JBLオリンパスシステムと自宅システム(SP-707J+α)の違いは、サウンド的には低域のLE15 VS D130 ユニットの違いが一番大きいと思う。低域のユニットが全体のサウンドの70%位を占めますので、この部分の質感やエネルギー感・反応の速さ等が基本的に違います。
オリンパスシステムは基本的に「オーディオマニアの正当性」的な機器を使っています。各機器のサイズや重量は20Kgを超えるものが殆どで、重厚・長大な機器が多いです。一番重いのは低域用パワーアンプのM・レビンソンNo.431Lの42Kgです。このアンプはサイズ(特に高さ=収納性)と出力(200W/ch)で選択しました。
自宅システムは「個人的スタンス」で選択しています。出来るだけ軽い機器とサイズの小さいものを選択しています。殆どの機器が15Kg以下です。(基本10Kg以下)
歳をとってくると、大きく重いものは避けたいと考えての事です。その分、小さくても高性能な機器を選択しています。
大きな違いはラインケーブルをXLRケーブル(平衡回路)とRCAケーブルで使い分けています。大きなサイズにはXLRで(オリンパスシステム)小さい機器にはRCAケーブル(自宅システム)を使う様にしています。
目指しているサウンドの方向も違います。
1)オリンパスシステム →原寸大でリアルなサウンド
2)自宅システム →幻想的でいつまでも聴いていられる心地よいサウンド
(パワーアンプの見直しが必要になるだろう)
どちらも手元に置いて置きたいシステムですが、最終的には1つを選択せざるを得ないでしょう。そうなると、合体させて一つにする手も有ります。