二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

フィクション!フィクション!

2006-10-30 21:48:44 | 本・漫画
●神田古本祭り開催中!

バイト先から駅までの道が祭りのメイン会場にあたっているので、私にとっては言葉通り避けて通れないイベント。
やあ、楽しいねえ。

一度は読みたい文学、歴史、思想書。
眺めるだに楽しそうなのは動物やら植物やら鉱物やらありとあらゆる図鑑に、画集、カタログ、写真集。
中野あたりで買えばいいのに、つい手に取ってしまうオカルト本や古マンガ。
中身より持ってることに意味がありそうな、うっとり豪華装丁本。
ノスタルジー直撃の絵本、児童書。

全部欲しくなる。
もっともこんなに何もかも欲しいと抑止力(?)が働いて、逆に買わなかったりするんだけど。

今回も前から集めてる作家(R.スタウト、横溝正史、舟崎克彦)以外は買わないことに心を決めた。
決めてみると上記の3人はどれもワゴンに出にくい作家(横溝も金田一物以外は)で、結局スタウトのそんなに珍しくないやつ2冊買っただけに留まった。

「SOME BURIED CAESAR」
「THE RED BOX」

どちらも別エディションで持ってるので、これはコレクター魂の発揮。

今日はこれだけだったが、しかし祭り開催中は毎日通るから、誘惑は続く。
ところで通りすがりのディスクユニオンで聞いたチバユウスケの新バンドの曲がかっこよかった。
日本で歌い方がロックなのは何と言ってもチバ、キヨシロー、甲本ヒロトだと思うの。


●昨日(061029)

実家にいた。
渋谷にオーケンと石井聰瓦監督のトークショーを見に行くつもりだったのが、プレステで「龍が如く」をやり始めたらやめられなくなってしまった。
おっもしろいなー、あれ!
闇武器屋で買った青竜刀で街のチンピラをぶったぎったり、深夜のドンキホーテで犬の餌買ったり、キャバクラで女の子の機嫌とったり。
今度鉄パイプ持ってホームレスのボスに殴り込みかけるんだ。
でもこのゲーム、1)必ず相手から喧嘩をふっかけてくる。2)相手が多数、こっち1人。3)ボコれども殺さず。
この3点があるので、そんなに陰惨な感じはない。

とにかく街がリアルに再現されてて、それで遊べるってのが楽しい。
渋谷とか秋葉原でも遊べるゲームが欲しいなー。
秋葉原だったら、レアグッズコレクターになるもよし、メイドさんやネットアイドルといい仲になるもよし、アキバ狩りの一団を壊滅させる(ミリタリーマニア)もよし、みたいなの。


●土日を実家で過ごし、アパートに戻ってみたら部屋が生臭い。
ハッ!とした。
金曜の夜に作ったうどんを出しっぱなしで忘れてた。
汁の表面に白い膜の張った不気味な見た目に、悪臭。
私は食べ物を大切にする子なのに、やってしまった。

20061028異文化体験スリー

2006-10-29 00:39:04 | 本・漫画
●夕方まで部屋でうだうだしていた。
セロリを塩とオリーブオイルに漬けてみたら美味しかった。
あと読書。

「水滸伝」は、本当に読んでいて悩んでしまう。
“情に厚い好漢”が、
“旅人に痺れ薬を盛って殺して人肉饅頭を作り、それを牛肉と偽って売って生計を立てている”
ここに矛盾がないらしいんだ、この物語的には。
かの江戸川乱歩先生なんて、人肉ハムの話を自分で書いて自分で読んで気持ち悪くなったりしているのに。

だいたい、この話でよいとされている人物像が「強い」「権力に屈さない」「金離れがよい」の3点のようで、わりと日本とは違う。
この3点さえ守れば、暴れようが盗もうが裏切ろうが殺そうが、そこは構わないらしい。
「隠さず言えば命ばかりは許してやろう」と言っておいて、隠さず言うと「やはり許せん」と切り殺す、戸愚呂兄ばりのやり口も。
ある種の筋は通ってるんだろうけど、私にはちょっとわからない。
貧しい庶民の鬱屈を、これでもかと晴らすための痛快物語だということだけはよくわかる。
役人の扱いがなんと言ってもひどいし。

