のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

佐保川堤

2008-01-30 | Weblog
我家の近くに万葉集に読まれている佐保川があります(以前にも桜の記事をアップしています)。その堤防は延々と桜並木が続き、私はこの桜で四季をいち早く感じています。
そこで今年は、せめて毎月桜並木の様子を写真にとって、四季の移ろいをもう一度再確認したいなと思いました。そして撮ったのが上の写真です。まだまだ雪が降ったりで寒い冬ですが、桜の木は春に備えて硬い硬いつぼみを少しずつ膨らませつつあります。寒風の中、健気でもあります。1月30日の佐保川堤の桜並木でした

日本の書展

2008-01-30 | Weblog
テープカット
杉岡先生ご挨拶

第35回日本の書展奈良展が1月30日から2月3日まで、奈良県文化会館で開催されました。この展覧会には私も拙作を出品していますので30日にオープニングセレモニーがあり出席しました。
来賓の挨拶に続き、テープカットがありました。
挨拶の中で杉岡華邨先生は96~7歳におなりだと思いますが、お元気で「美は真似ではいけない。創造であるべきだ。創造の世界へ進もう」と言う意味のことを、力強くお話くださいました。
私など師匠のお手本に頼っている者にとってはちょっと耳の痛いお言葉で、心して聞きました。
人頭関上走馬健 仙掌峰前飛隼高

この展覧会は会派を超えた作品が一同に集まりかなり見ごたえはあります。私は今年は少し幅広の作品を出品(写真上)していますが、他の先生方の作品を見て、もう早来年はどんな作品にしようかと思いをめぐらせていました。
多くの来館者があればいいなと思っています。

今年も行って来ました!

2008-01-23 | Weblog
笹酒を頂く「竹の杯」
今年も1月23日は、大安寺の笹酒祭りの日です。
十数年来ずっと欠かさず行っているので、今年も夫と行って来ました。このブログに笹酒のことをアップするのも3年目です。
今年は珍しく雨です。しかも冷たい日となりました。車は混むからと合羽を着て自転車で行きました。
雨のお陰でいつもより参拝客の出足が遅いのか,比較的空いていてすぐに本堂にあがる事ができ、待たずにご祈祷してもらえました。
私は笹酒を頂きましたが、夫はすぐに仕事が待っているので、車に乗るからと笹水を頂きました。笹水は、飲酒運転の取締りが厳しくなった去年からできたもので、大峰山系の水をご祈祷してあるそうです。

いつものように着物姿の和裁学校のお嬢さんたちが、焚き火で暖めた竹の筒から竹の杯にお酒を注いでくれます。癌封じと言う事だからか、ペットボトルを持ってきて入れてもらっている人もいました。ちょっと厚かましいと思いましたが、お家に病気の人がいるのかも・・・と思い直しました。
帰りがけに、笹酒の瓶詰めを、夫は友達に、私は北海道の弟にと思い買いました。

こうして毎年元気でお参りできますようにと祈ってきました。

イタリア料理とヴァイオリン

2008-01-18 | Weblog
昨年の夏以来会っていなかった友達3人でイタリア料理を食べに行きました。一応新年会のつもりです。
このお店は私は時々行くのですが、今日は1月のイベントとしてヴァイオリンの演奏がありました。初めての試みだと思います。でも、レストランなので、特別に舞台があるわけではなく、数曲を1箇所で演奏しその後店内の3箇所ほどを移動してくれました。ピアノの伴奏はテープで流し、ヴァイオリンは生演奏です。美味しいお料理を頂きながら、「アメージング・グレース」「星に願いを」「千の風になって」「ジュピター」「イエスタデイ・ワンスモア」「少年時代」「世界に一つだけの花」など誰もが知っているポピュラーな曲ばかりを楽しみました。最後にアンコールでは「恋に落ちて」を演奏してくれました。
お客さんの中に今日お誕生日の方が居られますのでと放送があって、「ハッピーバスディ・トゥユー」の特別演奏もありました。ただ、お料理を頂くだけでなく、音楽を聞きながらと言うのはとてもリッチな気分になれて、良い晩餐になりました。来月はヴァイオンとフルートの二重奏だとの案内をくれました。そうそう毎月は行って居れませんが・・・。


天理教のお節会(おせち)

2008-01-07 | Weblog
奈良県天理市は、日本でも唯一の宗教の名前が市の名前になっている町です。もちろん市内に住むほとんどの方が信者さんです。(上の写真は天理教本殿)
この天理教では、毎年1月5日6日7日に「お節会(おせち)」といって、お正月に神殿に備えられたお餅をお雑煮とともに信者に振舞う行事があります。
テレビや新聞に毎年報道されますが、その規模の大きさには驚きます。この3日間に天理教本部に帰ってくる信者の数10万人、振舞われる御餅42トンといいます。
私は信者ではありませんが、信者さんの友達がいつも呼んでくれここ7年ほど欠かさず行かせて貰っています。友が友を呼び今年は総勢13人で行きました。大阪市・宝塚市・摂津市からもやってきました。中には天理と言う町に来たのが初めてと言う人もいて、とても感動していました。
今年はあいにく雨模様でしたが、その代わり並ばずに入る事ができました。多い時は入場制限で待たされるのです。

いつ行っても感心するのは、この行事をお世話する天理高校や天理大学の学生さんで、とてもお行儀が良く気持ち良く接して下さり、教育が行き届いていると感じるのです。
そして何より、お雑煮の美味しい事!かつおと昆布で取ったというお出汁・程よく色よく湯がいた水菜・炭火で焼いた御餅・・・。もう何杯もお変わりしてお腹いっぱい頂きます。次から次に学生さんがお給仕してくれるのです。
気持ちよく笑顔で迎えられ、美味しい物をたくさん頂き、本部の大きさと人の多さと行き届いた管理に気持ちを良くして帰途に着くのです。帰りの天理商店街でのお買い物も恒例になりました。美味しい豆類、・珍しい神具店にうってういる足袋・地場産業の靴下など信じられないほど安いのです。わいわい言いながら、買うのが楽しいのです。
友達のお陰で、自分では行けないところに連れていただき、ありがたいと思います。来年も元気でお雑煮が頂ける様に・・・また呼んで下さいね。

明けましておめでとうございます!

2008-01-01 | Weblog
平成20年が明けました。ブログを見てくださっている方、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
早速、玄関のお正月飾りです。いつもは、追羽根・凧・獅子頭といった、縁起物を飾っていましたが、今年は昨秋作った干支のちりめん細工を飾りました。後ろにあるのは金子みすずの「初夢売り」の詩です。私はこの詩が好きです。新年らしい輝きの中にも素朴さがあります。みすずの弱い者小さい者への優しい目が生きていて、日本中が貧しかったけど心が豊かだったよき時代が目に浮かぶように思えるのです。
今年は少し地味かな?と思いながらも、この落ち着きを楽しんでいます。

上の写真は我家の今年のおせち料理です。年々横着して昔に比べると随分品数が減っています。
今年も良い事がいっぱいありますように!