二重生活~ふたえぐらし

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LOFT4TH ANNIVERSARY 特撮 vs drug store cowboy[ライブレポ]

2003-04-06 17:43:36 | 大槻ケンヂ関連
4/6(日)新宿LOFT
「LOFT4TH ANNIVERSARY 特撮 vs drug store cowboy」
特撮、drug store cowboy

1.身代わりマリー
2.うさぎ
MC
3.ジェロニモ
4.ヤンガリー
5.カーネション・リインカ ネーション
6.花火(新曲)
MC
7.アベルカイン
8.特撮のテーマ
9.バーバレラ
10.ケテルビー
MC
11.人狼天使

<アンコール>
1.ヨギナクサレ





今回の特撮は、Drug Store Cowboy(以下DSC)と対バン。
会場に入ると何やらオシャレな若者がたくさん。
かなりくっきりと特撮ファン、DSCファンとわかってしまうのがなんだかな。
メガネをかけていたのはすべて特撮ファンだったのでしょう。

DSCファンは前の方にたくさん。みんなモッシュする気満々て感じでした。
私も(DSC一回も聞いたことないのに)何気に混ざって開演待ち。
開始前の映像は、ルチャ・リブレの選手の映画じゃないかと思われる物。

で、DSC登場。
ボーカルからギター、ベース、ドラム、みんなアレです。
世に言うイケメンという奴です。かっこいい。
最初2曲ほど激しいのが続き、ファンがみんなして跳ねる跳ねる。
気持ちいいぐらいにとにかくジャンプ。
私も曲全然知らないくせにジャンプしたり拳あげたりしてました。
特撮も曲は激しいけど、前の方は混みすぎていまいちモッシュ出来ないので楽しかったです。
で、そんなかっこいいDSCですが、意外とMCが長い。そして面白い。
妙な親近感というか、好感を覚えてしまいましたよ。
最後の方では戦争について訴えたりもして、なんというか、正統派バンドマン。
だけど最後は「物販買えよー!」


で、しばらくの休憩をはさみ、いよいよ特撮登場。

オープニングはいつもとちょっと違い、エディの長めのピアノソロ。
そこにドラムが入って、オーケン登場。
血走った目をカッと開いてわけのわからないこと(歌詞読んでなければ)を絶叫し続けるオーケン。
MC無しで曲入ったからか、健全て感じのDSCのあとだからか、なんだかちょっと怖い。
身がわりマリー、うさぎ、と続いて、ここで一度目のMC。
トークのつかみは

「楽屋で焼酎のお湯割り飲んでたんだけど、すごい眠くなっちゃってさぁ」

その後メンバー紹介があったのかな、この先かなりあいまいです。

今回の酒一気はビールでなく焼酎割りで。思いっきりこぼしてました。
羊の着ぐるみのボースカ(可愛い)も登場。
オーケン声とボースカ声両方で恒例の「イェーッ!」


なんかもうMCの順番とか忘れちゃったんで、適当に覚えてるところだけ書いてきます。

○「アリ(DSCのボーカル)との違いは手の高さだね」(イエーとか言うときの拳の高さの話)
「10何年もやってるとだんだん手がこう(と言って前にグー)」
「手を高々とあげろー!」と叫んであげた途端、ステージ上のLOFT看板にぶつける。
「痛いよ!」って1人つっこみが可愛い。

○「竜ちゃんは金正日だったら何したい?」
竜「白い馬に乗りたい」(可愛いよ竜さん!最近大好き)
「俺はやっぱり喜び組がいいなぁー………うん」しみじみと間をとって頷くオーケンに場内は笑い。
「(女の子を)選べるんでしょ、アレ」とのオーケンに、竜さん意外な反撃。
竜「もうやってるじゃない(今でも選び放題じゃない)」