人命とか約束とか礼儀とか大切にしなさいと教えられて育った身としては驚くばかりだけど、ただ、読んでて面白いのは確か。
豪快で、美談や道徳話に終わらない生々しさがあって、市井の人がそれぞれの人生を送っていることが感じられる。
湿っぽい日本や重厚な西洋の物語にはない、風通しの良さが魅力だな。
人の生き様をノンフィクションで見ている感覚。


●夕方から吉祥寺に出て、友人のお母さんが企画したコンサートを聞きに行った。
バイオリンとチェロの演奏と、それに併せて踊るダンサーの方が1人。
前にも何回か招待していただいていて、今回はわりと近代のクラシック曲を演奏したらしい。
ダンサーの方は、毎回思うけど独特の存在感のある人だ。

私のバイト先の人もお誘いしていて、コンサートの後、その方と友人と3人で夕飯。
うっかり仕事面の愚痴と私生活の愚痴と、両方ぶちまけてしまい、2人には悪かったものの私はすごくすっきりした。
でもすいません。

で、楽しい夜だったんだけど、ひとつ失敗。
昨日買ったばかりの靴をはいていったら靴擦れになっちゃって、痛いの何の。
写真は新しい靴と、私の可哀想な太いつま先。
これがそれに収まると思うかい?
実際痛かったのはかかとなんだけどね。

20061027DMCZARAのほほん学校

2006-10-28 01:38:20 | 大槻ケンヂ関連
●バイト先の人と軽くもめ、さらに言いたいことを言い損ねた。
私は保護者でも責任者でもないと言いたかった。

グレた気持ちで昼休みに「デトロイト・メタル・シティ」2巻を買って、腹がひきつるほど笑った。面白すぎる。
もう東京タワーがまともに見られない。

「七転び八レイプ」とか思い出し笑いをしながら午後の仕事。
今日はファッションを離れ、気持ち悪くなるほどエプソンの記事を読んだ。
カメラやオーディオやパソコンの専門誌が多くて、ついていけない世界。
そういう雑誌では浅草キッドやサンプラザ中野が連載やってて、それを読めるのは楽しい。


●バイトのあと新宿へ。
写真は駅に貼ってあった「仏像展」のポスター。
その並びでみうらじゅん~?
みうらせいこうでトークショーやったらしいが。

給料日だったので、駅前のZARAというブランドの店でコートと靴を買ってしまった。
ZARAはお手頃な値段のわりにカジュアルシックなデザインが使い勝手がよく俳優やファッション関係者にも結構着られている、という知識をファッション耳年増の私はもっていたのだよね。
海外ブランドのせいかサイズも豊富でよかった。
靴のサイズ25.5が普通にあるって珍しい。

7時頃ロフトプラスワンの前を通ったら、スーツにメイクしっかりの掟ポルシェ氏がなんか飲んでいた。
今日の「オーケンのほほん学校」のゲストだ。


●オーケンのほほん学校。
ラッキーなことに前から2列目に座れた。

いきなり宮脇鉄也さんと「GURU」「おやすみ」で、始まった途端にエンディング感を醸し出す。
告知やお知らせや近況報告があって「あのさぁ」。

ゲストの掟ポルシェ氏が登場。
掟さん、なんかぼやきモードというか、疲れてる?
と、思ったら、なんと今日の午前中も川を泳いで渡ってきたそう。
テレビ業界は辛いらしい。
テレビに出ることがいかに恐ろしいか、いかにひどい目に遭わされるか、めちゃめちゃ熱弁を振るうオーケン。
テレビに出てる人には根っからの芸能人と、たまたまテレビに出ちゃった芸能人風の人がいるとか。
それに対して「でも音楽売れないしテレビでなきゃ食えないですもん」とダレきってる掟さん。

しかし考えたらオーケンて東京生まれ東京育ちの豊かなお家の次男坊で、デビューも早くて“生活していくために働いた”ことってないんじゃなかろうか。
テレビこそそれほど出てないけど、立派な純粋芸能人じゃないのか。

