のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

ちりめん細工の輪下げ

2010-01-28 | Weblog


以前にも何度かちりめん細工を教えていただいた、桜井の「山桜桃(ゆすらうめ)」で、全6回で「輪下げ」を作る講習があり、受講しました。
輪下げは、ひな祭りに、女の子の健康と成長を願って吊るす地方があるそうです。
昨年11月2回・12月2回・そして今年1月2回の合計6回先生のおうちである、山桜桃に通いました。全部でちりめん細工を30個作ります。パーツで言えば100個近くの数になります。朝から夕方まで、お弁当持参で行きますが、到底その時間内には出来ず、宿題が沢山出て、毎週大変でした。
みんな、手仕事の好きな人たちばかりですから、とても早いし綺麗に仕上げていかれます。私なんぞは、好きではありますが、いい加減なところが多く、のろまな人間は、恥ずかしい限りです。先生はきっちりしておられるので、少し針目が大きかったり、出来上がりが可笑しかったら、「やり直し!」「縫い直し!」と言われます。早くしないといけないし、丁寧にしないといけないし、焦ってばかりでした。私は四苦八苦しましたが、中には二つずつ作った人もいました。
それでも和気藹々と楽しい仲間と、好きなことをするのは、とてもうれしいことでした。そして世界に一つしかない、私だけのものが、一つ一つ出来上がって行くのが、何より嬉しいでした。この喜びは、作ったものにしか解らない、かけがえのない喜びです。
出来上がった輪下げ
最後の日に、みんなの出来上がった輪下げをバックに、先生のご主人が写真を撮ってくださいました。みんな、とても満足そうないい笑顔で撮れました。
将来、私がいなくなっても、娘に孫にと受け継いでもらえたらいいなぁと思いながら作りました。

若草山山焼き

2010-01-23 | Weblog
                遠く過ぎて、ちょっと映りが悪いですが・・・


大安寺の癌封じから帰って、少ししたら、若草山の山焼きが始まりました。
例年1月15日の成人の日に行われていましたが、祝日法で、成人の日がその年によって変わるようになってから、山焼きも毎年変わるようになりました。私たち15日に親しんだ者にとってはややこしくて困ります。奈良としては、休日の前日の夜にに山を焼いて、その晩奈良に泊まってもらいたいのです。そんなわけで今年は23日となったのです。
この山焼きには、興福寺と春日大社の境界争いから発したと言う説や、芝生の害虫退治のためと言う説や、五穀豊穣を祈って焼き、焼け具合で豊作を占ったと言う説などがあります。
今年は、平城遷都1300年祭で、毎年200発の花火を一挙に3倍に増やし、600発打ち上げるということです。
以前は我が家の2階の窓から、かろうじて見えていたのですが、県立図書館が、我が家と若草山の間に建ってしまい、景観が損なわれ全く見えません。
夫を誘って、近くの田んぼまで見に行きました。かなり遠景ですが、花火はよく見えました。

そして,山はお天気が続いたので、乾燥していてとてもよく燃えました。近年にない燃え方だったのでは、ないでしょうか?遠い所からでも、炎がメラメラと上がっているのが解るほどでした。きっと傍では、相当の火力だったと思います。
後で聞いた話では、花火で、「1300」と「せんとくんの顔」が上がったそうですが、わかりませんでした。残念です。
山の焼け方からみて、今年の「平城遷都1300年祭」は、盛会間違いないことと、期待が持てそうです。

癌封じ笹酒まつり

2010-01-23 | Weblog

今年も、大安寺の笹酒祭りに行きました。
いつもは、早朝に行くのですが、夫も私も二人とも時間に気付かず少し朝寝坊をしてしまった上に、午前中に用事があったので、夕方に行きました。

多くの人で賑わっている朝と違い、もう人も少なくなっていました。その代わり、丁寧に拝んでいただけました。
昨年は身内が癌で手術をしたこともあり、また、私は口の中の出来物が治らないので、2日前に皮膚組織を病理検査に出していたりしたので、いつもより、慎重に癌封じと、無病息災を願いました。
良く考えれば、もうかれこれ、笹酒祭りに行き出してから20年近くになります。ずっと欠かさずに行けていることが、何よりのご加護のお陰だと思います。
これからも、夫と二人で、元気でずっと行き続けたいと思います。

