のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

つわぶき

2009-10-30 | Weblog
毎年ブログに載せますが、今年も庭のつわぶきがきれいに咲きました。
今年は例年になく、たくさん花をつけています。最後はタンポポのように、綿毛で飛んでいくので、庭の方々に増えました。裏にまで飛んで行ったようです。
手入れも何もしなくても、咲いてくれるので、横着者の上に園芸音痴の私にはもってこいの植物です。

萩八景遊覧船

2009-10-29 | Weblog
記念式典直会の後、まだ時間があったので、旅館に戻り着替えてから、「萩八景遊覧船」に乗りに行きました。
毎年萩市には行きますが、乗ったことがなかったので、一度乗ろうねといつも言いながら実現せずに帰って来ていました。今回は気候も時期もお天気もいいので、絶好のチャンスです。
萩城跡の近くの船乗り場から橋本川を通って、旧田中別邸(第26代内閣総理大臣・田中義一の別邸)の先で折り返してくる船の旅です(所要時間約40分)。
屋根の付いた船で、ゴザが敷いてあり履物を脱いで乗り込みます。元々そう高くないこの屋根が、橋の下を通る時に、船頭さんの操作でギィ~と音を立てさらに低くなります。「釣りバカ日誌」の撮影場所や武家屋敷跡、松並木など、外(川側)から見る、萩の街は新鮮でした。
最後に、萩城跡の石垣を見なが船は少しだけ海に出ます。今までは川だったのが、海に出たとたん、波の影響で船は揺れます。当たり前のことながら、やはり波の力って凄いなぁと思いました。
あっという間の遊覧でしたが、川風が心地よく、また違った萩の美しさを見ることが出来ました。

吉田松陰先生殉節150年記念式典

2009-10-29 | Weblog
毎年、10月27日は吉田松陰先生の命日であるため、山口県萩市の松陰神社では、秋の大祭が行われます。
何度もブログに掲載していますので、ご存知の方が多いでしょうが、夫の曾祖父・小野為八は、長州藩医で科学者であり、吉田松陰の松下村塾の門下生です。
このため、毎年秋の大祭には参列させていただいています。
今年は、松陰先生が、安政の大獄で処刑されてから150年の記念すべき年です。神社では、記念式典が挙行されます。
それに先立って、裏千家宗匠による献茶式がありました。
そして吉田松陰先生の宝物殿(愛称:志誠館)のオープニングセレモニーがありました。
(写真左から)安部元首相の弟・岸氏のご令室、松陰先生ご母堂の実家杉家のご末裔、吉田家のご末裔、河村前官房長官、山口県知事、萩市長、松陰神社宮司などお歴々の方たちによるテープカットがあり、
館内には入り式典が行われました。
松陰先生に関する貴重な遺墨・文献などを一般に公開し、後世に伝える重要な役割をする館の開館に立ち会えた事を光栄に思いました。


この後、神社において、記念式典があり、私たち夫婦は門下生の末裔として来賓扱いで参列させていただきました
この殉節150年と言う年に、居合わせ、参列させて頂ける事を有難く嬉しく思い、衿を正す思いでした。
直会で挨拶される河村前官房長官

式典の後、近くのホテルに場所を移して、直会(なおらい)があり、それにも出席させていただきました。
萩市のみならず山口県下の財界・政界・学者・芸術家など、各方面の頂点を極める方々が一堂に集まって、松陰先生の記念の年を祝って居られます。それは、めったに見られぬ光景でしょうし、150年の年月を経て尚、影響を与え続ける吉田松陰と言う人の偉大さを強く感じました。それと同時に、この偉大な人物を輩出したと言う小さな町を、とてつもなく大きく感じたのです。
今日のこの式典参列は、私の人生の中で数少ない「晴れの日」の一つとなりました。