掟さんとのぼやきトークの後、短い映画上映。
主演原案:大槻モヨ子、監督:ケラ、音楽:空手バカボン。
幻の8ミリ映画「中央線ヤクザブルース」。
これがなかなか切なくていいの。
画面は暗くて、演技はド下手で、ストーリーはシュール。
それなのに切ない。
早朝の中央線に揺られていく十代の少年(オーケン)の横顔が胸に迫る。

それから元ヤングスのふぁんたろーが出てきて、重大発表。
ええっ、それをケラさんが!?という話。
今回ののほ学は日記に書いちゃいけないニュースが多かった。

ファンタ、ロリータ18号マサヨ、ベラ、DAIGOの「大槻ケンヂと名前は何でもいい!」メンバーが出てきて告知。
マサヨさんはかっこいーなー!

ベラさんのアコギと2人で電車の「OUTSIDERS」「テロルおじさん」「お別れの背景」。
やっぱり電車の曲いいなー。
電車も来年2月に再結成だとベラさんが気楽に言ってらした。

これで終了。
2列目なんていい席で楽しかったな。

誰もが言うこと

2006-10-26 23:13:58 | 日記
●新庄、よかったなー!!かわいいやつめ!
こんな選手はいなかったし、これからも現れないよ。
北海道のチームにこんなに注目が集まるのもいいことだよね。
新庄がいなくなっても勢いが続くといい。チームには男前も宇宙人も揃ってるし。
地方のチームの活躍ってのがとにかくいいよ。
野球界はドラマが続いてるな!!

私の好きな清原にも、もう一度栄光あれ。


●ちょっと風邪気味。
大事にして早く寝よう。

人間の戦い

2006-10-25 22:56:14 | 本・漫画
●寒くて掛け布団を増やしたら、重力に逆らえなくて苦しむ悪夢を見た。
重すぎるのか。
寒さとどっちとろう。


●今日は授業をサボって、バイト終わりからファミレスで3時間ほどかけて「白鯨」を読み切った。
ロイホでコーヒー7回ぐらいおかわりしたり、マッシュポテト食べたりしながら。
アメリカ文学を読むときはアメリカ気分を盛り上げて。
その感想。どうぞ読み飛ばしあれ。

・気の毒なスターバック。哀れな人間の理性。
・およそ人間の持つ狂気、炎のような意志、冷静な理性、冷めた皮肉、純粋、無垢、野蛮、技術、知恵、知識、経験。そのすべてが藻屑と化した、この悲劇に、しかし喜びを感じずにはいられない。長い長い航海の果て、全力で戦いを挑むものを苦もなく叩き潰す白鯨の姿に、運命に立ち向かわぬ己の弱さに言い訳を与えられたような気がする。安全な陸から、ほらそんなことは無駄ではないか、大人しくしているのが一番だったではないかと嘲笑したいような気持ちがある。
・私が弱い人間であるために、運命に戦いを挑むような強者は皆倒されてしまえばいいという、嫉妬心からくる矮小な憎しみを覚えるのか。
・これは私個人の性質か、日本人から西洋人への感情の一種か。
・鯨に出会うまでの退屈な長い長い航海はすべて暗示的。メルヴィルはいっそ運命に弄ばれたかったのではないか。神を疑うことに疲れて?
・それにしては強靱な意志がなくては書けぬ小説。それを書かずにはいられないほど苦しかったか。

コーヒーのスターバックスは、「白鯨」に出てくるスターバック一等航海士(コーヒー好き)かららしい。
でも原作にはコーヒーの描写なかったから、映画版の設定かも。


●写真は意味もなくアパートの天井。
木造四畳半の貧乏臭さが伝わるでせうか。
天井の染みの数かぞえてる間に終わっちゃうよ……。

それしかなくて

2006-10-24 23:50:57 | 本・漫画
●スペイン語の辞書を引いていたら、みょうに可愛い挿し絵を発見。
バセット犬というより、ソーセージ・ドッグ。
授業中に和んだ。
カピバラやイグアナの絵も可愛い。


