夏のちりめん細工

昨年、お盆に仏様に供えたホウズキを、葉脈だけにして保存していました。
葉脈だけになったホウズキの中に、実に見立てて、縮緬で作ったボールを入れるためです。
直径2センチから3センチくらいのボールに、縮緬の布を木目込み人形の要領で貼って行きます。
この布の製図が面倒なのです。
ボールの直径を計って、円周率をかけて円周を計算しそれを四等分・六等分・八等分にして製図し、それに従って縮緬布を切って貼ります。
色・柄の組み合わせも大変ですがそれが楽しいのです。
出来たボールを、元のようにホウズキの中に入れます。一つ入れたり二つ入れたり・・・。
これにはコツがあります。ノウハウです（笑）
たくさん作って、並べると、網目状のホウズキの葉脈がとても涼しそうです。



今年も仏様に供えた後のホウズキを、葉脈だけにして、また作ろうと思っています。

それと、昨年作ったセミと違ったセミも教わったので、作って並べました。
羽根には、絽の布をつかっていますので、糸巻きの木に止まらせたり、簾の上に置いたりしたら、涼しげです。