のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

またまた、行ってきました

2014-01-31 | Weblog
すっかりリピーターになった、亀岡・湯の花温泉の「すみや亀峰菴」に行ってきました。

玄関のしつらえ

和室の床の間


今回も貸切露天風呂の「山の隠れ湯」を予約したのですが、前日に電話があり故障しているので使えないとの事。
誠に残念ですが、雨だったので、まぁあきらめがつきました。
それと、今回は半露天風呂付きの部屋を予約していたので、お部屋で楽しめました。
かけ流し温泉の、高野槇の湯船のお風呂です。湯船も洗い場も、広さが充分過ぎるほどで、とても贅沢なお風呂でした。
古い感じの木のスライドの戸を開けると外が見えます。心地よい外気も入って来て、ゆったりと自分だけの温泉を楽しむ事が出来ました。

高野槇の湯船の半露天風呂

玄関を入ったところの雪見障子から半露天風呂が見えます。

お部屋も広くて10畳と次の間と、松の木のなぐり加工の床の広縁があります。
このなぐりの松の床が気に入ってこの部屋を予約しました。

10畳和室とと広縁

なぐりの松の床の広縁


なぐり加工と言うのは、本来、木を切り出して運ぶ段階での、下処理加工の物ですが、千利休が茶室に使ったことで、表舞台の物になりました。
この床が、足に優しく、特に素足になった時はとても心地よく感じました。
この広縁の座イスに座って、雪見障子をあけると、この旅館の入り口の茅葺門が見えます。
雪が降っていたら、木々に少し積もっていたら、綺麗だろうなぁと夫と話しました。

なぐりの松の床の広縁
雪見障子を開けています。

いつもの事ですが、ここのお食事がとても素敵です。
今回は、もうすぐ立春と言う事で、立春大吉がテーマで、升にお料理が入ってきたり、恵方巻があったり、大豆や黒豆があったりと、節分の雰囲気で、春を待つお料理でした。
お料理の出すタイミング、盛りつけの心細やかさ、担当の方の知識の豊富さなど、美味しい物をより一層美味しく頂けます。
美味しいお料理にお酒もすすみました。
まず、生ビールで乾杯し、食前酒を頂き、お料理を食べながらオーストリアワイン(白)一本空け、やはり和食には冷酒が良いなあと、ほの香と言う冷酒を空けました。
和食の素晴らしさを満喫し、お酒も堪能し、日本人で良かったとつくづく思いました。

そして何よりな事は、近いという事です。京都からJRで20分。奈良からでも1時間ほどあれば、亀岡に着きます。
亀岡からは、送迎バスで、20分ほどかかりますが、都会からこんな近くに、こんないい温泉があり、こんなにいい旅館があるのが一番気に入っているところです。

心身ともに、ほっこりしてきました。

また、行くつもりです。


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