先日、RCA箱システムの「ビクターリボンツィーター」が「裸」のままでしたので、専用ケースに収めるべく愛知県の「リンホフ工房」殿へ出て行っています。
左の写真で一番右側に有るツウィーターです。7000Hz~100000KHzまでを受け持たせています。
オリンパスシステムや自宅の707Jシステムには既に同じユニットを専用ケースに収めて使っています。なかなか出てこないユニットなので3セット揃えるのに時間がかかりました。
現在、このユニットなしで聴いていますが、「高域不足」を感じます。もともとこのユニットは「直接試聴」では鳴っているのかいないのか確認できませんが、有るとないとでは全体のサウンドに大きく変化を与えます。入手価格は数千円程度のモノですが、専用ケースが2万円かかります。
このユニットの効果は「定位が決まる」の一言です。このユニットを繋ぎますと「定位」がピシッと中央に定位し、身じろぎもしなくなります。今回は高域の一翼を担うサウンドも出している事が判り新発見でした。
JBLの3大ホーンシステムは「音が面で出て来ます」のでこの「定位」は非常に重要です。これが揺らぐと安心して音楽が聴けません。左写真で「花梨材箱」に入っているユニットです。
尚、このビクターのリボンユニットは1193と云う型番では有りません。外見はそっくりですがマグネット部が薄く、超高域仕様になっています。