●バイトの昼休みに、また本を購入。

日本探偵小説全集3「大下宇陀児 角田喜久雄集」
本格派国内ミステリが読みたくなって。

ミルトン「失楽園」上下巻
神に背いた大天使が墜とされてサタンとなり神への復讐を、という、いわゆる厨設定の種本のような古典。
一般に言われる天使と悪魔云々は聖書じゃなくてこの本からなんだね。
知らなかった。

それで今読んでいるのは相変わらず「白鯨」。
アメリカの捕鯨船はとった鯨から歯と皮下脂肪だけとって、あとの身はそのまま海に流して捨ててしまうのだ。
本当に、リンゴで言ったら剥いた皮と軸の部分しかとらなくて、驚きのもったいなさ。
これだから歴史のない野蛮人は、と思ってみた。

肩ぶらんぶらん

2006-10-23 22:04:49 | 音楽・映画・DVD・ゲーム
「SUMMERS LIVE5」のDVDを見つつぐったり。
いや、さまーずはすごく面白いよ!
ただ体調がちょっと。
筋でも違えたのか、右腕に力が入らない。何これ。
痛みはほのかなんだけど腕ごとだるくてぶらぶらする。

それにつけてもさまーずは笑える。
センスが都会っていうか、小粋なとこあるよね。
華がある。

スイス旅行に行った課長のおみやげのハイジチョコレートを食らったりしつつ。
チョコ食うと口の中酸っぱくなるわ。
チョコはよしとして、なんか仕事はすっきりいかない。
もう課長通さないで、取引先の人と私が直接やりとりしてーよ。
変更事項はちゃんと伝えてほしいと。

それにつけてもさまーず。
めちゃめちゃ「アッハハハハハ!」とか言ってるので、アパートの同居さんはイヤだろう。
バラエティだと三村さんの天然と瞬発力が目立つけど、大竹さん、おっもしろいなあ。
マイナスターズの曲は耳に残るし。

笑いながら愚痴ってみたのか、愚痴りたいことがあるけど笑っちゃったのか。

ファミコン世代

2006-10-22 22:12:56 | その他のライブ・イベント
●昨日の夜に実家に帰ったら、犬が悪い遊びを覚えていた。
寝転がって壁にゴンゴン頭を打ちつける、というもの。
涼しくなったせいか元気が余って、じっとしてられないらしい。
しかし「ゴンッ!ゴンッ!」って相当でかい音をさせてるけど痛くないのか、楽しさはどこか。
それをやるたびに人がかまうからかもしれないけど。


●このところ車の運転をやっていなかったので、練習のため少し遠出。
ドライブスルー、ガソリンスタンド、洗車、車庫入れなどを体験。
免許を取ってもうすぐ2年、上達速度が遅いなー。


●それから地元の味の素スタジアムに「FC東京 対 ガンバ大阪」の試合を見に。
父の仕事のおつきあいで行ったので、サッカーのルールもよくわからない状態で周りのファンに申し訳ない。

でも、わからなくても面白い試合だった。
前半はガンバが圧倒して2点先取。
ところが後半、FC東京がねばり強く攻め込み、間をおかずに3得点のそのまま逆転勝利。

そんな展開に東京ファンの盛り上がるまいことか。
近くにいたおじさんなんて「ざまみろガンバ!ざまぁカンカン!」と叫んだもんね。
ざまぁカンカン、て。
そんなスラングを口走るとは、よっぽど嬉しかったか。


●家に帰ってプレステ2で遊んだ。
もうすぐ続編もでる(もう出た?)「龍が如く」。
世間的には今さらだろうけど、面白いねー!これ!
主人公はヤクザで、基本的にはひたすら喧嘩するゲーム。
リアルでは人に手をあげたこともない私が、ゲームでは金属バットでチンピラを殴り倒し、悪徳金融社長の顔面を机に叩きつけ。
スカッとするなあ。