和太鼓

2010-01-10 | Weblog
今日は、奈良県文化会館へ和太鼓「倭(やまと)」のコンサートに行って来ました。
私は和太鼓が大好きです。一番最初に聞いて好きになったのが、この「倭」の太鼓でした。「鬼太鼓座(おんでこざ)」の公演に行ったり、和太鼓フェスティバルに何回か行ったりで、その迫力の虜になりました。
そして今年はお正月に行った温泉では、和太鼓衆「梧空」の演奏を聴きました。
五臓六腑に響く音、軽快でありながら力強いリズム、演奏者のかっこよさ・・・・・。私には到底真似できないけれど、やってみたい物の一つです。
倭は、奈良の明日香村の和太鼓集団です。毎年新春の奈良公演を皮切りに、世界中を回ります。また来年、世界公演からふるさとに戻った「倭」を是非とも見たいと思います。

七草粥

2010-01-08 | Weblog
今年も7日には七草粥を食べました。
最近は、スーパーに七草のセットが売ってあるので、便利です。お米は、嫁の里から頂いた、美味しい無農薬の新米です。少~し塩を効かせて、仕上げにほんの少しだし醤油を入れました。とっても美味しいお粥が出来上がりました。
正月料理で弱った胃腸を労わり、おせち料理に不足していた野菜を取ることでバランスが取れるようにと、昔の人はよく考えているなぁと感心します。
無病息災を祈って頂きました。


我が家の年末年始

2010-01-05 | Weblog


玄関飾り:金子みすずの正月の詩と、昨年末作った狛犬

床の間かざり:家で搗いた鏡餅と骨董の陶器の

いよいよ平成21年(2009年)が終わり、平成22年(2010年)の幕が開きました。
ここ奈良では、平城遷都1300年祭の幕開けであります。
(因みに、私は1250年祭を、リアルタイムで知っています。中学生だったと思います、お祝いの時代行列が、我が家の前を通り、見に行ったのを覚えています)

我が家では、年末年始を家族揃って温泉で過ごすのが、最近の恒例になりました。
何と言っても、私が一番楽をさせていただけます。上げ膳据え膳で、おせち料理も何もしなくていいのですから。


今年は、西浦温泉に行きました。一家7人、一つの車でワイワイ言いながら行くのは楽しいです。
泊まった宿は、三河湾に面し、ホテルにいながら日の出と日の入りが見える絶好のロケーションです。朝寝坊の私は、初日の出と言うのを見たことが無いので、是非見たいと思いました。

大晦日はいつもなら、残り物を混ぜ合わせて作る散らし寿司と年越し蕎麦が定番だったのですが、ホテルは31日からご馳走です。

夕食時は、3歳の孫娘の一人舞台に、皆で大笑いしながら和やかに頂き、今年の締めくくりをしました。
みんな疲れて紅白歌合戦の途中で寝たりしていましたが、5歳の孫だけは元気に遅くまで起きていて、「ばぁば!お蕎麦を食べに行こう!」と何度もせがまれ、二人で、年越し蕎麦を食べに行きました。
何故お蕎麦を食べるのかと質問され、教えてあげると、「今年最後のお蕎麦は美味しいね」と何度も大きな声で言いながら、お出汁もたっぷり頂いていました。

あくる日は、いよいよ元旦日の出の時間に合わせて起き、皆で最上階まで初日の出を見に行きました。しかし、雲があり、雪が降っていて、くっきりとした日の出は拝めませんでした。なんとなく雲の向こうに、日が出たなと言う感じでした。残念!!



この後、みんなで餅つきをさせてもらい、孫や夫に続いて、私も久しぶりに杵を振り上げましたが、ぐらついてなかなかうまくできませんでした。その御餅を頂き、それから朝食を頂きました。

科学好きの孫が喜ぶだろうと、蒲郡の「生命の海博物館」というところに行きました。公の施設なのに、元旦から開館していて、大勢の家族連れで賑わっていました。
夜は、和太鼓の演奏や、ビンゴゲームなどホテルが用意したイベントを楽しみました。

翌2日は、もうチェックアウトです。近くの豊川稲荷に初詣することになりました。
最近は横着をして、人込みを避けて初詣しているので、こんなに多くの人に混じってお参りするのは久しぶりでした。でも、大きな神社で、大勢の人の中で新年らしさを味わうことが出来ました。






帰宅して、孫達も自宅に帰った後、夫と、「あと何年こうして一緒に旅行出来るかなぁ?孫達が大きくなったら、それぞれの予定が出来て、爺婆には付き合ってくれなくなるやろうね」と話しました。私たちはいつまでも楽しんでいたいのですが・・・。

何はともあれ、今年も皆元気で、良い年となりますように!