のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

金魚すくいの番付表

2015-09-30 | Weblog
夏に孫を連れて大和郡山の金魚すくい道場に行った事は、ブログの記事にしましたが、あれから、孫は金魚すくいにはまってしまい、休みがあれば道場に行って、腕を磨いています。
上級者用の水槽でチャレンジする許可をもらったとかで、段を取る申し込みもしたそうです。
月に一回定例会があり、試験を受けるそうです。

道場には、番付表があり、全国の人の名前や取得段が、書かれています。
もちろん一番上は師範です。
その一番末尾に、孫の名前がありました。

個人情報なので名前は消しています。

これから、どんどん上がっていくのを楽しみにしましょう。

しょうむない事のように思いますが、集中して何かをする、何かに挑戦する、腕を磨くために工夫をする・・・などは、良い事だと思い、応援して行きたいと思います。
孫に金魚すくいの火を付けたのは、私ですから・・・。

庭はすっかり秋

2015-09-20 | Weblog


裏庭の彼岸花と栗の木(二階から)

旅行に行っている間に、彼岸花が咲きそろっていました。あぁ~もうお彼岸ですね。花はカレンダーを知っているようです。
朝から、裏に出て写真を取りました。

彼岸花

まだ落ちませんが毬の中に栗の実が・・・

写真を撮っていたら蝶が飛んできて彼岸花のとまります。蜜を吸っているのでしょうか?

空は澄み渡り秋の雲が浮かび、風もすっかり秋です。
今年は秋の訪れが早いように思います。

長崎旅行

2015-09-19 | Weblog


グラバー邸

私の書道の師匠のまだその上の先生、広津雲仙先生(日本芸術院賞受賞他)は、長崎県諫早市の生まれです。
諫早市では、「郷土が生んだ現代書道の巨匠」ということで、ご命日に毎年「尾花忌」を営まれています。
その「尾花忌」が今年十回目を迎えるので記念の作品展が19日から開かれています。
その展覧会のオープニングに参列するために、長崎へ行って来ました。

私は長崎が初めてです。
メディアでは嫌と言うほど名所旧跡を見ていますから、行ったような気分にはなっていますが・・・。

飛行機で長崎空港

レンタカーで長崎市内

長崎で一泊

次の日諫早へ

展覧会終了後

JRで博多へ

福岡空港から飛行機で伊丹へ

というスケジュールです。

私が幹事と会計を引き受けました。

まず、平和公園と浦上天主堂に行きました。





長崎の鐘

平和祈念像

教会の見える展望台から浦上天主堂

平和祈念像や浦上天主堂で被爆マリア像を見て、広島と並んで、被爆地であることを再確認しました。

次に大浦天主堂に行きました。これは日本最古の木造教会で国宝です。建物はゴチック様式で、お御堂はステンドグラスから入る光がとても美しく心洗われる思いでした。

国宝・大浦天主堂

ここでは、キリスト教禁止中も、密かにしかし強く信仰を守った人々の苦境を思いました。

長崎は異国情緒漂う、明るい町ではありますが、迫害や被爆と言う、深い長い苦しみに耐えた町なのだと改めて考えさせられました。

そのまま続きに歩いてグラバー園に行きました。
ドラマの舞台にもなり、おなじみのところですが、エスカレーターがつき、登り易くなって有難かったのですが、ちょっと興ざめでもありました。高齢者(私もですが・・・)や体の不自由な方には優しいでしょうが、古い建物には似つかない感じがしました。
なんでも、便利になるのは、考え物だと思います。

グラバー邸

園内の公衆電話

グラバー邸の門

次には、出島へ行く予定でした。
レンタカーのナビに「長崎・デジマ」と入力したら、随分走って工場地帯に入って「テシマ株式会社」と言う建物に案内されびっくり!
大笑いするやら、ナビに腹を立てるやら、大騒ぎしました。
また、陽の陰りかけた市中に戻り、それでも同じ所をくるくる回りやっと出島に着きました。

出島は今も昔も同じ場所にあるそうです。かつては海に出た島だったはずですが、今は、内陸化して海には面していません。

安政6年の開国以来、次第にまわりは埋め立てられ、完全に内陸化してしまったそうです。

今は、当時の建物を復元して、タイムスリップした町のようにしようと工事中です。
「また来年来て下さい」と、案内役のお侍の格好をしたお兄さんが言ってくれました。
でも、復元は全部出来ていなくても、かなり色んな事を知る事が出来ました。
鎖国時代、唯一外国人が行き来し、華やかな文化を漂わせたであろうと想像できました。

旧出島神学校

表門

乙名部屋

船頭部屋の内部

カピタン(商館長)部屋の内部
拝礼筆者蘭人部屋(帳簿の筆記をするオランダ人の部屋)

教会

陽がとっぷり暮れて、急いで旅館へ行きましたが。これまたナビが、近道を教えてくれたようで、急な山道でくねくね曲がり、街灯もなく、道の真ん中に大きな松の木が何本も続いて植わっており、木の幹の右を通るのか?左を通るのか?はたして通れるのか?わからず戸惑いながらやっと旅館に着きました。
着いてから、旅館の人に聞くと近道だが地元の人でもほとんど通らないという道で、神社の境内?で、松の木は「御神木」の為切る事が出来ず、道の真ん中に何本も植わったままなのだそうです。
少し距離はあるが通りやすい道はあるそうです。
ただ、苦労して凄い勾配を登ってきただけあって、稲佐山の山頂のほぼ向かいにあり、長崎の市中の夜景がとても綺麗でした。
稲佐山の展望台に行きたいと言っていましたが、行かなくても負けないくらい良い眺めでした。

