のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

お宮参りの着物

2007-02-25 | Weblog
二人目の孫が12月に生まれましたが、寒い時期なのでお宮参りを延ばしていました。もうそろそろ3ヶ月になるし、比較的暖かいのでお宮参りと、百日と、初節句とをいっぺんにお祝いしようと言う事になりました。
昔の人が聞いたら、まぁ!何と横着なと思われるかもしれません。でも、お祝い事は延ばしても良いと勝手な解釈をしています。嫁の実家からは立派なお雛さんを送ってくださったので、私はせめて着物でも買ってやろうと思いました。
そして今日、日曜で息子も家にいるし、こちらも夫もいるし丁度友引だったので持って行きました。
3月にこれを着て春日大社にお宮参りに行きます。
晴れるといいなと思っています。

萩に行って来ました

2007-02-20 | Weblog
2月17日から2月19日まで、小野家のルーツである、山口県萩市に行って来ました。行った理由は二つあります。
一つは、現在、萩博物館で『幕末志士たちの手紙展 =山根正次コレクション=』が開催されています。山根正次(東大医学部出身の医学者・衆議院議員・現日本医科大学初代校長)は、夫の曽祖父の甥の当たります。その正次が蒐集した、偉大な志士たちの手紙ばかりですから、見て見たいなぁと夫と話していました。(萩博物館のHPを参照ください)
もう一つの理由は、私どもが会員になっている「史都萩を愛する会」の例会で、『萩のホトガラヒー(萩城を写したのは誰?)』と題した講演があるとのことを知りました。
最後の萩城を写したのは、砲術家であり、科学者であった夫の曽祖父・小野為八ですから、当然為八の話ということです。これは子孫として是非聞いておかねば・・・と思ったわけです。
以上、二つの理由から萩市へ行く事になりました。

講演は、博物館の一室で行われるので、少し早めに博物館に行き、特別に副館長さんのご案内で展示物を拝見しました。膨大な数のコレクションの一部とのことでしたが、相当な数に驚くと同時に、保存状態がとてもよいのにびっくりしました。手紙の多くは巻物に表装してあるのですが、その順番が正次の意志で、差出人を関連付けてあるとの説明をしていただきました。正次が、尊敬する先輩の手紙から、その声を聞き、対話する事で、自らを高め、精神のよりどころとしたであろうと思われ感動しました。
拝観の後、例会に出席しました。会員ではありますが、遠方である事から一度も総会にも例会にも出席した事がありませんでした。
最初に講師の先生の紹介のときに、『今日はお話に出てきます小野為八さんのひ孫さんご夫婦がお見えになっておりますので、皆さんにご紹介いたします』といってくださり、ご挨拶させていただきました。
講師の先生は、写真家でありその上とても歴史にも精通なさっていて、私達の知らない事を色々知る事ができました。維新のこの土地では、政治だけでなく、科学でも新しい物を取り入れていたのです。外国から入って来るとすぐに長崎や横浜に行き学び、すぐさま萩に持ち帰り研究・実験・実用化しているのです。その中心に、小野為八はいたのです。言葉で言えば簡単ですが、かなりの苦労と日数が必要だったようです。現在当時の方法を再現できるのは、日本でこの講師の先生一人だけだそうです。当時写真は、写真術だったそうで「術」ですから、秘伝があるのだそうです。その秘伝を知らないとできないそうです。
お陰で、先祖の活躍を知る事ができ、この苦労が今のデジカメにつながっているのかと感無量でした。
ただこう考えると、安易に写真を撮る事ができず、新しいデジカメを持って行ったのですが、とうとう一枚も撮らずに帰ってきました。
とても有意義で、何より先祖(小野為八・山根正次)の供養になった旅でした。



新しいカメラ

2007-02-17 | Weblog
新しいデジカメを買いました。
今まで使っていたのは、娘がく新しいのを買っていらないと言ったのをもらって使っていました。だから相当古い物で200万画素ぐらいしかないと思います。それでも結構写るし、ブログの写真には充分でした。でも、電池がすぐになくなるので、旅先などでは不安でしたし、何より画面が小さいので不便でした。
新しいのはいいですねぇ。値段もいいけれど、軽い・小さい・画面が二倍以上・バッテリーもかなり持つようです。その上いろんな機能が満載!ズームもきくし、動く被写体用があったり、別のケースに入れれば水中撮影も可能だしetc。ただ、どれだけそれらを駆使できるか?だけど・・・・・。
早速、庭の水仙を撮って見ました。なかなか良いようです。

古いのは良く頑張ってくれたので、お疲れ様の気持ちを込めて新しいカメラで撮ってあげました(写真下)。そして最後のお仕事に新しいカメラを撮りました。それが最初の写真です。

これからこのカメラで、いいショットを撮って、ブログにアップ出来たらいいなと思っています。


毛糸の帽子

2007-02-12 | Weblog
私はどこへ行くのも、自転車で出かけます。奈良の町は狭い道が多いので、自転車が便利です。ただ、当たり前の事ですが夏は暑く、冬はとても寒いです。今の季節は手袋は欠かせませんし、耳が冷たくてたまりません。今年は暖冬で少しマシですが、やはり風は冷たいのです。
先日ふらっと立ち寄った手芸店に、暖かそうな帽子の見本があり、説明書付きで毛糸が売ってあり、自分で編んでみようか?と言う気になりました。
私は手芸が好きで、パッチワークや洋裁・ちりめん細工やコサージュつくり・刺繍など色々楽しみます。が、編み物は得意ではありません。今まで一つだけ自分のセーターを編みましたが、そのほかは、マフラーやアクリルたわしのような簡単な物しか作っていません。昨年夫にお椀のような帽子をいくつか編んであげましたが、その程度です。下手だから肩がこるのは承知です。何度も間違えてはほどき、ほどいてはまた編むを繰り返し、もう3つぐらい帽子を編んだほどかかってやっと出来上がりました。
かぶってみるととっても暖かいです。でも、全然似合いません。私は帽子が似合わないのです。防寒が目的だから、まぁいいか、と思っていますが・・・。
娘がかぶるとなかなか良く似合うのですがねぇ。何で私は似合わないのでしょうか?情けないです。
しかし、結構上手くできたのに気を良くして、現在姑のに着手!「早よ編まんと、春になるでぇ」と家族に言われなが頑張っています。

       ×     ×     ×     ×     ×
実は、本当は、今そんな事をしている暇はないのです。書芸院展の作品作りに、没頭しないといけない時期なのです。それなのに、そんな時に限って何か違う事をしたいのです。学生の頃、試験の前になったら、音楽が聞きたくなったり、遊びたくなったりしたあれと同じです。師匠に言ったら『そんな暇があるのなら、書きなさい」と叱られることでしょう。

椿

2007-02-06 | Weblog
玄関の下駄箱の上に季節の物を飾って、四季を敏感に感じたいと思っています。
1月は金子みすずの『ゆめ売り』と言う初夢を売る歌を毛筆で書いて額に入れて飾っていました。2月はちりめん細工の椿を飾っています。紅白の椿とおまけにピンクの小さいのの三つです。それぞれにお香が忍ばせてあり、玄関を入るとほのかな香りが漂います。このちりめん細工を作った人のこだわりで京都にわざわざ出かけてブレンドされた香だそうです。
ちりめん細工の季節の物は、このほかにあやめ・金魚があります。いずれも同じ作者の物です。今年は季節ごとにブログにアップしようと思っています。