一光書法会展

2009-10-23 | Weblog
毎年この時期に、大阪中之島のリーガロイヤルホテルのギャラリーで、私の所属する一光書法会の展覧会が行われます。
場所が限られていて、余り大きな作品は出品できないので、小品ばかりの展覧会です。
私は今年は、半切に「和楽如瑟琴」と書いたのを掛け軸に表装してもらいました。意味は夫婦仲の良い状況の言葉です。ベージュの紋紙に書いたので,それに合う表装をしてくれ、上品な掛け軸に仕上がりました。
この掛け軸は、友達が一つ書いて欲しいというので、好きな言葉を捜してもらって、それを書きました。だから、展覧会終了後は、友達宅にお嫁に行くことになっています。
きっと気に入ってくれるだろうと思います(自画自賛??)。

りんごジャム

2009-10-22 | Weblog
秋の味覚、紅玉りんごが手に入ったので、りんごジャムを作りました。お砂糖は三割ほど減らしました。
真っ赤なりんごだけあって、真っ赤な汁が出ます。家中、秋の香りで満ちました。昼下がりジャムのアマ~イ香りがして、幸せな気分になりました。
写真に撮ってみると、奈良漬けのような色になっていますが、ほんとうはもっときれいな色です。
トーストは勿論、クラッカーに塗ったりして楽しんでいます

ラスクを作りました

2009-10-09 | Weblog


コッペパンがたくさんあったので、ラスクを作りました。
「小野さんちのラスク」と言って待ってくださっている方が、若干いてくださるので、喜んで作ります
何より簡単で、それなのに手前味噌ながら、結構美味しいのです。山形の「シベール」に負けないくらいですよ(
ただ、いつも作りながら思うのですが、恐ろしくバターとグラニュー糖を使います。一切れだけでもかなりのカロリーだろうなと想像できます。
それを美味しいからついつい手が伸びて、なん切れも食べます。気をつけなくっちゃ
丁度明日は孫の運動会なので、持っていってやります。

中秋の名月

2009-10-03 | Weblog
今日は中秋の名月です。例年より少し遅いです。
私の実家の近くの猿沢池では、恒例の采女祭りが行われています。

今年は丁度土曜日に当たるし、久しぶりに皆でお祭りを見に行こうと言う事になっていましたが、孫が新型インフルエンザに罹り、中止になりました。
昨日まで雨が降っていましたが、お天気になり、東の空からは真ん丸いお月様が上がりました。
昔は、縁側に台を出して、すすきと萩を活け、母が作った月見だんごを供えました。
私も以前は良くお団子を作りましたが、最近は作りません。今年こそ皆が集まるなら・・・と思いましたが、残念ながら中止になったので、作るのを止めました。
ならば、せめてお月様だけでも、写真に撮っておこうと思いましたが、やはり月は遠いのですね、ズームにしても小さくしか写りません。
でも、澄んだ夜空にくっきりと満月が浮かんでいる様子は撮れました。
また来年、采女祭りに行こうね!

注:采女祭り
昔、天皇の寵愛が衰えた事を悲しんだ采女が、猿沢池に身を投げて入水自殺をした。その采女を祀った神社:采女神社が猿沢池の西側にある。この神社のお社は、鳥居に背を向けて建っている。なぜかと言うと、ある夜、采女の霊が出てきて、入水した池を見るのは忍びないと言い、一夜のうちに、後ろ向きになったと言う。その采女の霊を慰めるための神事が、毎年中秋の名月の夜に行われる。秋の七草を飾った、2メートルくらいある「花扇」を先頭に采女の出身地の福島県郡山市のミス采女やお稚児さんの行列がある。神社で神事をした後、猿沢池に浮かべた龍頭船に花扇とともに乗り込み、雅楽の音色を奏でながら池を巡り、最後に花扇を池に沈め、采女の霊を慰めると言う行事である。
秋の祭りであるが、わっしょいわっしょいと言うような祭りではなく、静かな雅ないかにも奈良らしいお祭りである。
余談だが、この日に猿沢池の水に足をつけたら、しもやけにならないと言い、子供の頃は、池のふちに腰をかけ、足をバチャバチャしたものである。