のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

玄武

2007-05-24 | Weblog
今、明日香村ではキトラ古墳の壁画の内、玄武が公開されています。昨年の白虎に続いての公開ですから、是非見なくっちゃと思い出かけました。去年も大勢の見物客で賑わいましたが、今年の方がまだ多いと聞いていましたので、9時の開館前に着くように、早起きして出かけました。
自宅から西ノ京の駅まで自転車で行き、近鉄橿原線で、橿原神宮駅で下車、駅前から明日香資料館まで臨時バスに乗って15分です。明日香資料館に着いたのは開館の20分ほど前でした。が、もうすでに50人ぐらいの行列が出来ていました。
開館まで待つ間、行列の中で知らない人同士会話が弾みます。斜め後ろの人が、周囲の人にチケット上げましょか?と言っていました。でもみんな遠方から来ている人は割引チケットを買ってきているらしく、持っておられるので断っておられました。そこで思わず私が、「それなら私にください」と言ってしまいました。その人は気安くどうせ私も貰ったのですからどうぞと、くださいました。
ラッキー!早起きは三文の得やなと勝手な解釈をしてただで入館させていただきました。有難うございました。

入館が早かったせいか、すんなり玄武にたどり着き見ることが出来ました。去年の白虎よりは、全体が小さく、赤い色などがないので地味な感じがしました。しかし、それがかえって北を守る四神らしく感じました。小さくても、亀の甲羅の亀甲紋や、蛇の背の模様などがはっきり描かれていて、とても1300年前の物とは思えない鮮やかさでした。
壁画の玄武を見た後、地下の展示室を見ました。日本国内のほかの所や、中国・高句麗・百済などの玄武の説明や展示でした。それらをすべて見て、資料館を出たのが、9時半過ぎでした。もうそのときは45分待ちの看板が出されていました。

また、機会があれば壁画の残りの、南の守り神・朱雀と、東の守り神・青龍も見たいと思いました。そして、この素晴らしい宝物をこのままの状態で、後世に伝えられるようにと、切に願います。

栗の木

2007-05-18 | Weblog
今年の我が家の栗の木の状況です。
昨年やっと食べられる実がなった栗の木ですが、冬になっても落葉せず、茶色い葉が木枯らしに吹かれて冬を越しました。
もう、一年で駄目になったのかと心配していました。まるで枯れてしまったように見えましたので、少し諦めかけていたところ、やっぱり春になると、ちゃんと新芽が出てきて、その力で枯葉は落ちました。きっと、何かの影響で冬の前に葉を落とす力がなかったのでしょう。これも温暖化の影響か?と少し恐くなりましたが・・・。
それからと言うもの、例年通りの勢いで、どんどん葉が増え、花が出来、大きくなっています。


この分だと今年は昨年以上に実がなるのでは?と、取らぬ狸の皮算用をしています。
乞うご期待!!

東方美人!?

2007-05-17 | Weblog
母の日のカーネーションに続き、今日は娘と二人で、また中国工芸茶を飲みました。
先日のカーネーションは、「万紫千紅」と言う名前でしたが、今日は、「東方美人」と言うのにしました。何色の花が咲くのか?どんな花だろうか?とポットをじぃ~と見つめて、静かに茶葉が開くのを待っています。茶葉が開くにつけて、お茶のいい香りがしてきます。それだけで充分に癒しになります。大分開いた茶葉の中はどうも白い花のようです。そう思っていたら、奥に黄色も見えます。なんやろ?白いのは、どうもすずらんか小さな蘭のような形です。黄色いのはたんぽぽみたいです。
お茶も良く出て飲み頃になった頃、花もすっかり姿を現しました。黄色い菊のような花の中から、白いすずらんのような花がにゅ~っとでている、不思議な形の花でした。
こんな花は今まで見たことがありません。お茶の味は、ジャスミンティーです。
後でインターネットで調べたら、「黄菊花」と書いてありました。
余りきれいなので、ガラスの器に水を入れて水中花のようにして、玄関に飾っています。
後5種類あるのですが、それぞれどんな花が咲くのか、楽しみです

カーネーションが咲きました

2007-05-13 | Weblog
今日は母の日です。長男の嫁がお茶好きの私に中国茶を送ってくれました。それも、カップの中で花が咲くのです。
テレビで見てその存在は知っていましたが、実際には初めてです。花もいろんな種類があり百合・芙蓉・富貴(これは牡丹のことです)・そのほかに中国語だからわからないお花も・・・。カーネーションがあるとのことで、判らない花の中から、多分これがカーネーションぽいなと思ってお湯を入れたら、見事!当たりでした。
お湯は90度くらいがいいとのことで、少し冷まして耐熱のガラスのポットに入れました。ポットの中でゆっくり茶葉が開いて、中から徐々に静かに赤い花が現れました。まぁ~なんと!優雅なティータイムでしょう。夫とあ~でもないこ~でもないと言いながら、ゆっくりした時間を楽しみました。もちろんお茶はとても甘く美味しいでした
きっと、私がいつも忙しい忙しいと言っているので、落ち着いてお茶をいただけるようにと考えて、品選びしてくれたのでしょう。
私は早くに母を亡くしたので、赤いカーネーションではなく、長い間、白いカーネーションを飾る立場でした。それなのにポットの中で開いたカーネーションは憧れの赤でした。

美味しいお茶をゆっくりと楽しんで味わえる機会を有難う!