近くて遠い人

●同居さんの謎。

この前の日曜から同じアパート（下宿）に住み始めた“少女のような老婆”の人（同居さんと呼ぶ）。
この方、住み始めてみたらいろいろと不思議。

不思議１：音がしない。
部屋同士は隙間だらけの木の扉（引き戸）２枚でしか遮られていないにも関わらず、歩けば必ず軋む木造築30年にも関わらず、同居さんはいっさい音を立てない。
なんの気配もない。

不思議２：トイレにいかない。
私がだいたい夕方６時に帰り、寝るのが０～１時。
その間、同居さんは一度もトイレにいかない。
別に見張ってるわけじゃないけど、トイレに行くには私の部屋の前を通らなくてはならず、水を流せば聞こえるはずだから。

不思議３：靴がない。
玄関に同居さんの靴は一足もない。

不思議４：常に部屋の窓が開いている。
外の道から見あげると、同居さんの部屋の窓はずーっと全開。

だからもう住んでないのかと思った。
物置かなんかとして借りただけで、本人はいないのかなと。
そうしたら大家さんも同じことを思ったのか、今日「○○さん、いるんですかー？！」と戸をドンドン。
そうしたらガラッと開いて（部屋にいた！）

不思議５：部屋から出てきた同居さんは、引っ越しの日とまったく同じ服装。
偶然と考えてもいいけど、偶然じゃなくて毎日同じ格好してる予感がひしひしとする。

心配してたような「他人の気配で気疲れする」ことはないんだけど、あの人はなんなんだろう。
とにかく気配がない。
すでに死んでいることに気づいていない人ではないだろうな。


●マンガ購入。
ワンピースとモテ王の新刊と、諸星大二郎「諸怪志異　壺中天」。
ワンピースは熱いな！
そげキングがロビンを助けにくるところで涙が…。
モテ王はきっちり笑った。
壺中天は笑いあり怪奇ありの名人芸。
阿鬼かわいい。
でも結構本気で怖い話もあるんだけど。


●バイト先のすぐ近くに歯医者があるのを見つけたので、帰りに予約。
今は別に痛くないけど、歯については常に不安があるので見てもらうことにした。
明日忘れないようにしなきゃ。