二重生活~ふたえぐらし

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Roots66[ライブ][前半]

2016-03-27 22:26:19 | 大槻ケンヂ関連


1966年生まれのミュージシャン大集合で、自分の歌やカバーやセッションやるよ!
という、お祭りイベント。
出演者多数。

私の目当てはとりあえず大槻ケンヂ。
それに宮田和弥(ジュンスカ)、中川敬(ソウルフラワーユニオン)、増子直純(怒髪天)、吉井和哉。
名前ぐらい知っているのはトータス松本(ウルフルズ)、スガシカオ、斉藤和義、田島貴男(オリジナルラブ)、渡辺美里、斉藤由貴。

会場入り口で豪華なパンフレットというか雑誌「special edition ROOTS 66 ぴあ」をプレゼント。
出演者のインタビューがたっぷり載った豪華版。
増子さんが「おっさん図鑑」と呼んでいた笑


2階席だけどまあまあ見やすい位置。

1966年生まれの落語家、立川談春による前説。
なんでロゴが馬かというと、1966年は丙午生まれだから。
いまいちイベントのコンセプトがわかっていなかったのでありがたい。

まずは楽器隊の演奏。
メンバーが誰なのかよくわからないけど豪華なのだろう!
ギタリストの友森昭一にスカパラやソウルフラワーユニオンやレピッシュの人がいるはず。
かっこいい演奏だし、あと単純に武道館広くて音がでっかくて気持ちいい。

誕生日が早い順にボーカリストが登場。
まずは宮田和弥が登場し、突然『踊るダメ人間』!?
なぜ??と思いながらもとりあえず振り付けを守るのが信者の仕事!

ダメ人間を1フレーズ歌って、和弥がオーケンを呼び出す。
と、オーケンはソウルフラワーユニオンの『極東戦線異状なし!?』を歌って登場。
ソウルフラワーユニオンわりによく聴くので、好きな人が好きな曲を歌う!!と、すでに大興奮。
反戦ソングを歌う大槻ケンヂというのも珍しい光景。
オーケンに紹介されて今度は中川敬が怒髪天の『セイノワ』、増子さんはORIGINAL LOVE『朝日のあたる道』。
このロマンチックな曲に、増子さん意外にハマってる!
順々に次の出演者の曲をカバーしながら出てくる演出。豪華だー!!

田島貴男は『やさしくなりたい』、斉藤和義は『サマータイムブルース』、渡辺美里は……
申し訳ないがこの辺から数人、知らない人か知らない曲。
実際知らない人も多くて、公演中にもパンフレットを見ては今出てるの誰だろうとやっていた。

斉藤由貴がイエモンの『LOVE LOVE SHOW』歌って、このイベントに吉井和哉が出るって気づいてなかったらびっくりした。
トータス松本だけは本人も出てきて、『ガッツだぜ!!』
ボーカリスト全員戻ってきて、ガッツだぜ!
オーケンはじめ、ガッツ云々が似合わない面々がこの曲歌うのおかしいな。


ここからはボーカリストが順番に登場して持ち歌を歌い、その合間にセッションを挟む構成。
ちなみに登場は年齢順。
みんな1966生まれだけど、誕生日が早い順なんだって。

◇宮田和弥
このコンサートのために作った?丙午の歌。
そして『さらば愛しき危険たちよ』。
これ青春を歌った歌の中でも抜群に好き。

◇大槻ケンヂ
2月生まれのオーケンは2番手!
なんとゲストで斉藤和義が筋少特攻服でギター持って登場。
オーケンいわく「斉藤くん俺の若いころそっくり!同い年なのに!」
パンフレットによると、オーケンは今回のイベントで友達作りを試みるそうで、他の人を「○○くん」って呼んでてめっちゃ可愛い。
珍しいほど肩組んだり手つないだりしてたのもその試みの結果なんだろうか。

一瞬だけ筋少にいたことのある友森昭一もギターで参加し、『日本印度化計画』。
そしてヘーイヘイヘイヘーイヘイのコール&レスポンス。
これが客の世代もあってかバカ盛り上がり。

しかしこんなに叫ぶオーケンはいつまで見られるんだろうと思ったら無性に切なくなった。
少なくとも数ヵ月は見納めだ。
4月末に喉の手術で、しばし活動お休みなのだそう。

◇中川敬
「大槻くんの後やりづらいわぁ」とぼやきつつの登場。
しかしまた雰囲気もっていくんだ。
阪神淡路大震災のあとに作ったという『満月の夕』をギター一本で演奏。
曲のメッセージ性にはそれほど同調しないのだけど、なんたって曲と声がいいもんな。
歌い終わると、会場中が一瞬シン……と静まり返る。

◇増子直純
「いい曲のあとすいませーん!感動中のところすいませーん!」
と、わーっと出てきて、また一瞬でお祭りムードに持っていって『オトナノススメ』。
このイベントは嬉しいことに、転換待ちの時間がほぼゼロ。
しかしそれだけに、それぞれベテランの猛者たちが前の出演者の空気を自分のものに持っていくところがスリリング。
ちょっとした火花散ってるような気がする。

◇セッション1
増子さんに、田島貴男、トータス松本もでてきて、世良公則&ツイスト『銃爪』をカバー。
この曲はちょっと前にライブ映像を見て(かっこいい!!!)と思ったやつ。
ボーカリスト3人だけど、いかにもロック声の2人に田島さんの甘い声が入っていい塩梅。
もう楽しい楽しいたのしーい!!

◇田島貴男
特濃の『接吻』を披露。
もともと甘い曲だけに、なんか濃すぎて自分自身の物真似しているような歌いっぷり。
サービス精神旺盛な人なんだろうな。
今回見てるだけでもすごく心優しそうだった。

◇セッション2
田島貴男に中川敬と吉井和哉の3人。
中川敬がさっそく『接吻』の真似をしてからかう(のに対して「歌ってくれて嬉しい!」と返す田島貴男のスイートさよ)。
この3人で、デヴィット・ボウイ『Changes』を、日本語詞でカバー。
濃い声の3人で、色っぽくて素敵だった!

◇スガシカオ
ここまでの濃厚さから一転、すっと出てきて「中庸を目指す」「爽やかな風を届けたい」と。
そんなことを言って歌うのが大ヒット曲の『Progress』なんだからズルイ。
がつがつウケを狙いにいかない余裕ある佇まいに見えてくる。

◇セッション3
だけどセッションは熱い!
KEMURIの伊藤ふみおと一緒に『リンダリンダ』。
これは盛り上がるに決まってるっていうか、盛り上がるよねー。
リンダリンダー!

◇斉藤和義
斉藤和義、斉藤由貴、トータス松本と3人で登場。
斉藤由貴きれい、そして何だか不思議さん。トータスと喋るとふわふわしている。
トークは場繋ぎだったようで、歌うのは斉藤和義1人で『ずっと好きだった』。
この曲あざとい……あざといい……。

◇渡辺美里
強そう!驚くほど友近に見える。
声もでかい!強い!『My Revolution』。
圧倒的大御所感。


長くなってきたのでいったんここでアップ。

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