」です。

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