のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

夜の平城宮跡

2010-08-27 | Weblog
向こうに見えるのは、朱雀門

今年は、我が家の近くの平城宮跡を中心に、「平城遷都1300年祭」が、くりひろげられています。
今年のこの猛暑にもかかわらず、多くの人が来られているようですが、私はまだ行っていませんでした。近いからすぐ行けるからと思って・・・。
夏休みが終わりに近づいた頃、「光と灯りのフェスティバル」と言うのが平城宮跡で行われているそうで、「綺麗よ」と聞いたので、孫達を誘っていきました。
身障者の方や、高齢者(75歳以上)、3歳以下の子供などが乗っている場合は、乗用車を、宮跡内に乗り入れることが出来るそうで我が家の孫娘が、ぎりぎり3歳以下なので、車で行きました。
光のバルーンがあったり、光のオブジェがあったり、人が作る影絵をしたり、道端には、ロウソクで火を灯したりと、色んな灯りの演出がありました。
でも、正直言って、夏の燈花会の方がずっといいです。
企画してくれた人には悪いですが、夜といえども暑い中、ただ歩いて見るだけでした。少し残念でした。

今月のちりめん細工

2010-08-19 | Weblog
今月は、お盆で一週間後になりましたが、夏らしく金魚です。
我が家には、人が作った金魚が親子であるのですが、それはらんちゅうのような金魚です。
今回作ったのは、平べったい、出目金です。昔、私たちが子供の頃、ブリキのおもちゃで、金魚の形をした如雨露がありましたが、あれと同じです。だから、なんだか懐かしい感じがします。
一匹では可哀想なので、黒の出目金も作ってあげたいのですが、今年のこの暑さは、何もしたくなくなります。
来年は涼しい頃から作り出して、夏には赤と黒が並ぶといいなぁと思います。

ひまわり

2010-08-08 | Weblog
近くに住む従姉が、庭に咲いたからとひまわりを持ってきてくれました。
花は小さいけれど、花びらが幾重にも重なっていて、可愛い変わったひまわりです。
小まめに水揚げをしてあげないと、頭が重いので、すぐ下を向いてしまいます。下を向いたひまわりはいただけません。やはりキッと太陽に向っていなければ・・・。
結構生で楽しませてもらった後、捨てるのが忍びがたく、ドライフラワーにしています。
思いがけず、お花を頂くのってとても嬉しいですね。

薬師寺で歌舞伎

2010-08-02 | Weblog


世界遺産の薬師寺で、平城遷都1300年祭を記念して、奉納歌舞伎が行われ、夫と観に行きましたました。

中村勘三郎父子が出演し、演目は、船弁慶です。
薬師寺では、何度もコンサートには行っていますが、歌舞伎は初めてです。
しかし、お寺で観る歌舞伎は、京都醍醐寺で観た、市川団十郎・海老蔵父子の勧進帳と、東大寺での、松本幸四郎父子等の同じく勧進帳についで、三回目です。

お天気だけが気になりました。コンサートは雨天決行ですが、歌舞伎は衣裳や舞台装置の関係からでしょうか、雨天中止になるからです。でも、大丈夫のようでホッとしました。
船弁慶は、前場の美しい静御前と、後場の平知盛の怨霊を、一人で演じ分けるところがみどころです。全く違う役柄ですから、役者の演技の見せ所です。
勿論、勘三郎は見事に演じました。
また、息子達がいい!

お兄ちゃんの勘太郎は、女形から荒事までやれる役者ですし、弟の七之助は、女形が綺麗です。
夫と「勘九郎ちゃん(勘三郎の前の名)は、ええ子持ちやなぁ」と話しました。
夕方からだんだん暮れ行く中、芝居も最高潮になり、お寺と、お寺のお堂を含む空間と、役者と、観客が一つに溶け合って、素晴らしい物が生み出された感じがしました。
やはり伝統芸能は、いいなと思います。

闇の中の境内に、ライトアップされた東塔が浮かび上がり、幻想的な光景を見ながら、薬師寺を後にしました。次にこのお寺に来る時は、東塔は、解体修理のため、覆いがされ見ることは出来ません。10年後に修理が終わるまで。

薬師寺境内の蓮の花