娯楽デー

2006-10-21 23:54:40 | 本・漫画
●昨日発表と課題提出が済んだので気楽になった。
というわけで夕方まで寝たり本読んだりしてゴロゴロしていた。

読んだ本。

「水滸伝」(岩波少年文庫 松枝茂夫編訳)
読み途中。
チャンチャンバラバラで面白いことは面白いんだけど、乱暴だなー。
中国の超・現実主義みたいなのが強烈。
中国人の「善」とか「良」の定義がさっぱりわからない。

発表は済んだけど「白鯨」もまだ読んでる。
文学としてはもうおいといて、海洋冒険小説として楽しむことにした。
まあ鯨について詳しくなる小説だこと。

読みつつ合間に昼寝。
一歩も部屋から出ないのも幸せな日だった。


●夕方から吉祥寺にでて買い物。

アニメイトで「Be-boy phoenix2 不細工特集号」
なーにを買ってんだ。
棚に見つからなくて店員さんに「ビーボーイフェニックスの2巻ありますか」訊ねたのが激烈に恥ずかしかった。
持ってきてくれた店員さんの顔をまともに見られず、そそくさと店を出た私はだいぶ純情(パイン)。

タワレコで
TOKIO「Harvest」
オムニバス「The Very Best Covers OF 有頂天」
セルジオ・メンデス「THE SWINGER FROM RIO」
DVDで「さまぁ~ずライブ5」

それからHMVで
映画のサウンドトラック「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」
DVDで「爆笑問題のススメ Vol.4」(ゲスト:富野由悠季、京極夏彦、中島らも)

わりとメジャー志向。
しかし勢いで買いすぎた。
さまーずとかTOKIOとかレンタルでよかったかも。

061020うるさいことを言う

2006-10-21 00:02:25 | 本・漫画
●今日は成長したわたくしだった。

(成長1)
今日でやめてしまうバイト先の人に、携帯のアドレスを渡して「寂しくなります。メールくださいね~」と言えた。
普通に”ちょっと話す”ぐらいの関係の人だったんだけど、そういう人との普通っぽく親しみのこもったコミュニケーションができた!
ちょっとした人付きあいに全力の勇気がいる性格で。

(成長2)
昨日の日記に書いた「白鯨」についての発表。
自信満々でのぞんだけど、いざ教授の前で発表したら、私の自信などあまいあまいあまいあまい物だということがわかってしまった。
もっと深く、もっと丁寧に読むことができたはずだった。
今思えば、全力で取り組んだとも胸を張って言えない。
しかし読み進んだ方向性はだいたいにおいて間違っていないよう。
というように、自分の立ち位置が少し見えた。

(成長3)
スペイン語の提出。ちゃんと期日通りに課題を提出している。えらい。
こっちは勉強した分だけできているだろうというくらいの自信。
言語の学習は、なんといっても単語を100回書いたりするのが結局近道なんだけど、そういうことは誰かに強制されないとやらないのよね。


●ふとテレビをつけたらNHK教育で、やけにツボにはまる、かわいいデジタルアニメが流れていた。
調べてみたら青木純さんという人の「奈良鹿物語」という作品だった。
ここで見られる。
「こたつねこ」というのも可愛い。
才能のある人ってたくさんいるものだ。


ほぼ日刊イトイ新聞の、糸井重里氏のコラム「今日のダーリン」に、なんとなく感銘を受けた。
言葉も内容だけじゃなくて出会うタイミングが大事で、今日はこの言葉のタイミングだった。

訊かれる、考える、答える、さらに訊かれる。
このくりかえしのなかで、
それまであいまいだった自分の考えが見えてきます。
鏡や写真がなければ、自分の姿を知ることができない。
不思議なことに、ぼくらの目の位置は、
自分自身を見えないところに付いているんですよね。

訊かれるということ、見られるということ、
この「受け身」の姿勢の連続が、
次の行動への土台になるわけですね。

思えば、
恋人同士が、たがいに訊いたり訊かれたり、
見つめたり見つめられたりしているのも、
おなじなのかもしれません。
興味を持ったり持たれたりすることが、
どれほど人を育てるか、よくわかりますわ。