のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

亀岡・湯の花温泉へ

2013-02-28 | Weblog
今月8日は結婚記念日です。
アニバーサリーということで、温泉に行くことになりました。
行先は、私がかつて友達と二回行って気に入っている亀岡・湯の花温泉の「すみや亀峰庵」に決めました。
大きな温泉旅館ではなくこじんまりとしていますが、しつらえがモダンな和風という感じで、きっと夫も喜ぶだろうと思います。
温泉でゆっくりするのに、道中が長くて疲れるようではいけませんので、湯の花温泉は京都からすぐ(20分ほど)というのも、気に入っています。
亀岡の駅からは、旅館の送迎バスに乗ります。

茅葺の門

家紋の入った壺と門

玄関前の石灯籠

玄関

徒然文庫という、暖炉のあるライブラリーに通されて、お茶と名物の黒豆絞りを頂きながら、チェックインです。フロントで立って名前を書く・・・というのではなく、とても優しい感じがしました。
宿の方からアニバーサリーのプレゼントとして、貸切露天風呂を無料で予約させてくれたので、お部屋に着いてすぐに浴衣に着替えて行きました。「山の隠れ湯」という露天風呂です。

宿の内風呂の奥の方に森があり、その中の小道を少し行くと、小さな木戸があります。渡された鍵で木戸を開け、中からロックして少し進むと、自然の山に寄り添うように岩の露天風呂がありました。
何と風情のあるお風呂でしょう!
本当にプライベートな、自分たちだけの、自然に包まれた空間です。「隠れ湯」という名前がまさにぴったりです。
まだ3時過ぎで明るく、暖かい日だったのも良かったです。
まぁ、雪が降っていても、それなりに風情はあったかもしれませんが・・・。

貸切露天風呂「山の隠れ湯」

お湯も結構熱くて、2月なのに全く寒さは感じません。
湯船も2つあり4~5人のグループでも入れそうです。
「いいなぁ」「良かったねぇ」と何度も言いながらひたすらお湯につかって、温泉を楽しみました。
旅館の敷地内ながら、建物から少し離れていて、森の小道を歩いて入りに行く・・・この距離が、きっと良いのだろうと、心憎い演出に感心しました。

夜は「瑞禾」というダイニングで夕食です。
丹波に近いこともありぼたん鍋や黒豆、京都の生麩など郷土感を出した美味しいお料理と、旅館からオーストリアワインのフルボトルをプレゼントして頂き、アニバーサリーらしい華やいだ夕げをゆっくり落ち着いて頂きました。
お夜食にと「お稲荷さん」まで用意してくださいました。

次の日も朝から内風呂に入り、11時までゆっくりさせていただきました。


滞在中に友達に「温泉に来ています。いいよ~」とメールしたら、早速「3月に主人と二人で行くから空いている日を聞いて」と返信が届きました。

夫も、非常に気に入って、毎年来る!と言っています。帰りに来年の予約をするように言うくらいです。

また是非行きたいと思いました。