場内からは「えろーい!」などのブーイングが一斉に。
顔は笑いつつ結構素で焦ってるらしいオーケン。

「彼はね、特撮のサポートベースなの。サポートが、なんでそうガチンコを仕掛けてくるわけ」

ごめんなさい、とか言ってたけど、結構言いたい時に言いたいこと言うタイプなのか竜さん。
大正九年に「君はメイクしてない方がかわいいね」なる発言かましたこともあるそうだし。

○メンバー紹介。紹介されてスペシウム光線のポーズをとるナッキー。
横でアイスラッガーポーズをとるオーケン。
今回のナッキーはやたら踊ったり、ギター持ち上げたりしてました。
なんか、可愛い帽子かぶってたな。ロシアっぽいような、メーテルっぽいような。

○オーケンの長いMCの間、ドラム叩きだす有松さん。
「ありまっちゃん、退屈してる?」とか言われていた。
「戦争だけど、有松は毎日が戦争だから」とか言われて笑ってた。

○カリスマ美容院に行ってきたというエディ。(それだけでかなり面白い)
女子高生とかいっぱいの店で、首にまく布がまわらなくてマジックテープが首にくい込んだとか、
頭洗うので台を倒した拍子にぶつかったとか、いろいろ大変だったらしい。
「ほとんどボブサップみたいな扱いだね」とかオーケンに言われていた。
その後しばらくオーケンの坊主トーク。800円ですんじゃうんだって。
頭撫でつつ「つるりーん、なんちゃって」とかましてくれるオーケン。

エディは今回2回ほど客席降りてきてくれました。
思いっきり握手してくれて、嬉しかったなぁ。エディかっこいい!


○DSCボーカル、アリさんとのセッションは、結局アベルカインで「犬犬犬犬!猫猫猫猫!」
ボースカを持たされ、ちゃんとボースカっぽい声で「こんにちは!」言ってくれるアリさん。
本当はオーケンがDSCの曲を歌うはずだったのが、ラップで難しすぎて無理だったんだそうだ。

アリ「オーケンさんにCD送ったんですけど、昨日メールきて『無理です』って」

オーケンは「テレビもねぇ、ラジオもねぇ」とか言って
「それラップじゃないですよ」ってきちんとつっこまれていた。
「メガネはみんな暗くて友達」とラップ風に言うオーケン。うまい。
で、結局特撮で一番シンプルな曲、原点回帰でアベルカイン。
あれも良かったけど、オーケンのラップだかも聞いてみたかったなあ。

「これ持ってみ、すごい可愛いから」とか言ってボースカをアリさんに抱っこさせる。
ファンからの可愛いー!の声に
オ「俺も昔は可愛いって言われたもんだ。おまえらがにくいぜー!」
でも結局、アリさんがボースカ振り回すのを見て心配(?)になったのか
取り返して自分でちゃんと抱っこしてました。
オーケンのまな息子だもんな。
床に置くときもわざわざちゃんと立たせて置いてるもんな。


○演奏曲は、今回はいつもの「サンフランシスコ」は無し。
筋少からは代わりに「カーネーション・リインカーネーション」
この曲はもう、ライブだといつ聞いてもサビの部分で絶叫してしまいます。
今回、私自身が妙にノリノリで、喉かれるまで歌ってしまいましたよ。
周りに迷惑だっただろか。
どうでもいいですが、目の前にいたでっかい男の人。
その人が腕振り上げるたびに脇に顔押し付けられてる女の子いて、可哀相だったな…。

○あと新曲発表。「花火」ってタイトルだったのかな?
「花火」が新曲のタイトルだったのか、今度出るオーケンの詩歌集のタイトルなのか良くわからず。
エディのピアノで始まる”メロウ”なバラード。
音が割れててよく聞こえなかったけど、いい感じでした。

○ものすごい長くなりましたが、まあ楽しいライブでした。
私自身のことを言うと、このところちょっとなかったぐらいにとんだりはねたり歌ったりしたライブです。
腿と腰が痛いです。耳鳴りも。
全力で楽しんだって感じで、それも悪くないもんです。


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