のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

吉例顔見世興行(その2)

2007-12-25 | Weblog
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先日は、顔見世の昼の部に行きましたが、今日は夜の部に行きました。
前回は一階でしたが、今回は二等席Aですから三階でした。上から見るのもまたいいです。今年の顔見世の夜の部は、二代目中村錦之助襲名披露の口上があります。二年前に行った顔見世では、坂田藤十郎の襲名披露がありました。今日は「劇中にて口上申し上げし候」と言うことでした。
女形の菊之助・秀太郎・時蔵・孝太郎がきれいでしたが、仁左衛門の河内山宗俊は少しきれい過ぎるなと、夫と話しました。最後の舞踊「俄獅子」は、顔見世にふさわしく、華やかさと賑やかさで楽しませてくれました。
南座の客席数は1000席以上ありほぼ満員だったのですが、そんな中、休憩時間に席を立ったら、友達に会ったのです。奈良に住む者同士が京都でしかも南座で会うなんてびっくりしました。
今年は、昼の部と夜の部の両方が見れて、こんな嬉しい事はありません。


ゆずジャム

2007-12-24 | Weblog
山口県萩市の親戚から、たくさんのゆずを頂きました。
箱を開けるとプ~ンといい香りがします。早速ふろふき大根にゆず味噌をかけて食べたり、焼酎のお湯割りにゆずを絞ったり、色々楽しませてもらいましたが、まだまだ使い切れずいっぱいあります。

以前友達がゆずジャムを作ったと言っていたのを思い出し、レシピを教えてもらいました。それでジャムを作りました。

外皮を剥き、中袋の上だけは取り、外皮も中袋ももちろん実も全部使います。種もぬめりをつけたまま、焼酎につけて3ヶ月くらい置いたら、ハンドクリームになるそうです。捨てるところがほとんどないのが嬉しいです。
量が多いので、大変な手間と時間がかかりました。でも、秋の栗の甘露煮の時もそうでしたが、こうして手作りしている時ってとても幸せな気分になります。充実感があります。出来上がりはそう良くなくても、満足なのです。三温糖を使ったせいか、ハヤシライスのような色に出来上がり、ちょっと失敗かな?お砂糖ももう少し入れたほうが良かったかな?とまだまだ発展途上ですが、出来上がったジャムはお湯で割ってゆず茶にしたりヨーグルトに入れたり、パンやクラッカーに塗ったり・・・いろいろにしていただいて冬の味覚を満喫しています。

ディナーショー

2007-12-18 | Weblog
息子が仕事の関係で買った(買わされた?)ディナーショーのチケットを、夫と二人で行くようにとプレゼントしてくれました。ところが夫が仕事の都合で行けなくなりました。そこで先週歌舞伎に誘ってくれた友達に「歌舞伎のお返しに一緒に行きませんか?」と誘ったら、先約があったのですが断って、来てくれました。
「Heat Up The Rhythm」と言うショーで、ピアニストのクリヤ・マコト、ベースのフィリップ・シャイーブ(フランス人)、ドラムの大坂昌彦のトリオとタップダンスの熊谷和徳のコラボです。
ジャズピアノが素晴らしく、またタップダンスは度肝を抜かれた感じでした。タップはテレビなどで見る以外、生で見たことがなく、とても迫力がありました。肩や頭は全然動かないのに、足は小刻みに動き、時には力強く床を蹴ってリズムを取って行きます。本当に圧倒され引き込まれました。
アンコールではオペラ歌手の松井美路子さんを迎え、「アメイジンググレイス」を歌とタップとピアノのコラボで披露してくれ、クリスマスらしさがさらに盛り上がりました。
自分ではなかなか行けないのを見ることができ、息子に感謝!の思いでした。

長楽館

2007-12-14 | Weblog

顔見世を見た後お茶を飲みに行こうということで、円山公園にある長楽館と言うところへ連れてもらいました。
この道は良く通るのですが、今までこの建物には気がつきませんでした。
ルネサンス調の古い洋館で、調度品もアールヌーボー調のランプがあったり、三階には和室(非公開)もあったりで、とても重厚な感じでした。私達が通された喫茶ルームは、ステンドグラスがきれいで、床はタイル張りの部屋でした。冷えるからでしょう、椅子にはひざ掛けが用意されていて、建物の素晴らしさと共に心配りの嬉しいところでした。
ここで頂くお茶は特別な感じがしました。
余りに素晴らしいので、お茶を頂いた後館内を見学させていただきました。二階三階と多くの部屋があるのですが各部屋の様式が一つずつ違い、調度品や椅子テーブルも変えてありました。そしてこの洋館の三階には何とふすまがありどうもそこは和室のようでした。見たいなぁと思いましたが、非公開とのことです。
従業員の方にお聞きすると、この建物は、明治の煙草王と言われた、村井吉兵衛と言う人の別荘で、「長楽館」と言う名前は伊藤博文が名付けたそうで、伊藤博文揮毫の扁額がかけてありました。(先日泊まった、下関の春帆楼も伊藤博文の命名でした)
良い席で歌舞伎を見て、その後、築後98年と言うルネサンス調の洋館でお茶を飲んで、和と洋の両方の贅沢を味わったような一日でした。

吉例顔見世興行(その1)

2007-12-14 | Weblog
師走の京都は顔見世から始まります。
歌舞伎が好きで夫と良く観に行きます。今年は幸四郎が出るし、錦之助襲名披露とのことで、是非行こうと25日の夜の部のチケットを取りました。
そこへ、先日友達から歌舞伎のチケットがあるので一緒に観に行かないか?とお誘いがありました。聞くと昼の部とのことで、是非是非行くと返事し、14日に行って来ました。

昼の部は、何度も見たことのある「勧進帳」や「将軍江戸を去る」だったので、私達は夜の部を買ったのですが、見たことはあっても、出演者が違ったらまた違う雰囲気で見る事ができました。幸四郎の弁慶もなかなか迫力があり、また、仁左衛門と孝太郎父子の踊りはとてもよかったです。孝太郎の女形はいつ見てもきれいです。
いつも私達は何度も見に行きたいので、二等席くらいの安い席を買うのですが、頂いた券は一等席でした。
一階はやはり京都らしく若い男の人が着物姿で来ているのが多く見られ華やいでいました。三等席のある三階は、音羽屋!松島屋!成駒屋!などと掛け声をかける人が居たりして、なかなか面白い空間です。一階・二階・三階とそれぞれに雰囲気が違うのが面白いなぁと思います
今年は思いがけず昼夜共見ることができ嬉しくて、25日を今から楽しみにしています。

12月の玄関飾り

2007-12-13 | Weblog
今年も早や12月になりました。玄関飾りは晩秋らしい甚平からクリスマスに衣替えしました。
シルクの葉書に青墨で「聖夜」と書き、淡い墨をポトッポトッと落として、雪の感じを出したのですが、なんだか汚いしみのようになってしまいました(>_<)。
まぁ、雪に見てくれる人もいるかとそのまま飾っています。
前に置いてあるツリーは6~7年前に、大きな松ぼっくりに飾りをつけて私が作った物です。ついでにオーナメントの小人さんを飾ってクリスマスっぽくしました。

ついでにトイレの額も、中島潔さんの「マッチ売りの少女」の絵に変えました。

近所では、庭や玄関をピカピカのイルミネーションで飾っている家が多いです。自転車で通りながら楽しませてもらっていますが、私は「和」のイメージでクリスマスを演出できたらなぁとただいま考え中。来年に乞うご期待?!