のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

ちりめん細工のお雛様

2009-02-16 | Weblog

以前にも行きましたが、桜井市の山桜桃(ゆすらうめ)で、ちりめん細工のお雛様を教わりました。

今回はうさぎさんのお雛様です。
いつも10時からお昼を挟んで15時まででだいたい出来上がるのですが、今回はパーツが多く、かなり難しいでした。

焦ると糸が絡まったり、針に糸が通らなかったり、間違ったりでロクな事はありません。ほとんどの人が時間内に出来ず、今週木曜日にまた続きを教わると言うので帰った人、もう二回も来れないので一体だけ作って後は家で仕上げると言う人など、色々でした。
私は出来れば、今日仕上げて帰りたいと必死で作りました。気がつけば、皆さん帰られて、私ともう一人と二人だけになっていました。

先生には遅くまで付き合わせて悪かったのですが、お陰で何とか出来上がりました。
その代わり、帰りは暗くなって夕方の渋滞に巻き込まれ、家にたどり着くまでかなりの時間がかかりました。
慌てて仕上げたので、ちょっと気に入らないところがあり、帰ってすぐにやり直しました。
そして写真のような可愛いお雛様が出来上がりました。
このうさぎさんが三月中玄関を飾ることになります。

春を呼ぶのに相応しい可愛さです(自画自賛)。

宝塚ファン?

2009-02-14 | Weblog
知人に誘われて、宝塚歌劇団、星組のトップスター 柚希礼音(ゆずきれおん)さんのティーパーティーに行きました。
この種のパーティーは初めての私です。
きっと凄いファンの方たちばかりが来ておられるはずです。席が決まっているのに開会のずーと前から、並んでおられ、なぜかなと思うと、グッズを買い求めるためです。
袋物や文房具、カレンダーなどのグッズが瞬く間に売り切れたようです。
私はそんなにファンではありませんが、ご本人の礼音さんが、会場に入ってこられると「わぁ~きれい!」と思わず口に出してしまうほど、素敵だと思いました。私などと同じ人間かな?と思うほどです。きっとファンの方にはたまらないのでしょう。
司会者の質問に答える形でのトークがあり、礼音さんに因んだクイズをしたり、出席者全員と握手会があったりして、最後に抽選会がありました。サイン入りポスターや、衣装のマンなど、ファンなら喉から手が出るほど欲しいであろう物ばかりが、ご本人の手で手渡されます。この当選者もご本人がくじを引いて当てられます。
きっと毎回メインイベントなのだろうと思います。私など、抽選の類は当たったためしがないので、他人事でフワァ~と聞いていたら、突然「20番テーブルの・・・・・」とアルトの礼音さんの声がして私の名前が呼ばれています!「えぇっ!」確かに私の名前が呼ばれました。余りちゃんと聞いていなかったので、何がいただけるのかわからなかったのですが、ファンならずとも、うれしいです。
前に出て行って、舞台の裾で、礼音さんから直々に、礼音さんが表紙を飾られた、「宝塚グラフ」と言う雑誌にサインをしてくださいました。
どなたか、宝塚ファンの方に差し上げようかと思いましたが、折角頂いたので、大切に持って帰ることにしました。それには、みんなにちょっと見せびらかしたい思いがありました。下の写真がそれです。


感化され易い単純な私は、久しぶりに宝塚歌劇を観に行くのもいいななどと思い始めています。
今日は、知らない世界を垣間見たような楽しいひとときでした。

泡汁の泡

2009-02-08 | Weblog
写真左が送られてきた泡・右が三平汁に泡を入れたところ

泡汁ってご存知ですか?
酒蔵で働く蔵人(くらびと)たちが、寒い冬に体を温めるために食べる伝統的な料理で、門外不出のものです。だから「幻」と言うそうです。
泡汁の泡はモロミが発酵するときに出来る泡で、その正体は、酵母菌だそうです。泡は、採取してすぐのものを鮭の三平汁に入れていただくのだそうです。ただ、泡はタンク一本から取れるのはわずか400gだそうで大変貴重な物です。
泡汁の泡の正体の酵母菌は泡の中で生きていて複雑なうまみ成分を出すので、三平汁がより美味しくなるし、体も温まるというわけです。

先日テレビの「ザ・鉄腕!DASH!!」と言う番組で、TOKIOの長瀬智也君が「幻の泡汁」を食べに行ったのが放映されました。その行った先の蔵元と言うのが、北海道の小林酒造と言うところです。
私の弟が北海道に居るのですが、小林酒造の銘酒会の会員なのです。
この小林酒造では、テレビ出演(?)のお陰で、問い合わせが殺到し、とうとう「泡」を限定で頒けることにしたのです。といってもこの泡は前述のように少ししか取れないので、ほんの少ししか分けていただけません。
その泡を弟が手に入れてくれ、それが我家に届きました!
長瀬君が番組で、泡を採取した「あらばしり」というこれまた高価なお酒もセットで届きました!
折りしも今日は結婚記念日。
早速、三平汁を作り、泡を小さじ一杯程度入れました。かす汁のようですが、かす汁よりずっと上品な味がして、甘みがあって、とても濃くて、美味しくて、喉の辺りからカァ~っと熱ってきます。
これは美味しい!実に美味しい!しかし、ただ美味しいとしか表現できない、私のボキャブラリーの少なさが悔しいくらいです。
しかし、これはなんと言っても採取してから時間が経っている泡です。それでもこんなに美味しいのだから、採取してすぐの泡で作った泡汁はどんなに美味しいのだろうかと、想像できないくらいです。一度この季節にどこかの蔵元へ行って頂きたいなぁと思いました。
皆に食べさせてあげたいけど、お酒の味が解る人でないと、喜べないと思います。明日娘や息子達に食べさせようと思います。

何よりの結婚記念日のご馳走でした。