夜は、長崎名物の卓袱料理を頂きました。

次の日は、朝食後、諫早市美術・歴史館へ行きました。
9時半から開会式・テープカットが有り、10時から私の先生の解説を聞きながら展覧会を拝見しました。
昔から何度も見ていますが、やはり、私達の先生の先生の作品は、凄いインパクトがありました。

諫早でレンタカーを乗り捨て、JRで博多まで行きました。
博多の駅で少し買い物をして、福岡空港へ行き、空港で博多ラーメンを食べて、帰途に着きました。

ナビに翻弄されながらも、楽しい旅でした。
ただ、長崎奉行所跡・亀山社中記念館・・中華街・眼鏡橋などまだ行きたいところもいっぱいありました。一泊では少なかったと思いました。

なにより好天気に恵まれ、無事帰って来られ良かったです。














有馬温泉と姫路城

2015-09-05 | Weblog
ちりめん細工を習っている教室の仲間15人で、有馬温泉へ一泊二日で行って来ました。
私達と習っている曜日が違う人たちも一緒で、初対面の人も居ました。
でも、趣味が同じと言う事は、とても話が合います。

車3台に分乗して、行きました。

まず、初日のランチは姫路城の近くの「侘助」(わびすけ)と言うところで、お刺身定食を頂きました。
町の一軒家を食事処にしているお店です。

「侘助」

お刺身の種類ががたくさんあり、雑穀ごはんや、サラダなどとても美味しいでした。

お食事の後、姫路城へ行きました。
ウィークデーと言えども、さすが世界遺産!多くの人が来ていました。



三の丸から天守閣を望む

綺麗になって一度行きたいと思っていましたが、なかなかチャンスがなく、やっと来れました。
評判通り、真っ白に見えます。

歩いて、階段を上って、天守閣まで登りました。
膝と腰が痛い私は、みんなと同じように行動できるか?心配でしたが、何とか意地でついて行きました。
途中で、写真も撮らないといけないし、暑いし、足は痛いし・・・・・。

最初の門・菱の門



途中の層から下を見る

天守閣の一番上から下を見る

でも、登れて良かったです。
世界遺産ですから、エレベーターもないし、全部階段ですから、もっと年を取ったら登れません。
自分の足で登らないと、車椅子などの人は、登れないです。
しかも、階段は多くの人が登って、つるつるになっていて、滑りそうです。一段一段滑らないように気を付けて上がります。
六階まで登りました。
ビルとかなら、六階まで階段で登る事はめったにありませんから、とてもしんどいでしたが、達成感はありました。
最上階から下を見て、心地よい風が入ってきた時は、感激でした。
本当に良かったです。

降りて来て本丸から天守閣を見上げる

本丸からの天守閣

要所をおさえる重要な位置にある三国掘

姫路城の後「好古園」というお庭の綺麗な所を見学しました。
ここは、姫路城西御屋敷跡庭園です。
武家屋敷の名残の築地塀で囲まれた中にたくさんの庭園があり、それぞれ四季折々の花が咲くそうです。

滝があり・・・

鯉が泳ぐ池があり・・・

茶室もあり・・・マイナスイオンが、いっぱいの感じで、お城とはまた違った静かな気持ちになりました。
今はちょうど余り花の無い時期ですが、萩や百日紅が手入れされた庭に映えていました。

その後有馬温泉に行き、ホテルで、姫路城でかいた汗を流しました。
ディナーもとても美味しく、器や盛り付けの演出が良く、お味も見た目も楽しませていただきました。

温泉も気持ち良く、疲れが取れました。

朝食もディナー同様、器や盛り方にこだわった提供をしてくれていました。
温泉に3回入って、満喫し、お土産を買って、有馬を後にしました。

朝から急に、予定変更して、丹波の立杭焼を見に行くことになりました。
立杭焼の「陶の郷(すえのさと)」で、色んな作家さんの作品を見て、買い物もして、兵庫陶芸美術館にも行きました。
ここは、陶芸館創始者であり、全但バスの社長であった田中 寛氏の膨大なコレクションが展示してありました。
田中氏の郷土愛と丹波焼にかける情熱が感じられました。とても充実した見学でした。

その後、ランチを予約している三田の「三田屋本店やすらぎの郷」に行き、ステーキを頂きました。

三田屋本店玄関

ハムのオードブル
コンソメスープ
和牛ステーキ・温野菜添え
サラダ
ご飯
デザート
飲み物

と言う、メニューでした。
器はすべて青磁で統一され、ピアノの生演奏が流れていました。
窓の外のお庭には能舞台があり、定期的に薪能が演じられているそうです。
お料理も、雰囲気も贅沢なランチでした。

お庭の能舞台

一泊二日でしたが、お天気も良く、盛りだくさんで、とても楽しく充実の旅になりました。