Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

AKAI DX-230Dのトラブルの件

2014年11月05日 | ピュアオーディオ


写真のAKAI DX-230Dはミドルクラスの7号リール用のデッキです。入荷した時の動作確認で、「録音」意外はほぼ完動品でした。再生専用に使うなら・・・と思っていたのですが、昨日のTEAC A-7030GSLのトラブルモード(録音回路のルーズコンタクト)で思い出して、DX-230Dも実際に録音をして見ました。すると、「正常」に録音できるでは有りませんか!!!



SOURECも音がかすかにしか出なかったものが、正常な音量で出て録音も出来ています。2~3日前にSOUREC SWのON・OFFを繰り返すと、VUメーターがかすかに反応していたのを覚えていました。毎日朝SWを入れて、夕方にOFFにする。時々再生をさせて使っていただけです。使ってやるだけで機器が「生き返って」来ます。中古機器の動作確認に「即断」は禁物です。

前回チェック時の判断では、この機器(DX-230D)だけは修理に出さないと直らないだろうと思っていましたが、こうも簡単に復帰してくれますと嬉しくなります。音質も2TR38には及びませんが、結構高い質感を持っている様です。やはり3ヶ月から半年使って見ないと本当の事は見えてきませんね。これで4TR19cmの7号リールが使えるようになり、「録音遊び」が出来るようになりました。

TEAC A-7030GSLもAKAI X-165Dも使い込んで行く事で直ってくれればラッキーですが、一見良さそうに見える物ほど深刻なトラブルを抱えている場合が有ります。7030GSLは録音回路の中に、「ルーズコンタクト」モードのトラブルを抱えていると推察しています。おそらく半田付けの部分にクラックが入っている可能性が有ります。X-165Dも入力回路に接触不良かボリュームの不具合が有るかも知れません。


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