●怪獣
文京区にある、弥生美術館に「大伴昌司の大図解展」を見に行ってきた。
少年誌の企画ページなんかを担当した人で、詳細な怪獣の図解が有名。
こういう、内臓や骨格のリアルっぽい解説がワクワクする。
ちなみにカネゴンが一日に食べるコインの量は3520円だそうで、わりと慎ましい。
展示されていた「世界怪物怪獣大系統図鑑」によるとウルトラマンと植物人間トリフィドはともに“宇宙怪物(ベム)族”だそう。
意外!
大伴昌司は企画者なので、実際に雑誌に載せる絵はイラストレーターが描く。
水木しげるの描いた「バベルの塔が神の操るプテラノドンに滅ぼされる絵」とか、ロマン。
「香山滋のふしぎな世界 大秘境」のシリーズも良かった。
香山滋、気色悪いけど好き。
大伴昌司は幼少期にメキシコで育ち古代遺跡で遊んでいたって、生い立ちすごいな。
常設展示の、高畠華宵の婦人画も見てきた。
おしゃれだ。
節目がちで色っぽい!
竹久夢二美術館も同じチケットで見学可能。
でも竹久夢二は良さがわからない。
多分、夢二の美人(細面に目パッチリ首すんなり)と、自分の顔面の系統が違いすぎるからだ。
●下北沢
オーケンゲストのベラポンプアワーを見に。
開場時間だいぶ過ぎてから入って廊下にいたら、オーケンが通りすがった!
急すぎてぼーっと見送っちゃった。
あんな至近距離有り得ないんだから、もっとよく見ておけばよかったー…。
やったのは、
包丁と饅頭(スターリン)
Sign、3時のあなた、よろこびとカラスミ(池の上陽水)
花・太陽・雨(PYG)
マリアンヌ(ジャックス)
私のビートルズ(常田富士男)
イエローサブマリン音頭(金沢明子)
弁天橋と江ノ島エスカー(オリジナル)
OUTSIDERS、アタイばっか(電車)
もう我慢できない(じゃがたら)
アンコール
街のスケッチ(オーケンソロ)
お別れの背景(電車)
MC
・意味のある話はツアー中、何もしていない。
・安倍晋三がカツカレーを食べたのは、裏でオーケンが図った。日本印度化計画の一環。
・小畑くんと寺西くんは二人で渓流に行ってイヤホンで音楽を聞きながら妖精を見る。
・マリアンヌは「我が青春のマリアンヌ」という映画にインスパイアされてできた曲。アルフィーのメリーアン、銀河鉄道のメーテルも同じ映画から。
・ナゴム界隈ではビートルズは悪とされていた。
・ベラの前世は海賊「俺船長。テキトーなとこ行くよ~」
・大槻ケンヂの作詞力はやっぱりすごい!作家先生!
・オーケンのボクササイズ披露。
・DQNネーム。大槻存美(ゾンビ)って可愛くない?子供の話をするポンプさんが、突然「お父さん」に。
だらだらMCもよかったし、なんといってもセットリストよかった!
電車曲もカバーもいい!
池の上さんの曲はオーケン始めメンバーも好きだそう。
「花・太陽・雨」は、なぜか郷愁を誘われる(帰マンで使われてるから?)。
スターリン、早川義夫、じゃがたら辺り、懐かしい。
お土産に「弁天橋と江ノ島エスカー」CDいただきました。