二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

ようこそ人生の先輩

2006-09-02 22:28:26 | 本・漫画
●朝起きてNHKを見た。
「課外授業 ようこそ先輩!」という番組で、吉田戦車氏が小学生にマンガを教えていた。
派手なシャツが怪しく似合ってわりとかっこいい吉田氏。
マンガのネタを探したりして楽しそうな小学生。
ネタがスベって恥ずかしそうな吉田氏。
微苦笑をたたえる小学生。
おもしろかった。

ところで「吉田戦車に憧れて」「吉田戦車に影響されて」漫画家になった人っているのかな。
あまりイメージがうかばない。
“親しみやすくて真似できない”(by糸井重里)作風だし。


●普段なら二度寝の土曜朝に起きてテレビを見ていたのは、今日からアパートに新しい人が入ることになって、その人の引っ越しの物音で寝ていられなかったから。
アパートと言っても一般にイメージされるような(火サスで刑事が聞き込みに回るような)アパートではなく、私が住んでいるのはどちらかというと下宿。
人の家の部屋を一つ使わせてもらってる状態なので、新しい人が来ると、知らない人と一緒に住み始めたような緊張感がある。
トイレ、廊下、階段、玄関は共同だし。

越してきたのは少し前の日記に書いた“少女のような老婆”の人。
改めて見たら六十代くらいで老婆と言うほどじゃなかったけど、白髪交じりのロングヘアと、短いキュロットスカートからむき出しの痩せた足が、やはりインパクト大。
そして一人称が「わたくし」。
やけに声と話し方がきれいで、声だけならめぞん一刻の音無響子さんに当ててもいいような、おねえさん的マドンナキャラっぽい。
個性派だ。


●そんなお隣さんと挨拶したのち、私は吉祥寺へ。
写真は吉祥寺で食べた、はなまるうどんの温玉ぶっかけ。
オーケンにバカにされようとも、ブログにランチの写真をアップしようじゃないか。

少しうろついてから実家へ。
最近、実家に帰りすぎだな。
実家では読書して昼寝して眉を剃った。
代わり映えしない。

ドミンゴスの吉田一休氏がメキシコから帰ってきてるらしいから(キュンとくる文面のメルマガがきた)、メキシコの公用語でファンレターでも書くかね。
ナカジマノブ博見にいくし。
9月は3-10chain、人間椅子、ドミンゴスと、水戸系(ノブ系?)のライブが多い。


●今、毎土曜日に「おとこはつらいよ」をテレビでやっていて、見るとなかなか面白い。
今日は「寅次郎 あじさいの恋」。
若い榎本明がいかにも生真面目でいいのと、薄幸の権化のような石田あゆみが恐ろしい。
いや、それにしても寅さんはダメな男だよう。
一緒に見ている祖母が大笑いしたり、「まったくこれだから寅さんは」なんて、まるで親戚のように言うのが、リアルタイムで見てた人っぽくて素敵。