のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

ほおずきお手玉

2012-11-16 | Weblog
昔から伝承されてきたお手玉の中に、ほうずきお手玉というのがあります。
ちりめんの生地のやわらかさを生かした、優しいお細工で、私は大好きです。
やはり年代の経った古布の方が、風合いがあって優しいものが出来ます。

手持ちのちりめんで作ってみました。私の手持ちの布は、古布ばかりではなく、現代の柄のもありますが・・・。







そして、とりあえず出来たものだけを、菓子器に、入れてみました。





たくさん作って、重箱などにお菓子かお料理に見立てて飾るのもよいので、もっと作ろうと思います。

このお手玉で、遊んだだろう昔の人に思いをはせながら、秋の夜長に一針一針動かせて作るのは、とても心が豊かになり落ち着きます。

第64回 正倉院展

2012-11-09 | Weblog
今年も正倉院展に行ってきました。
年々見学者が増えているように思います。遠く関東からもたくさん見えているようです。
私は自転車で行けるので有難いです。
朝早くから行列が出来ているとのうわさを聞きましたが、比較的午前中の方がマシとのことで、朝からいってきました。
招待券を持っていたし、そんなに行列はなく、ほとんど並ばずに入館できました。
今年の目玉の「瑠璃の杯」や「琵琶」は以前に見ていますので、宝物に一番近くで見なくてもいいと思い、二列目から見ていたので、案外早く見ることが出来ました。
見終わって出てくると、館外は長蛇の列が出来ていてビックリしました。

入場口付近の行列

館外へ続く行列

今年はガラスの宝物が多く展示されていて、きれいでした。
1300年経っても、ガラスは色も輝きも損なわれず、きれいに光っていました。
きれいなガラス玉は、主に碁石やすごろくの玉です。
若い見学者が、「昔はこんな贅沢なもので遊んではったん?!」と言っていて、本当にそうだと思いながらも、可笑しかったです。

奈良公園の木々が紅葉していて、鹿が遊ぶ中を、秋の風を受けながら気持ちよく自転車を走らせました。
教養が少しは身に付いたかと思いながら、私の秋の恒例の行事を満喫しました。