のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

歌舞伎

2012-10-29 | Weblog
薬師寺で歌舞伎の奉納があり、夫と見に行きました。
世界遺産のお寺で、日本の古典芸術を…という「奈良古典芸能フェスティバル」の第一回目の催しで、市川海老蔵の舞踊劇でした。
海老蔵は醍醐寺でも、他でも何度も見ています。
最初は幕で閉じられていた薬師三尊のお姿が、幕が一斉に落とされ、突然現れた時は、みな「おぉ~」と歓声をあげました。
薬師寺ならではの演出でした。
10月末の戸外での鑑賞はかなり寒く、カイロやひざかけ、ショール持参で行きましたが、見ごたえのある舞台で、満足しました。
良かったです。

山口県・萩市へ

2012-10-27 | Weblog
例年のごとく、松陰神社の秋の大祭に参列するため山口県萩市に行きました。
今年は、お成り道という街道に、維新に活躍した偉人をアピールする立て看板があるということで、見に行きました。
お成り道というのは、萩城から殿様が参勤交代の際に通った道です。
そして幕末の志士たちも、中央に出向く時には必ず通った道でもあります。
そこに偉人たちの功績を書いた看板を掲げて、それを顕彰しようという趣旨で建てられています。

もちろん吉田松陰・伊藤博文・山形有朋・高杉晋作・久坂玄瑞・木戸孝允らに交じって、曾祖父の小野為八もありました。



たくさんの人に見て頂き、その功績を知ってもらい、後に続く人が出ることを期待します。





次の日は、松陰神社の秋の大祭の日です。
それに先立って、いつも通り、松陰の門下生を祭る松門神社で、吉田松陰の門下生の末裔として、玉ぐしの奉奠をさせていただきました。
今年は、遠い親戚にあたる山根孝中の末裔の山根氏・木戸孝允の末裔の木戸氏・木梨信一氏の末裔の方などと、関係者の方々とで、松門神社の参列者は数十名でした。松陰神社は90名の参列だったそうです。

その日は、和のオーベルジュ・雁島別荘というところに泊まりました。
ここは昨年泊まった「北門屋敷」の系列です。
夫の誕生日のすぐ後だったため、「お誕生日のお祝いということで、特別室をご用意させていただきました」といわれ、館内に2部屋しかないメゾネットタイプの部屋にしていただきました。
景色は、萩城跡まで見渡せて、「水辺の隠れ家」にふさわしいお部屋でした。
床は天然木・壁は珪藻土で自然の柔らかさのあるお部屋で、広い洋間と和室・階段を上がってベットルームと、露天風呂まで付いていて申し分ないところです。
接客も丁寧で、気分よく過ごさせていただきました。
一泊ではもったいない、連泊したいと思いました。
夫が気に入って、毎年ここに泊まりたいと申します。

洋間から和室と二階を望む

二階への階段と和室

二階のベッドルーム

二階から洋間を望む

お部屋の露天風呂(浜崎の漁師町が見える)





いちじくジャム

2012-10-20 | Weblog
私はいちじくが大好きです。
でも、最近スーパーで買っても美味しいいちじくに巡り会いません。
どこかで美味しいいちじくが売ってないかといつも思っていたところ、大和郡山に箱で売ってくれる果物屋さんがあり、買いました。
特別安いということは無いのですが、味は全然違います。
粒は小さいですが、とても甘いです。
昼前には売り切れるので、電話で予約して、取っておいてもらいます。
その果物屋さんで、シーズン最後に、傷の付いたいちじくを安く分けていただき、ジャムを炊きました。
少しお砂糖を入れすぎましたが、その分日持ちはするでしょう。
煮沸消毒した瓶に詰め、毎朝ヨーグルトに入れて食べています。
秋の味覚です。

珍しい柿

2012-10-19 | Weblog
私は柿が大好物なので、毎年、天理の柿農家さんから早生の刀根柿を何箱か買います。
今年は出来が少し遅かったようですが、分けていただきました。
その時、珍しい星型の柿を下さいました。



私が絵を描くのを知っていて、スケッチでもしてくださいとのことで頂きました。
普通は四角いのですが、これはきれいな五角形です。



ヘタも5弁あります。



私たちは珍しく喜んでいますが、商品としては、駄目なのだそうです。
味はどうなのでしょうか?
食べるのが惜しいような・・・楽しみのような・・・複雑な気分です。

蘇った?栗

2012-10-17 | Weblog
ここ3~4年ほどは、裏庭の栗の木に実がなりませんでした。
お隣に枝が伸びて、ご迷惑をかけたら悪いと思い、素人が分からずに枝を切ったのがいけなかったのです。
いったん枯れたように茶色の葉しかつかなかったり、全く実が出来なかったり、花が咲いて実が出来ても実る前に落ちたり・・・。
2本あった木のうちとうとう駄目だという方は、切り倒しました。
1本残った方も実がならなかったのですが、今年は、花がたくさん咲いたので、期待していました。
花が落ちた後も、実がたくさん出来ました。でも、雨が降り・風が吹きするたびに、小さいまま実が落ちました。
あぁ~今年もダメか…と諦めていましたが、木に数個残った実は、台風でも落ちずに大きくなっていました。
あれが、育ったらいいのに…と思いながら気にしながら、見ていました。
例年、豊作だった頃は、9月のお彼岸過ぎには収穫出来たのに、10月になっても、数個のイガは木に残っていました。
今日ふと栗の木を見ると、数個の栗の実がありません。
落ちたのかと、雨の中、傘をさして見に行ったら、木の下に落ちているではありませんか!
一つ・二つ・・・拾ってみると14個ありました。





あまり出来はよくありませんが、イガから出してみると、実は20個余りありました。



早速栗ごはんを炊きました。



全盛期に比べると、甘さに欠けますが、まあ、秋の味覚は味わえました。
このまま、年々出来が良くなっていけばいいのですが・・・。
お礼肥えを上げようと思います。

10月の玄関飾り

2012-10-11 | Weblog
今、畑には真っ赤なかわいい実をつけた唐辛子が出来ています。
そこで今月は、玄関に縮緬で唐辛子を作って飾ってみました。
真っ赤な長襦袢の布や、グリーンの縮緬などで作りました。
蓑籠に入れたら、けっこう唐辛子っぽく見えます。
この後柿も作ってみようかと思っています。



曼珠沙華

2012-10-01 | Weblog
彼岸花=曼珠沙華がやっと咲きました。
毎年のごとく、真っ赤な毒々しい赤色の花がたくさん咲きました。
しかし、今年は、残暑が厳しく、各地の彼岸花の開花も遅れていたようで、我が家も毎年より一週間から10日くらい遅いです。
秋田の親戚から、新米が届きましたが、これも気候のせいで、収穫高はかなり落ち込んだとのことです。その代わり品質の良いのが出来たようですが…。
花も作物も、気候には敏感です。
今までお米が出来なかった北海道が、今では一番いいお米が取れるそうです。
地球が暖かくなって、お米の作れる北限がどんどん北に上がっていくようです。
そのうち、日本でお米が取れなくなって、今沖縄方面ででとれているような作物しか取れなくなる時期が近い将来来るのでしょうか?
自分の周囲で温暖化を強く感じることが多くなりました。
怖いことです。

金木犀も、すすきも、例年より遅いようです。
狂いかけてはいますが、四季のあるこの国の移り変わりを楽しみたいと思います。