この靴。
●運動
仕事帰りに新宿へ、靴を買いに。
今もっている靴はもう履き潰したもいいところで、買わないとまずいと思ってたんだ。
一足、会社なんかに履いてく用のフラットシューズを購入。
もう一足、がんがん歩ける靴が欲しいと思ったので、ほぼ人生初のスポーツ用品店(というかアディダス)入店。
これまでの我が人生、何に縁が無いって「スポーティー」に縁が無かった。
当然ながらアディダスの店内はスポーティー濃度が高い。
異界に行ったようだった。
ショッキングカラーとパステルカラーの服が好きじゃなくてほぼ着ないんだけど、スポーツ用品はほぼそのカラー。
あとは白か黒かサムライブルー(スポーティーの次に縁が無いものは「サッカー」だ)。
しかし休みのたびに1万、2万歩と歩くからにはやっぱり歩ける靴は欲しい。
用途を話したら、ショッキングピンクに身を包んだスポーティーの妖精のような店員さんが、写真の靴を勧めてくれた。
デザインは苦手な種類だけど履き心地は良し。
よくわからないので店員さんの勧めるままに購入。
帰宅後。
せっかくランニングシューズを買ったしと、その気になってランニングしてみた。
いや、走れないとは思ってたけど走れないな!
2kmくらい(すぐ歩いたから走ったの実質1kmくらい)で帰ってきたけどもう筋肉痛だ。
靴のおかげか、筋肉は痛いけど関節(膝とか腰とか)は痛くない。
三日坊主でやめるのもサザエさんぽくていいけど、まあ、できたら週に何度か走ってみる日を作ろう。
いつかあの、CMとかでみる、イヤホンで音楽聴きながらスイスイ走る人になれたら楽しかろうな。
●本
・国枝史郎
『赤い手』
翻訳物調のオリジナルなのかな?
チンピラとビッチが悪だくみと仲互いって雰囲気は嫌いじゃないけど、なんか、もうちょっと凝った筋立てにできたんじゃないだろうか。
物足りないような、惜しいような。
『人を呪わば』
発表当時のスラングが面白いし、オシャレにすら感じる。
「地獄だな」って、どういう意味で使ってるんだろう。
・正岡子規
『車上の春光』
不健康な身での"おでかけ"の嬉しさが溢れていて、読んでいるこちらも嬉しくなるようで、また悲しくなるようで。
『九月十四日の朝』
病床にいるからか、健康なら見逃すような日常の一つ一つの出来事が大きく書かれているのがいじらしいような気になる。
高浜虚子あんまり好きじゃなかったけど、こういう看病の話を読むと嫌いになれない。
子規の、淡々とした記録のような文章好き。
青空文庫で読めはするけど、随筆集の『飯待つ間』欲しいな。