のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

越の雪

2010-10-27 | Weblog


松陰神社の大祭の日に、いつもお会いする神社の関係者の方から、『越の雪』と言うお菓子を頂きました。
これは新潟県長岡市の御菓子で、日本三大銘菓に数えられ、次のようなエピソードがあるのです。
高杉晋作が、病気でなくなる10日ほど前に、自分の死期を知っていて、自分はもう今年は雪見が出来ないからと、この『越の雪』を、傍にあった松の盆栽に振りかけて、雪見の真似事をしたと言うのです。
私はこの話を知りませんでしたが、結構有名な話だそうで、いろんな方のブログや、サイトに載っています。
いかにも晋作らしい、エピソードだと思います。
実に、頂いてみると、ハラハラと崩れるように柔らかく、口に中で雪のように溶けていきます。
明治を見ることなく、志半ばで、病に倒れ、死んでゆかねばならない切なさが、感じられ、和三盆の後口の良い甘さが、身に沁みました。
この、いわれのあるお菓子を、私達に食べさせようと思ってくださった方の、お気持ちに心から感謝して、家族みんなで頂きました。


松陰神社と松門神社

2010-10-27 | Weblog
毎年、山口県萩市の松陰神社の秋の大祭に参列しています。
今年は、松陰先生生誕180年の、記念の年に当たります。
松陰神社の左側に、末社の「松門神社」があります。これは松陰先生の門下生を祀る神社です。 
夫の曽祖父は門下生ですので、毎年玉串の奉奠をさせていただいていましたが、実は、門下生92人中、42人しか祀られておりません。
その中に曽祖父は入っていなかったのですが、心は、門下生みんなが祀られているという考えでお参りしていました。
今年は生誕180年と言うことで、この42人に加えて10人の門下生が、追合祀されることになりました。
これには学者の方々や、宮司が何度も協議されて決められたと言うことです。
その10人の中に、曽祖父の小野為八も含まれることになりました。
大祭に先立って、10月25日夜(神様の御霊にかかわることは夜に行うのがしきたりだそうです)から、追合祀の『合祀祭』が営まれ、後裔として,夫婦で参列させていただきました。
いつもの玉串奉奠と違い、今回は先祖が、神として祀られるのですから、その光栄に震える思いでした。
これは私の生涯で、最大のイベントです。
かくて曽祖父は、『小野為八の命』となられました
大変な光栄なことと、感謝し、明治の礎としての曽祖父の働きに、改めて敬意を表したい気持ちでいっぱいです。

体を大事にして毎年夫婦でお参りし、その功績をたたえ、霊を慰めるのが、私達の仕事だと強く感じました。

記念展

2010-10-23 | Weblog
私が所属する書道の会の創始者である、広津雲仙先生の生誕100年の記念展が、神戸の生田神社で開かれました。
17日が開幕式で、本殿後ろの『生田の森』に、書碑が建てられ、除幕式がありました。『椿寿』と書かれた字は、私達古い会員には、懐かしい感じがしました。
展覧会の作品もみな、懐かしく、写真をとってもいいといわれたので、ほとんどの作品をカメラに収めてきました。
生田神社では、時節柄、結婚式があったり、七五三のお参りも多く、華やいだ雰囲気でいっぱいでした。
これから生田神社を訪れる人が、書碑を見てくださって、書道の良さを感じて下さるといいなぁと思いました。

9月と10月のちりめん細工

2010-10-15 | Weblog



9月
ちりめん細工の先生のお宅に、可愛いペァーのうさぎの人形があったので、前から『これを教えてください』とみんなで頼んでいましたので、9月はそのうさぎさんです。
2体作らないといけませんから、まず、教えていただきながら男の子を作って、宿題で女の子を粗方作って、最後の仕上げは来月と、二カ月がかりです。
男の子の袖は白大島・服は絣・顔や手は男物の浴衣地です。
大体の形が出来ただけで、まだ仕上げていない時点でも可愛く、仕上がりが楽しみです。




10月
先月のペァーのうさぎの仕上げです。
女の子のエプロンだけで、かなりの時間がかかりました。
でも、見た目はカントリー風ながら、使っている材料は着物地という、素晴らしいうさぎが出来ました。
うさぎは仕上げだけだったので、今月のちりめん細工として、ひょうたんを作りました。
ちりめんの古布6枚を縫い合わせ、ひょうたん結びと言う特殊な紐の結び方で、飾りをします。
赤い紅絹で、お座布団も作りました。
このひょうたんを、6個作ったら、無病(六瓢)息災のお守りになるそうです。
時間があればあと5個、作りたいです。

彼岸花

2010-10-04 | Weblog
毎年裏庭に、彼岸の前後になると彼岸花が咲きますが、今年は一週間以上遅れました。やはり、記録的な夏の暑さのせいでしょう。
我が家だけではなく、他所でも同じように遅かったそうです。
彼岸が終わる頃やっと咲きました。




友達が大きなどんぐりをくれたので、その中に着物地の内、茶色いのばかりを集めて、丸いのを作り、袴の中に入れて見ました。
ちりめん細工のどんぐりが出来ました。
秋の玄関飾りです。