毎年恒例になった、私の所属する会の薬師寺展が3月19日から始まりました。
いつもは、写経道場の前にある根尾の薄墨桜が満開ですが、今年はまだつぼみが堅そうで、27日までの会期中には咲きそうにありません。
立った一本だけ、小さい早咲きの桜が満開でしたが・・・。
日本で、世界中が驚くほどの未曾有の大きな震災があった後なので、皆さん来てくださるかな?と心配でしたが、いつも通り来てくださりホッとしました。
悲しみを共にし、傷みを分かち合い、協力することは惜しまずにしなければなりませんが、私達は私達が今出来ることを精一杯頑張ることで、前に進んでいかなくてはなりません。
一緒に立ち止まっていては、経済も沈むからです。
気を取り直して、展覧会を予定通りやらなければなりません。
私の今年の出品作品は、全紙(縦約136cm×横約70cm)に徳川家康の家訓を書きました。
一度は書いて見たいと思っていた材料です。
「人の一生は、重荷を負うて・・・」で始まる有名な文ですが、「不自由を常と思えば不足なし」「心に望み起こらば、困窮したる時を思い出すべし」と言う箇所などが、今の状況に必要な言葉だと、多くの人が言ってくれました。
一方、平成の大修理をすると言いながら、延び延びになっている東塔が、やっと修理に入るそうで、その前に、初層を初公開されていましたので、見せて頂きました。
シロアリにやられているそうで、大きな芯の柱が応急処置の鉄の輪っかがはめられているのが、痛々しいでした。
解体修理が終わって8年~10年後、勇姿を再び見せてくれる時、高校生くらいになった孫と一緒に見に来たいなぁと思いました。
いつ何が起こるかわからない昨今、会期中無事でありますように、祈りたいです。
いつもは、写経道場の前にある根尾の薄墨桜が満開ですが、今年はまだつぼみが堅そうで、27日までの会期中には咲きそうにありません。
立った一本だけ、小さい早咲きの桜が満開でしたが・・・。
日本で、世界中が驚くほどの未曾有の大きな震災があった後なので、皆さん来てくださるかな?と心配でしたが、いつも通り来てくださりホッとしました。
悲しみを共にし、傷みを分かち合い、協力することは惜しまずにしなければなりませんが、私達は私達が今出来ることを精一杯頑張ることで、前に進んでいかなくてはなりません。
一緒に立ち止まっていては、経済も沈むからです。
気を取り直して、展覧会を予定通りやらなければなりません。
私の今年の出品作品は、全紙(縦約136cm×横約70cm)に徳川家康の家訓を書きました。
一度は書いて見たいと思っていた材料です。
「人の一生は、重荷を負うて・・・」で始まる有名な文ですが、「不自由を常と思えば不足なし」「心に望み起こらば、困窮したる時を思い出すべし」と言う箇所などが、今の状況に必要な言葉だと、多くの人が言ってくれました。
一方、平成の大修理をすると言いながら、延び延びになっている東塔が、やっと修理に入るそうで、その前に、初層を初公開されていましたので、見せて頂きました。
シロアリにやられているそうで、大きな芯の柱が応急処置の鉄の輪っかがはめられているのが、痛々しいでした。
解体修理が終わって8年~10年後、勇姿を再び見せてくれる時、高校生くらいになった孫と一緒に見に来たいなぁと思いました。
いつ何が起こるかわからない昨今、会期中無事でありますように、祈りたいです。