Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムの高域用アンプの交換 つづき

2014年07月28日 | ピュアオーディオ

昨日高域用パワーアンプを交換しました。その後聴き続けて行くと「音のバランス」が崩れている事を感じました。

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音圧的に高域が負けています。10W/ch有るので充分なはずですが、高域の押し出し感が足りません。このサトリアンプにボリュームは付いていません。こうなると調整はチャンデバのアッテネーターでしなければなりません。交換前のチャンデバのアッテネーター位置はすべて「ゼロ」(PASS)ボジションでした。この高域アンプを使うと中域はー4db、低域も-3dbぐらいまで絞らないとバランスしません。引き算の調整は個人的に好みません。チャンデバのアッテネーターを使うとSN比や音の劣化を感じます。

他の良い方法はないかと思案した揚句、別の件で以前プリアンプを2台使う方法を使った事を思い出しました。それなら高域用パワーアンプ単体を「プリ+パワー」にして、プリのボリュームでコントロール出来ないかと考えました。

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サトリのミニアンプは非常に小さいので、スペース的なメリットは非常に有ります。どちらのアンプも内部配線を「SuperTrail仕様」にしていますので、音質とドライブ力は十分になります。ちなみにこのアンプでJBL#4345(46cmウーハーシステム)を楽々とドライブ出来ます。

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プリアンプが入った事で、増幅とボリューム(音量調整)が簡単に出来ます。音量調整だけのつもりで導入したのですが、音数・解像度アップ、質感の向上もしてくれた様です。現在は上記の写真の様にセットして使っています。これでクラシックももちろんかなりJAZZも聴けるようになりました。


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