のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

#愛犬の思いで

2019-05-29 | Weblog
「#愛犬の思いでを教えてください」に投稿します。

我が家の愛犬は、「元(げん)」と言いました。
もう亡くなって随分経ちますが、今でも思い出しては泣いたり笑ったり・・・。
先日も娘が元の事を書いた文が出て来て、泣き笑いしました。
『散歩に行った時の事。おしっこをしようと思って片足を上げたら、バランスを崩してこけました。でも、そのまま何事もなかったような顔をして、おしっこもしないで、すたすたと歩いて行きました』
とにかく、元はよく転んだり、ぶつかったりしました。
看板に頭をぶっつけたり、溝に片足はまったり、笑いを取ろうとしているのかと疑うくらい、必ず散歩中には何かをやっていました。
それも自分でやった時は『何でもないよ』と言う顔をしています。しかし、誰かに足を踏まれるとか、転ばされるとかの時は、もう凄い痛い様子で、キャンキャンと痛がります。ほっておけないくらいなのでお医者さんへ連れて行ってレントゲン撮ってもらったらいつも「異常なし」と言われるのです。
とにかくそんな子でした。でもとても可愛く、人が良い(犬が良い?)犬でした。
いつまでも、『ドジな元』の話をしては、家族で笑い、それがいつの間にかもう会えない涙に変わるのです。
家族みんなの心の中にしっかり生き続けています。

色々観てきました!

2019-05-20 | Weblog
三月末辺りから、体調を崩してめまいが起き、その後も頭がふらつき、血圧が高かったりでとてもしんどい時期でした。
私は季節の変わり目によく体調を崩します。デリケートなのでしょうか(笑)

そんなことがあり、今年の大型連休は私にとって良い休日でした。
でも、その間に見たい展覧会がたくさんあり、少し体調が戻るとあちこち行きたくなりました。
歳を考えて、無理しないようにして本当に観たいものだけ観てきました。

まず、連休中に夫と彦根城へ行きました。
多分行った事がないと思うので、行きたかった所です。
でも、やはりどこも人が多く、連休中は家にいるべきだと改めて思いました。
結局何時間も待たないと天守閣には登れなかったのであきらめました。
ウィークデーに再度出なおそうと思いました。

彦根駅前の井伊氏の銅像

井伊直弼が過ごした埋木舎

連休明けに、もうすぐ終わると言う「フェルメール展」に行きました。
娘が行って来て、そんなに並ばなくても良いよと言っていたので、大阪へ出たついでに行って来ました。
「真珠の耳飾りの少女」は以前に観ていますし、フェルメールの複製画ばかりの展覧会も観ています。
だから、最大の展覧会と言われる今回の展覧会は是非見たかったのです。
間近で本物の作品がみられるのは、有難い事です。
とっても豊かな気持ちになりました。

天王寺の美術館

書道のお稽古に、毎回、喜光寺に行くのですが、今、里帰りされている仏さんがあると聞いて拝見してきました。
これは明治時代の廃仏毀釈で、売りに出された「喜光寺の四天王」が、回り回って今は奈良大学の持ち物になっているので、里帰りさせて喜光寺でおまつりしているのです。ただし秋になるとまた奈良大学へお帰りになるとの事です。
古びた黒い色で、持物(じもつ)(仏様の手に持っておられ徳を表すもの)もほとんど失われてています。
それだけ、仏様もあちこちと苦労をされたんだなと思いました。

喜光寺の本堂の中、阿弥陀如来と脇侍と四天王

18日の土曜日には、県立文化会館で、夫が出品している「シルバー展」を見に行き、同時に「美術家協会展」を観て、その後国立博物館で「藤田美術館展」を観ました。これは何と言っても国宝の曜変天目茶碗を観たいためです。
世界に三つしかない国宝の曜変天目がほぼ同時に日本で公開されているのです。
その一つが奈良だと言う事ですから、是非見に行こうと思っていました。
さすが、曜変天目の所だけ、凄い人で、間近で見ようとずいぶん並びました。でも、並んだ甲斐がありました。
まだ再現が出来ないとか、解明が出来ないとかいわれていますが、とても、綺麗でした。
他にも古筆や墨蹟もあり、興味のあるものばかりでした。
これも、廃仏毀釈で散逸しないようにと、藤田伝三郎氏が収集されたお陰で、今私達が観る事が出来るのです。

素晴らしい物は、大切に人の手で残し、伝えて行かなければいけないと思います。

少し心が豊かになったような気分になれた、初夏でした。


母の日

2019-05-12 | Weblog
母の日の12日、夫が「愛情のしるしやで」と言ってカーネーションを買って来てくれました。
「私は母ではなく、妻なんやけど・・・」と言いながらも、嬉しくて早速パソコンの横に飾りました。
たった一本ですが、とても価値のある有難い一本です。