のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

薬師寺展

2011-03-19 | Weblog
毎年恒例になった、私の所属する会の薬師寺展が3月19日から始まりました。


いつもは、写経道場の前にある根尾の薄墨桜が満開ですが、今年はまだつぼみが堅そうで、27日までの会期中には咲きそうにありません。
立った一本だけ、小さい早咲きの桜が満開でしたが・・・。

日本で、世界中が驚くほどの未曾有の大きな震災があった後なので、皆さん来てくださるかな?と心配でしたが、いつも通り来てくださりホッとしました。

悲しみを共にし、傷みを分かち合い、協力することは惜しまずにしなければなりませんが、私達は私達が今出来ることを精一杯頑張ることで、前に進んでいかなくてはなりません。
一緒に立ち止まっていては、経済も沈むからです。

気を取り直して、展覧会を予定通りやらなければなりません。


私の今年の出品作品は、全紙(縦約136cm×横約70cm)に徳川家康の家訓を書きました。
一度は書いて見たいと思っていた材料です。
「人の一生は、重荷を負うて・・・」で始まる有名な文ですが、「不自由を常と思えば不足なし」「心に望み起こらば、困窮したる時を思い出すべし」と言う箇所などが、今の状況に必要な言葉だと、多くの人が言ってくれました。


一方、平成の大修理をすると言いながら、延び延びになっている東塔が、やっと修理に入るそうで、その前に、初層を初公開されていましたので、見せて頂きました。
シロアリにやられているそうで、大きな芯の柱が応急処置の鉄の輪っかがはめられているのが、痛々しいでした。
解体修理が終わって8年~10年後、勇姿を再び見せてくれる時、高校生くらいになった孫と一緒に見に来たいなぁと思いました。

いつ何が起こるかわからない昨今、会期中無事でありますように、祈りたいです。



糊こぼし

2011-03-07 | Weblog
丁度、東大寺二月堂の修二会(お水取り)行事の最中に、糊こぼしを頂きました。
この糊こぼしは、お水取りの間中、須彌壇の四隅を飾る椿の造花をかたどった、歴史菓と呼ばれるものです。
当然このお水取りの期間だけの限定販売です。
練りきり菓子で、花弁は白と赤の良弁椿と同じで、花芯は黄身餡で上品に出来上がっています。口に入れると、融けるように美味しいです。
娘と一緒にお茶を淹れ、頂きました。
「水取りや 瀬々のぬるみも この日より」と言われるように、お水取りの行法が過ぎると春が来るといわれていますが、今年はなかなか来そうにありません。

大福餅

2011-03-05 | Weblog
先週孫達が我が家に来た時に、「今度、よもぎを摘んで草もちをつくろうね」と約束していました。

いつも、お米を取り寄せているあきたこまち協会から、「もち粉」を送ってもらったので、このもち粉で、一度大福を作ってみようと思いました。
あんこは前日に炊きました。
もち粉に少量の砂糖を入れて、水を少しずつ入れて混ぜていきます。適当に纏まったら、ふきんに包んで、蒸し器で25分蒸しました。
荒熱を取った後、手粉をつけながら、広げてあんこを包み込んだら、市販の大福のようになりました。
食べてみたら、何と美味しい事!団子でも、餅でもないけど、モチモチして、とても柔らかくて、ほっぺたが落ちそうでした。
これはあくまでも試作品。

あくる日、孫達が来たので、裏庭で、よもぎを摘んで、洗って湯がき、細かく切って、
もち粉の生地と混ぜ合わせました。
綺麗な、緑の生地の出来上がり!
でも、孫達が丸めたいと言い、させたら、少し形のいびつなのが出来上がったので、写真には撮れませんでした。
でも、美味しい美味しいと、ご飯の後に、2つずつぺろりと食べました。
出来立ては本当に柔らかくて美味しいですが、時間が経つと少し硬くなります。
それでも、美味しいのですが、やはり出来立てには負けます。
時間が経っても、硬くならないように、また考えて挑戦してみます。
蒸すのを、電子レンジで加熱してもいいかも知れません。色々考えて見ます。
でも、それを全部私が、試食することになります・・・。ヤバイ!